♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■主の名(性質)と人の性質 / 羽鳥頼和

2019年04月20日 | Weblog
2019/3/16放送

 世の光の時間です。お聴きくださりありがとうございます。羽鳥頼和です。

 旧約聖書 出エジプト記34章6節、7節をお読みします。
 【主】は・・・、こう宣言された。「【主】、【主】は、あわれみ深く、情け深い神。怒るのに遅く、恵みとまことに富み、恵みを千代まで保ち、咎と背きと罪を赦す。しかし、罰すべき者を必ず罰して、父の咎を子に、さらに子の子に、三代、四代に報いる者である。」

 今日はここで語られている神のご性質についてお話しします。神はご自分がどのようなお方であるか、五つのことを教えておられます。

 一つ目は、憐れみ深く、情け深い神です。神様はどんなに悪い人をも暖かく受けとめ、そして赦そうとするお方です。

 二つ目は、怒るのに遅い、です。神様は悪いことを絶対に赦しません。しかし怒ってすぐに罰することはしません。神様はどんなに悪い人も愛して、簡単に裁くようなことはないのです。

 三つ目は、恵みとまことに富んでおられる、です。「恵みとまこと」ということばは、契約をするときの神の態度を表すことば、と言われています。約束したことを必ず果たされる信頼できる誠実で愛のあるお方です。

 四つ目は、恵みを千代まで保ち、咎と背きと罪を赦す、です。神は愛をもって、約束したことを忘れることなく必ず果たしてくださいます。そして罪を赦して忘れてくださるお方です。

 五つ目は、罰すべき者を必ず罰して報いる、です。神は正しい正義なるお方です。悪を必ず化するお方です。神は人を何とか救おうとされるお方ですが、悪を見逃したり大目に見るようなことは絶対にありません。必ず正しく裁かれるお方です。

 ここで何回も繰り返されている「恵み」ということばは、もともとのことばは「愛」とも訳すことがあることばです。神は愛に満ちておられ、私たち人間を悪や罪から救ってくださるお方です。

 明日は日曜日です。神のことをもっと知るために、お近くのキリスト教会にいらしてください。
 
 (PBA制作「世の光」 2019.3.16放送でのお話より )
 
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東海福音放送協力会へのお問い合せは、
 464-0044 名古屋市千種区自由ケ丘2-10 自由ケ丘キリスト教会内 電話052-762-2196 へ

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