キハ58・キハ28 天ワカ

2020-10-23 | 鉄道模型
昨夜は眠くてアウトでした。


急行表示を切ってみます。

油性ペン+アクリル塗料=アウトだったのですが、赤い文字(クロマチック)も少し溶けている感じ(・・・私がアクリル塗料の怖さを知らないだけか?)

スチロール樹脂にインレタ転写だけにしてあるものは20年経過でかなり劣化している風に見えます。 スチロール樹脂がダメということ?


入れてみました。 まあまあそれなりですが、細くシャープな急行文字がアクリル塗料で少しだるくなっている感じには成っています。

長期的には素材を考える必要があるかもしれません。


折角分解しているから椅子の背中に色差したくなります。

左から「フラットレッド」「デッキタン」「バフ」です。

「デッキタン」に赤を入れて僅かに黒を入れて背中用の色を作ることにします。


筆塗りして、立てかけて乾かしたまま他の用事をしに工作台を離れます。

左のボディーはキハ58で、グレーの外箱の中にはエアタンク類を黒に筆塗りした28と58の床下機器が置かれています。

右のキハ28のボディーの上には器具箱以外を黒に吹付塗装した車端部床下が見えています。


椅子の背中も乾き、思ったような色になりました。 トイレ寄りポスターも見えます。

ポスターは運転室寄りには「近畿地方地図」「西日本の特急です」を貼ってありますが、トイレ寄りは「アサヒビール」と「大丸の広告」です。

このキハ58系は天ワカ所属だからです。


話は違ってキハ28とキハ58、床下機器を全て外すと全く同一の下廻りです。


キハ2両のトイレ、洗面所にDCC用の8PIN差込口が有り、アナログ運転用に連結PINが差されています。

キハ58、キハ82系の床板は室内装置取付板と配電基板に挟まれています。

これは乗工社がフェロースイス製品に使っていた技法です。

HOmにぴったりの構造だと思います。 大きな日本型には困難もあります。


箱物には絶対優れたこの構造、なぜ日本の箱物製品がこの構造にしないのか?

私はアングルにインテリアを載せる技術に長けています。 でもそれは普通無理に近いです。 椅子がちゃんと並んでいる製品、作品まず見たことありません。

「この構造しか無い」の要諦は平らな床板に椅子が並び、椅子を避けて数カ所アングルになっている事です。

アングルは左右一本ずつ車体側面裏側に半田付けします=其処は普通のアングルとなにも違わないのです。

そして室内灯は下廻りと一体です。 車内仕切が無くても何の問題も無いです。 IMONの113系がそれですが妻面の位置に室内灯支えが妻に隠れるように立てられています。


床下器具が取り付けられました。

器具箱を残して黒を吹き付けましたが、実車の詳細な写真を見ていて色々疑問があります。

補助空気溜みたいなものの黒と器具箱のグレーはまず動きませんが、梯子、ジャンパー栓受などは黒いものとグレーのものが色々存在します。

現役使用中のキハ58系は黒もグレーも無く独特の茶色一色になっていますがメーカーの落成写真などに色が判るものがあります。 ただ、メーカー落成は間違っている事も多いので気をつけなくてはなりません。 


キハ28の方だけ「急行」が入っています。

理由はキハ58は番号無しなのでインレタ一切無いので先頭に使わない腹づもりなのです。 キハ28の渡り板裏側には形式番号が白で表記されているのです。

昨日此処までやっていましたが、午前3時となり書けなくなって今日に回りました。

今日の分は、また眠くてダメです。また明日へ。