魚のぶろぐ

2006/5/28~。現在復旧作業中です。ご容赦願います。 ぶろぐの写真はオリジナルです。無断転載はお断りします。

コウタイ

2016年08月15日 15時49分50秒 | 魚介類飼育(淡水)

昨日はイベントで都内でした。アクアリウムバスというイベント。
http;//aquariumbus.com/what.html

熱帯魚や海水魚などの魚はもちろんのこと哺乳類、両生類、爬虫類、テラリウム、多肉植物からエアプランツまでさまざまな生き物やそれに関連するグッズ、ハンドメイド品などの即売会。お店だけでなくブリーダーや個人の方も出店されている。

今回入手したものはこちら。魚は3種類、うち海水が1、淡水が2種。海水魚を扱っているブースが少なかったのはおそらく淡水魚よりも海水魚の方が水質悪化に弱く、飼育が難しいということもあるのだろう。


なお場所はここ。こんなでかい建物が間近に見られる台東区浅草。浅草は実は今回初めてだったりする。台東区は上野で乗り換えばかりだから。浅草寺付近の公用語は中国語のようで、日本語をしゃべっている人間は皆無。イベント開催の場所は都立産業貿易センター台東館。


さて今回入手した魚のうち、1種はこちら。コウタイというタイワンドジョウの仲間だ。タイワンドジョウ科の魚は釣り人には「ライギョ」、アクアリストには「スネークヘッド」などと呼ばれている。このコウタイは日本では沖縄県や大阪府に分布しているが、これらは外来の個体とされる。


コウタイは褐色の体をしているが、金色の模様が体にあり、吻が丸みをおびて鼻管が長いという特徴がある。このほか日本に移植されているタイワンドジョウやカムルチーとちがい、腹鰭がないのも大きな特徴だ。大きくても30㎝ほどとこの類の魚としては小ぶり。

日本にも分布しているが、外国産淡水魚という扱いになろう。いずれにせよ日本で熱帯魚を飼うということは、多くの場合その地にいなかった魚を飼うことを意味する。最近美しい淡水魚が河川に放流されているなんていうこともある。それをやれば法規制がかかり、飼育することも禁止されるかもしれない。やはりアクアリストに求められるのはその魚を最後まで飼うことだと思う。

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