3月末のアクアリウムバスのイベントで連れて来た子。ハゼ科・ベニハゼ属のベニハゼ。ベニハゼ属の魚はイソハゼ属と違い、そのほとんどが深場にすみ自分では採集できないので、業者がとってきたものを購入するしか入手するすべはない。本種はそんなベニハゼ属のなかでは比較的浅場にすむというがそれでも少しは深場まで潜らないと、出会うことはできない種である。小型種ではあるが丈夫で飼育しやすい。
もう1種の小型ハゼがこのミナミイソハゼ。イソハゼ属は種類が多く、比較的浅瀬に生息するため磯採集でも出会うチャンスはある。鹿児島県の離島から連れて帰って来た子で、四国の磯にもいるというが見たことはない。というか四国でイソハゼ属は宇和島近海のイソハゼと、高知県のナンヨウミドリハゼしか見たことはない。もう少しもぐれば色々といるのだとは思うのだが、椎名さんは浅場でばしゃばしゃするだけなので、そういうのにお目にかかるチャンスはないのだ。
もともと暮らしていた共生ハゼのヒメダテハゼ。これも沖縄出身の子で、ニシキテッポウエビと同居している。しかしニシキテッポウエビがかなり砂を掘ってしまう。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます