魚のぶろぐ

2006/5/28~。現在復旧作業中です。ご容赦願います。 ぶろぐの写真はオリジナルです。無断転載はお断りします。

傷ついたハチマキダテハゼ

2015年06月02日 14時55分51秒 | 魚介類飼育(海水)


ダテハゼの仲間はインド―中央太平洋に生息するハゼ科の魚です。この仲間の特徴はご存じ、テッポウエビの仲間と共生するということです。私もこれまでヤノダテハゼ、クビアカハゼ、マスイダテハゼによく似た種など、この仲間を何種か飼育していました。現在飼育しているダテハゼ属の魚は「ハチマキダテハゼ」という種で、2013年に購入して以来、あまり存在を主張してこなかったのですが、元気に過ごしておりました。


しかし先月に悲劇が起こってしまいました。新居に水槽を設置する際に、いったん予備の水槽において飼育していたのですが、そこにはカクレクマノミなどほかの魚がおりまして、ほかの魚に鰭やら体をぼろぼろにやられてしまい、かなりひどい状態になってしまいました。理由はわからないのですが、テッポウエビがおらず隠れる場所もなかったというの理由と思われます。本当にかわいそうな姿になってしまったのでした。


でも、ハチマキダテハゼさんはがんばりました。なんとか無事に新居の水槽にお引越し。ここではパートナーのニシキテッポウエビさんとも再開し、再び一緒に過ごすことになりました。

その後は胸鰭に白点病のような白い点がつくようになりましたが、やがて胸鰭もクリアな状態に戻りました。

 


ブライトウェルの「ガーリックパワー」は餌に添加することで効果的に栄養を届けることができ、このほか寄生虫がいる場合はこれを使うことで改善がみられるという添加剤。

蓋を開けるとものすごいにんにくのにおい。別れたい彼氏・彼女がいる場合はこれを口腔内に大量に含んだ後にちゅーをするとすぐにお望みの結果が得られるものと思われます。ガーリックパワーの注意書きには「本品は薬用ではありません」と書いてありましたが、「食用ではありません」などとはどこにも書いておりません。

与え方は簡単。コップなどの容器に餌を入れたあと、その餌が浸る程度に「ガーリックパワー」を少量添加するだけ。メガバイトレッドのSサイズは様々な魚に使いやすいです。我が家でもハゼやクマノミたちはこの餌を好んで食べます。効果はあったのかはわかりませんが白点もおさまったし、また元気になったので少しは効果はあったのかな・・・?

同じくブライトウェル社のフィトクロームは植物性プランクトン、ズープランクトスは動物プランクトンでサイズが2種あります。ヤギやらトサカやら、ハナガタサンゴやらを飼育するときにはかなり役に立つと思われます。これに冷凍コペポーダやワムシなどを添加したりします。

ブライトウェル社からはほかにもいろいろな商品がでています。この社の製品は海洋科学者が考案したというものでバリエーションも豊富。ブライトウェル社の回し者ではないのですが、この記事だけで2回もこの社の商品を紹介しているということは、なんといっても細かなニーズに対応しており、使いやすいということがいえます。


同じサンゴフードとしてはH&S社の「マリンデラックス」もよいものです。これは以前(といってもだいぶ前ですが)にも紹介させていただきましたので今回は省略。コペポーダなどに添加して与えます。


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