魚のぶろぐ

2006/5/28~。現在復旧作業中です。ご容赦願います。 ぶろぐの写真はオリジナルです。無断転載はお断りします。

モヨウヒゲ

2016年01月02日 19時31分44秒 | 魚紹介

今年のぶろぐでは、最近の魚の紹介だけでなく以前出会った魚の紹介もしていこうと思います。

モヨウヒゲはソコダラ科トウジン属に属する深海性のタラの仲間です。日本に23種もいるトウジン属の魚。

このモヨウヒゲの特徴は胸鰭の上方や体の中央部に暗色帯が入ること、鱗の小棘がやや弱いこと。吻の先端は鋭くとがっていますが、これはトウジン属の多くで見られる特徴です。

 

下顎はこのようにほとんど鱗がありません。発光器は細長いです。

しかしながら鱗は「魚類検索」で提示されているモヨウヒゲの鱗の様子とはかなり異なっていました。魚類検索によれば体側鱗の小棘列数は10列以上。となっていますがこれはどうみても棘列が10あるように見えません。マトウヒゲのほうが近いかも(体側鱗の小棘鱗数は約6)。もしかしたら幼魚は違うのかもしれません。

コメント
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