2015/10/22放送
世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 福井 誠です。今日のバイブル・メッセージは「あなたは高価で尊い」です。それではイザヤ書の43章4節からお読みしましょう。
「わたしの目には、あなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している。」
イスラエルの民に対する神様のおことばですねえ。とても素晴らしい愛のささやきです。しかし多くの読者はこのように神様がイスラエルに愛をささやかれた背景については余りよく分かっていません。というのも実はこのことばを語り伝えられたイスラエルは、神様を心から愛する神様に従順な人たちという訳ではありませんでした。むしろ彼らは神様に積極的に反逆し、神を神として敬うこともなく退けてきていたのでは。ですからそんなイスラエルに対して神が愛を語りかけるなど信じがたいこと、ありえないことですねえ。けれどもそのありえないことばを神は発せられたのです。そこには神がどんな時もイスラエルの民を見捨てることなく約束を変えられない神の真実さが語られています。イスラエルが神様に従順な時もそうでない時も、つまりイスラエルが手の平を返して神様に背を向けたとしても、神は態度を変えることはない、神の愛は真実であるということですね。
考えてみればイエスの十字架も同じです。イザヤはこの後でイエスの十字架の意味についても預言していますが、イエスの十字架の死は全人類の罪の赦しのために神の怒りを身代わりとなって受けてくださったものです。それはイエスのことばに耳を傾け従う立派な人たちのためにだけなされたことではなく、むしろイエスに従いきれない弱い者、イエスに背を向けている者、いや敵対している者のためにもなされたことですねえ。イエスをはすべての人のために罪の赦しを与える身代わりとして死んでくださったのです。
このように、どんな時にも 「わたしの目には、あなたは高価で尊い。」と語りかけ、共に居続けてくださる神様がおられることを覚えたいものですね。そしてその神様に心を開いて神様の守りの中に安らぎながら人生を歩んでいきたいものですね。
「
」
(PBA制作「世の光」2015.10.22放送でのお話より )
******
さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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このサイトは URL名として
http://yonohikari.biblica.info
が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。
世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 福井 誠です。今日のバイブル・メッセージは「あなたは高価で尊い」です。それではイザヤ書の43章4節からお読みしましょう。
「わたしの目には、あなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している。」
イスラエルの民に対する神様のおことばですねえ。とても素晴らしい愛のささやきです。しかし多くの読者はこのように神様がイスラエルに愛をささやかれた背景については余りよく分かっていません。というのも実はこのことばを語り伝えられたイスラエルは、神様を心から愛する神様に従順な人たちという訳ではありませんでした。むしろ彼らは神様に積極的に反逆し、神を神として敬うこともなく退けてきていたのでは。ですからそんなイスラエルに対して神が愛を語りかけるなど信じがたいこと、ありえないことですねえ。けれどもそのありえないことばを神は発せられたのです。そこには神がどんな時もイスラエルの民を見捨てることなく約束を変えられない神の真実さが語られています。イスラエルが神様に従順な時もそうでない時も、つまりイスラエルが手の平を返して神様に背を向けたとしても、神は態度を変えることはない、神の愛は真実であるということですね。
考えてみればイエスの十字架も同じです。イザヤはこの後でイエスの十字架の意味についても預言していますが、イエスの十字架の死は全人類の罪の赦しのために神の怒りを身代わりとなって受けてくださったものです。それはイエスのことばに耳を傾け従う立派な人たちのためにだけなされたことではなく、むしろイエスに従いきれない弱い者、イエスに背を向けている者、いや敵対している者のためにもなされたことですねえ。イエスをはすべての人のために罪の赦しを与える身代わりとして死んでくださったのです。
このように、どんな時にも 「わたしの目には、あなたは高価で尊い。」と語りかけ、共に居続けてくださる神様がおられることを覚えたいものですね。そしてその神様に心を開いて神様の守りの中に安らぎながら人生を歩んでいきたいものですね。
「
」
(PBA制作「世の光」2015.10.22放送でのお話より )
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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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このサイトは URL名として
http://yonohikari.biblica.info
が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。