2021.8.14放送
世の光の時間です。お聴きくださりありがとうございます。羽鳥頼和です。ラジオは、送り手と受け手の関係をパーソナルな親しい関係にするメディアと言えます。今日もあなたに神のことばをお届けしたいと思います。
私が奉仕している教会の今年度の主題は「主とともに歩む」です。コロナ渦でソーシャルディスタンス(人との距離)を取らなければならない時代です。でもイエス・キリストはいつも共にいてくださいます。教会はその主としっかりとつながり、主と共に歩んでいけることを願っています。
断絶の時代です。人の絆、家族をも分断してしまうこの時代にあって、キリストこそ断絶の壁を取り払い、私たちに幸せな絆を作って下さるお方です。そのことを聖書が教えてくれています。今週は、神のことばを宣べ伝えているパウロのことをお話ししてきました。
パウロが律法のことでユダヤ人に訴えられて最高法院で尋問を受けた時のことです。パウロは弁明をしますが、議員たちは一致団結してパウロを攻撃していました。そんなとき、パウロは議員たちの一部がサドカイ人で、一部がパリサイ人であるのを見てとって、「私はパリサイ人です。私は死者の復活という望みのことでさばきを受けているのです。」と言いました。
パリサイ人は人の復活を信じていました。しかしもう一方のサドカイ人は人の復活を認めていませんでした。パウロのこの発言によって議員同士が真っ二つに分かれて激しい論争が始まりました。その裁判を監視していたローマの千人隊長はパウロに危害が及んではいけないと、彼をその場からローマ軍の駐屯地の兵営に移しました。
その夜のこと、何とイエス・キリストがパウロのそばに立たれました。「勇気を出しなさい。あなたはエルサレムでわたしのことを証ししたように、ローマでも証しをしなければならない」と言われたのです。主イエス・キリストは、いつもパウロと共にいて、共に歩んでおられたのです。今も主は私たちと共に歩んで下さるお方です。
(PBA制作「世の光」2021.8.14放送でのお話より)
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