魚のぶろぐ

2006/5/28~。現在復旧作業中です。ご容赦願います。 ぶろぐの写真はオリジナルです。無断転載はお断りします。

イズヒメエイ

2010年08月17日 22時42分06秒 | 魚紹介

大敷網で漁獲された魚です。

アカエイ科のイズヒメエイDasyatis izuensis Nishida and Nakayaです。

イズヒメエイは伊豆半島で見つかったのでこの名がつきましたがのちに高知県以布利でも発見されました。この個体も以布利産です。

アカエイとは尾の裏側にある、皮しゅうと呼ばれる部分の色が異なります。また体盤腹面の縁辺部の色もアカエイとは違う感じがします。

尾にはもちろん大きな毒棘があります。この個体には2本ついていました。これに刺されると、痛い目を見るのは確実でしょう。

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4 コメント

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Unknown (相模湾)
2010-09-19 22:04:19
新種記載されたときは、眼と鼻の先ぐらいの場所なので、こっちにもいるのでは、と探しましたが、なかなか見つかりませんでした。その後、ちょくちょく定置網に掛かりますが、やはり個体数は多くありません。
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Unknown (椎名)
2010-09-19 23:46:55
以布利の大阪海遊館のスタッフの方はこの魚をよくみておられるようでした。すぐにわかるのだそうです。
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Unknown (相模湾)
2010-09-22 10:44:26
私も、はじめのうちは分かりませんでしたが、今では遠目に見ても分かります。背面の色がヒラタエイに近いような感じ(アカエイはやや緑がかったような感じ)ですし、裏返っていれば間違いありません。
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Unknown (椎名)
2010-09-22 16:18:13
アカエイの有眼側の色は確かに色が濃いですね。以前はアカエイだけに赤いのかと思ったのですが、茶色のが多いように見えました。しかしこの間以布利大敷きで獲れたのはおっしゃるとおりの緑色でした。
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