ツナさんの小部屋

団塊世代のおじさんの趣味や生活の一部を紹介します。同じ趣味を持つ人たちと交流できればうれしいと思います。

2009陶芸#7

2009年05月13日 19時42分45秒 | ツナさんの土ひねり
 先日来、信楽の土で湯飲みを一生懸命作ってきましたが、もう100個くらいは作ったし、信楽の土がなくなったので、今度は在庫がある備前の土でビアマグと花入れを作ることにしました。

 今のところ窯元が忙しいようでまだ素焼きもできていないのですが、窯元が焼ける状況になったときのため、頑張って作っておきたいと思います。

 というわけで、今朝はビアマグを10個ばかり作りました。
 

 信楽の土は、砂が入っていることもあり、ざらざらしていて削りの時など摩擦のため指先に痛みを覚えることもありますが、備前の土はまるでチョコレートのようなねっとりとした柔らかい感触です。

 できあがったばかりのビアマグを上から覗くと、こんな状況です。
 

 これは、一つの大きな土のかたまりから、いくつかの作品を作る「数引き」というやり方で作ったものです。一つの作品を成形して底の部分を「しっぴき」という切り糸で切り離し、乾燥させるための板に移すのですが、こういう形のものは、持ち上げるのが大変です。湯飲みなどは左右の手でじゃんけんのチョキを作り底の部分を指で持ち上げれば簡単なのですが、この形のビアマグは指をかける部分がなく、おまけに備前の土はぬるぬると滑りやすいことから、結構気をつかいます。

 明日は、半乾燥の状態で下半分を削って形を整えたいと思います。