2021.11.20放送
世の光の時間です。お聴きくださり、ありがとうございます。羽鳥頼和です。
現在のイスラエルやパレスチナ、中東に目を向けると、中東の和平の実現はとても難しいと思ってしまいます。歴史を通してその原因についてさまざまに説明がなされていますが、原因が分かったからといって実効性のある和平への道はあるでしょうか。あったとしても茨の道のように思えてしまいます。勝者と敗者をはっきりとするという決着しかないのでしょうか。中東のすべての人々、民族が一緒に平和に暮らせるようになることはできないのでしょうか。
昨日は新約聖書のローマ人への手紙の11章で語られているイスラエルの救いについてお話ししました。神の救いの計画によると神は、まずイスラエルを選び、神の子とすることを約束されました。ところが彼らは心を頑なにして神に不従順な者となってしまい、神に逆らってしまったのです。イエスが救い主キリストである、と信じることができなかったのです。彼らはイエス・キリストにつまずいてしまったのです。
それで神の救いの恵みはイスラエル以外の異邦人たちに与えられるようになりました。こうして、イエス・キリストを信じるなら誰でも救われるようになったのです。
イエス・キリストにつまずいたイスラエルは、もう神によって救われないのでしょうか。いいえ、神はイスラエルをキリストによる救いから排除してしまったわけではありません。新約聖書ローマ人への手紙11章25、26節にこのようにあります。
「イスラエルの一部が頑なになったのは異邦人の満ちる時が来るまでであり、こうして、イスラエルはみな救われるのです。」
異邦人が救われて、また再びイスラエルに救いが与えられます。今も神はこの救いの計画を進めてくださっています。聖書によれば、パレスチナ人やアラブ人に救いが与えられていることが教えられています。それだけではありません。イスラエル・ユダヤ人にも救いが与えられることが約束されています。これが神の救いの計画です。この神の救いの計画の約束を覚えながら中東の和平の実現、中東の人々の救いのために祈っていきたいと思います。
(PBA制作「世の光」2021.11.20放送でのお話より)
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