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魚のぶろぐ

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アゴハゼ

2015年10月30日 06時27分51秒 | 魚介類採集(海水)

この間アゴハゼを採集してきたら、意外なことにこのぶろぐでアゴハゼのことをろくに取り上げていないことに気が付いた。

アゴハゼは北海道から九州までの潮溜まりに広く分布しているハゼで、磯採集家には大変馴染の深い存在である。しかし、周年沢山いるせいか、あまりこの種類をつかまえようとしている人はいないようだ。

アゴハゼ属はハゼ科のなかのゴビオネルス亜科に属し、ウキゴリ属に似ている。アゴハゼとドロメの2種が知られ、両方とも琉球列島を除く日本の沿岸で見ることができる種である。アゴハゼとドロメの見分け方は、一般的に尾鰭に黒色点があるのはアゴハゼ、尾鰭に斑点がなく、白っぽく縁どられるのがドロメという違いがある。

宇和島に長いこと住んでいたのだが、その時はドロメが多く見られ、アゴハゼはほとんど見られなかった。最近は関東の磯を訪れたがほとんどがアゴハゼであった。九州・宮崎の潮溜まりにもアゴハゼはいた。しかしながらなぜかドロメを見る機会が少なくなってしまった。綺麗な魚を追いかけるのもいいが、そのような魚ばかり追いかけていては、この2種の違いにはなかなか気がつかないだろう。

潮溜まりのアゴハゼ

関東の某磯潮溜まり。ここではアゴハゼのほかにも、クモハゼやイソハゼなどの姿を見ることが出来た。さらに潜ると、キヌバリの大きな個体も見られた。ミミズハゼやサビハゼなどもいるようだが結局見られず、キヌバリが多くみられる5月にでもまた採集に行きたいものだ。

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コショウダイの幼魚

2015年09月02日 16時33分58秒 | 魚介類採集(海水)

月曜日にお友達と三浦方面へ行ってきました。そこで採集できたのはこの子!

コショウダイの稚魚です。全身が一様に暗色で、幼魚を見るのに慣れていないと、間違えてしまいます。全身真っ黒なのですが、ウミウシなどと同じバケツに入れておくと、特徴的な黒い斑点があらわれたのでわかりました。この子は今回リリースしています。

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ショウサイフグとクサフグ

2015年07月11日 06時22分21秒 | 魚介類採集(海水)

今日は鹿島へ釣りに。魚は4種つれましたが、撮影した魚は2種。

ショウサイフグが釣れました。ショウサイフグは2年まえに釣って以来、久しぶりーな釣果です。

ショウサイフグは茨城県近海では人気のある釣り魚えす。もちろん岸壁からの小物釣りではなく、船で狙うのです。強い毒のある内蔵も船宿でとってもらえたりするのでありがたいです。ちなみにこのショウサイフグは内臓だけでなく筋肉にも毒があることがありますが、大人なら問題ないといいます(専門の人が捌いた場合に限る)。

フグもこうしてみるとかわいいものです。臀鰭の色彩は黄色で、体側の黒色斑に縁取りがないなどの特徴でほかのフグと見分けられます。東日本ではこのほかにマフグもいるようですが、残念ながらマフグにはまだ出会えていません。

さて、この場所ではもう1種フグが釣れました。

こちらはクサフグです。一見してショウサイフグと区別はしにくいのですが、まばらな白色斑や、体に細かい棘がある(ショウサイフグにはない)ことで区別できます。クサフグは全長10cmほどの小型種ですが、かなり毒性はつよく、筋肉にも弱毒があります。

このクサフグは海域だけでなく汽水域などでもよく採集できる魚です。私たち、磯や岸壁、河川などで遊ぶ人にはもっともふつうに見られるフグかもしれません。しかしなぜかこのクサフグも私にとっては久し振りの出会いになったもの。たしか4年ぶりだったと思います。フグも突き詰めればおもしろいものです。釣れても岸壁に放置するのではなく、ちゃんと逃がしてあげましょう。

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今年最後の釣り!

2014年12月31日 22時06分52秒 | 魚介類採集(海水)

年末の28日(日)、お友達と今年最後の釣りに行ってきました。しかも乗合船。釣り物は深海魚「アコウダイ」!

自宅を朝の4時に出発したのですが、厚着をしていてもものすごく寒いのです。

4時ごろ出発しても到着したのは7時ごろ。船の上で色々教えていただき、さあ出発。

日本最高峰の小山は朝の風の影響で頂をのぞきなかなかその立派な姿を拝ませてはくれませんでした。ただ気温は徐々に上がり、厚着もいらなくなりました。

私に釣れたのはオキアナゴ。オキアナゴは深海に生息するアナゴの仲間でクロアナゴ属の魚によく似た姿形をしていますが、尾の黒色斑が特徴です。

運が良ければ一つの流しで何匹か釣れます。そして、こんなのも。

ユメカサゴさん。

お友達はでかいアコウダイやキンメダイなども釣っていましたが私はこれとクロシビカマスだけ。でも、楽しかった。

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宮崎釣行記事 (ラスト)

2013年10月12日 21時40分46秒 | 魚介類採集(海水)

 

港の中はかなり浮遊物が多かったです。写真の真ん中にうつってる枯葉を「マツダイ」と勘違いしてしまいましたが、よく見てみますと普通の枯葉のようです・・・。
 
宮崎釣行記も長くなりましたが、今回の公開でおしまいです。
 
 
ネンブツダイは釣りの外道としておなじみ。ですが、私はこの魚久しぶりに釣りました。水が濁っていて昼間でもよく食いついてきてくれました。
 
 
スズキはもっと久しぶりに釣れた魚です。本当に久しぶり。前に釣ったのはいつだったか思い出せないくらい・・・。
 
 
イトフエフキはよく釣れます。投げ釣りではかなりよく釣れる場所があります。眼のなかの青がすごくきれいです。
 
 
アカササノハベラ。日南で釣れるササノハベラ属の魚は本種が多いようです。ただ宮崎市内のとあるポイントのように、2種がそろう場所もあります。
 
 
カサゴ。体長5cmほどで、私の釣ったカサゴ最小記録を更新したとおもいます。もちろんリリース。
 
 
以上、私の視点からの宮崎釣行でした。
 
同行されたあららさん視点の釣行記録は、あららさんのブログも、ぜひご覧ください!同行していただき、本当にありがとうございました。
 
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