魚のぶろぐ

2006/5/28~。現在復旧作業中で見苦しいところもありますが、ご容赦願います。

シマセトダイ

2011年11月15日 19時41分13秒 | 魚紹介

最近の世間の話題といえば、野球の「日本シリーズ」、日本で行われている「バレーワールドカップ」、ザッケローニ監督率いる「サッカー日本代表」とスポーツのイベントがメイン。

ザック日本は本日は最強のアウェイであります「北朝鮮」との戦いで0-1という苦い敗北。さすがのザック日本といえど、過去の屈辱を晴らすことはできず。また次回にきたいしましょう。

我が家の話題といえば「食卓にあがる魚」。毎日魚を多数食べていますので、その名前も話題になるものです。今回の魚はシマセトダイHapalogenys kishinouyei Smith and Popeというイサキ科の魚です。

イサキ科の魚ですが、この仲間はみな食用魚です。イサキ、コショウダイ、コロダイなど釣り人には人気の魚たち。特にコロダイはパワーも、肉質もよく最高の釣り魚の一つでしょう。
このシマセトダイはほかのイサキとはちょっとはなれた分類的位置の魚。ヒゲダイ属の魚で、イサキやコショウダイなどとは別亜科に含められています。また海外ではこの仲間をイサキ科から離れた位置に置く考えもあり、なかなか意見はまとまりません。

でも肉質や味はほかのイサキ科魚類同様美味です。やや小ぶりなのですが、刺身でおいしくいただくことができます。沖合底曳網でたまに漁獲され市場でも売られることがありますので、その時はぜひどうぞ。

この仲間のうち、ヒゲソリダイとシマセトダイは賞味し、セトダイも見たことがあります。しかし属の名前にもなっているヒゲダイはいまだ見ていない魚です。もちろん味も確かめていません。水族館などで飼育されている個体はよく見るのですが・・・。

コメント
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