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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■起きて、床を取り上げて歩け -8 / 大嶋重徳

2016年11月22日 | Weblog
2016/11/22放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか、大嶋重徳です。
 聖書には38年間ベテスダの池で寝たきりの人が癒された出来事が記されています。イエス様はこの寝たきりの彼のことばをそのまま受け入れ、それと同時に彼の抱える罪の問題を明らかにされました。

 本屋さんに行くと、「ありのままのあなたは素晴らしい」と言う本が並んでいたりしますが、私はこれが苦手です、と言うか嫌いなんです。なぜならば自分をどう良く見ようとしてもありのままの私は否定することのできない罪人だからです。その罪に目をつぶって「あなたは素晴らしい」と言われたとしても、私たちの内にある罪を何一つ解決することのない神であるならば、そんな神様は私には必要ありません。しかしイエス様は罪から抜け出ることのできない私のこの罪を解決してくださったのです。38年間寝たきりであった彼が寝ていたこの当時の布団は薄くてボロボロの布でした。イエス様は、「あなたのその汚れた布のような布団をたたみなさい。そしてそれを私に渡しなさい。」 イエス様は十字架にかかられる前、すべての服を剥ぎ取られ、そして紫の布を着せられました。まさにそれは自分中心に生きている人間の罪の布でした。その紫の布はすぐに唾を懸けられ、泥まみれになり、血で汚れていきました。きたない臭いを放ち、汚れた布を身にまとい、十字架につけられたです。その時、私たちのあの罪の布団をイエス様に渡し、イエス様はその布団を見にまとわれたのです。そして人間の罪を身にまとわれ死んで行かれました。その時、私たちの罪もまたイエス・キリストと共に死んだのです。

 新約聖書 ガラテヤ書2章20節という所にはこうあります。
 「私はキリストとともに十字架につけられました。もはや私が生きているのではなく、キリストが私のうちに生きておられるのです。
 
 あの罪の布団を身にまとっていた私もまた十字架で死んだのです。そして今、キリストのよみがえりと共に、新しいイエス・キリストの真っ白な衣を、イエス様のくださる新しい服を戴いて着ているのです。今日も罪の中にいるありのままのあなたは素晴らしく「ない」かもしれません。しかし、ありのままの罪人のあなたを愛し、救ってくださったイエス様の愛は素晴らしいのです。このイエス様のくださる新しい生き方を受け取って歩んでいこうではありませんか。

  ( PBA制作「世の光」2016.11.22放送でのお話しより )

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。


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このサイトは URL名として  http://yonohikari.biblica.info  が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


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