突拍子もなくキハ58系 ふ、再び

2020-10-17 | 鉄道模型
模型に触る時間は大した時間の長さでは無いのですが結構必死の集中力で取り掛かって居ます。


キハ58系、今頃になって編成の仕立てや色々な工夫に取り掛かって居ます。

この場合は新旧の動力装置の入れ替えを企みました。 下回りごと交換です。


左;「新」2002年ナミキコアレスモーター+IMONギヤ 13:2
右;「旧」1999年マシマ1224モーター+MPギヤ 13:2

旧システムはHOmフェロースイスと同じ仕組みですが、HOmとHO1067では同じ12mm軌間でも車両の大きさ、特に重さが2倍以上大きくなるのでやや不満足な走行性能でした。

新旧の車両が編成を組んでもあまり問題になることはありません。

理由は車体が充分重くてモーターが負ける傾向にあるからです。

しかし、「新」は走り始めが早く、最高速度は「旧」が速いです。

力は「新」がはるかに強く、「旧」の場合はMT比を心配する必要があります。

編成見直しの機会に「旧」だけの編成と、「新」がリードしていく編成に動力を集める算段を考えました。


乘工社がフェロースイスで散々使ってきた構造をとって居ます。 基板を使って配線して接点を使って連結して上下は完全に分かれます。

キハ58同士であれば上回りが違うだけですから簡単に交換できます。

この頃のパネルはKATO製でそれを中央の電球で光らせるセットケースになって居ます。

そのケースが引っかかって分解し難い個体もありました。


何故2002年に青箱を増備したのか?

非力で山を登るのがきつい旧動力に喝を入れる強力動力車が欲しかった・・・いやもっと言えば「新」は理想的な走りを実現して居ます。 12V時に無負荷回転数6800rpmという低回転に13:2の静かな走り!

マシマモーターが直径14mm小判形で厚み12mmのところナミキコアレスは直径12.5mm、長さ30mmです。 モーターホルダーの取付位置ビス穴の位置を変えるだけで解決したというのは奇跡です。

ちなみに札サウの10両編成〔大 雪〕〔紋 別〕〔はぼろ〕は2~3両キャノンLN14の両台車駆動に改造されて居て走りは最高です。 残りはモーター撤去です。 何両だか忘れました。 20年以上前ですから。


いつものことながらIMONカプラーHO-121を一気に20個組み立てます。

〔き そ〕の時はHO-125を使いましたがこの秋田編成ではHO-121を使ってみます。


あっという間にナックルを組み立てて


あっという間に20個出来上がり。


付けてみました。

伸縮機能がありますからどっちが有利ということがよくわかりませんが、甲乙つけ難い感じがします。

IMONキハ58系のカプラー座には2mmほどの違いで2つM1.4のタップを切った穴があるのです。 

前にHO-121を付けるのを標準にするのか?

後にHO125を付けるのを標準にするのか?

という問題で、両者の見え方の違いはIMONカプラーのカプラーポケットが「なんちゃって胴受」に見える見え方の差の違いです。
従来の密自連形ナックルカプラーも「なんちゃって胴受」効果を狙って居ました。


体重、大事な日ですが、平行で終わりました。


明日は忙しいし、宴会もあるかもしれません。 体を破損しない様に気をつけます。


今日が平行だったのは悪い知らせですね。 警鐘ものです。