♪ラジオ放送・文字版「世の光」

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「世の光」を文字で 

■助けることができる / 福井 誠

2018年06月06日 | Weblog
2018/5/2放送


世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 福井 誠です。今日のバイブル・メッセージは「助けることができる」です。 ヘブル人への手紙2章18節を読んでみましょう。
イエスは、自ら試みを受けて苦しまれたからこそ、試みられている者たちを助けることができるのです。」 (新改訳2017)

 日本人は神様を信じることについてはそれほど抵抗が無いと言われています。確かに神社仏閣に行けば自然に手を合わせて崇高なる存在を覚えて「神様仏様」と祈る気持ちになるものですね。つまり日本人にとって神様を信じることはそれほど難しくはないのです。しかし神様と自分の間にキリストが入ると、よく分からなくなるということがあります。キリストって何だろう?、となるのですねえ。

 キリストは教祖、と考えれば整理がつく思いもしますが、聖書はキリストを教祖という言い方はしていません。キリストも神様という言い方をしています。そこでこのキリストについて理解するのに、ヘブル人の手紙は実に良い材料を提供してくれているのです。

 まず日本人の感覚からすると、神様というのは天高くおられるというものがあるでしょう。カンダタ(を主人公にした芥川龍之介)の『蜘蛛の糸』という童話がありますが、ある時、お釈迦様が天から地獄を見下(お)ろすと、そこで苦しんでいるカンダタという強盗を見つけ、しかしその強盗が蜘蛛を助けたという良い所が一つあったので、その蜘蛛の糸を垂らして地獄から救い出してあげよう、というお話でした。神様というような存在はどうやら天高くにいて私たちを見下ろしている、そんなイメージがありますね。

 しかし、聖書が語るのは神が人となられて天を押し曲げてこの地に降りてこられ、底辺の人々と共に生きてくださった。底辺の人々の苦しみを共に味わってくださったということです。

 そしてヘブルの著者は言います。 「 自ら試みを受けて苦しまれたからこそ、試みられている者たちを助けることができる」と。実に私たちの神は手を汚さない神ではありません。私たちの苦しみをご覧になってよく知っているというのでもなくて、自ら人となられて人生の難しさを味わっていてくださったお方です。

 ぜひ聖書を読み続けて、私たちの目線で人生に寄り添う神がおられることを知っていただきたいと思います。

(PBA制作「世の光」2018.5.2放送でのお話より )

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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