最近また記事を書くのをさぼってる・・・というか、記事にすべきことがない。近日中のお引越しに備え、現在はその荷造り中。最近のサンゴは、こんな感じ。
シコロサンゴ。シコロサンゴはサンゴ礁の海や四国の海岸では結構な数が見られる、サンゴらしいサンゴ。しかしながら飼育難易度はハナガタサンゴやタバネサンゴといったサンゴとあまりかわらないよう。光もメタハラでなくてLEDで十分、水流についても大したものはいらない、という種。これは以前から飼育しているシコロサンゴが欠けたものを接着したというもので、以前の写真と比べて縁の部分がだいぶ成長してきています。
縁の部分のほか下方にもポリプがふさふさな感じで育ってきています。サンゴを「育てたい」という方におすすめできる種類です。難点としては入荷が少ないことで、最近はインドネシアのブリードものやフィジーの近縁種なども出回っているようです。カルシウムリアクターがなくても、添加剤で育成できるサンゴです。
一緒にウミキノコやディスクコーラルも飼育しています。
一方こちらウィスカーズコーラルはシコロサンゴと異なり、育成に一癖ある種です。ポリプのほうもわさわさと出てきており、少し成長している感じがします。このサンゴには餌を与えるとよいようで、冷凍のコペポーダなどをスポイトで噴きつけるように与えています。飼育してひと月ほどたったころにはなかなかポリプをださず引きこもりになったかと思いました。
こちらはシコロサンゴのマザーコーラルですが、この中にクモギンポが隠れていました。この子も我が家の水槽に来て長いです。2012年7月に採集してきたので、2年以上我が家にいたことになります。この子とは名古屋→静岡→そしてつくばでともに暮らしました。同じような魚にはカエルウオやクモウツボといった種もあてはまります。今後も一日も長くこの子たちといたいものです。