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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■たいせつな時間 / 山本陽一郎

2024年09月10日 | Weblog

2024/06/04放送

 「世の光」の時間です。いかがお過ごしですか? 山本陽一郎です。

 あなたにはルーティーンはありますか? ルーティーンとは、決まった所作・動作を繰り返すことで、「日課」とも言い換えられます。 
 例えば毎晩ストレッチをするという人は、それがルーティーンということです。

 実はイエス・キリストにもルーティーンがありました。それは朝の祈りでした。マルコの福音書1章35節にこうあります。

 「さて、イエスは朝早く、まだ暗いうちに起きて寂しいところに出かけて行き、そこで祈っておられた。」

 これです。イエス様はいつでもすぐに祈る方でしたが、そんな方があえて朝早く、人のいない静かなところに出て行って神様と二人だけになり、祈る時間を持っていた訳です。

 今、私たちの生活に「静まる」という時間はどれくらいあるでしょうか。本当に忙しい、流されるままどんどんスケジュールを埋められて、自分自身と向き合うことも、そのための時間も取れない。クリスチャンでも神様に祈ることが生活の中から消えかかっていた、という方もいるかもしれません。

 もしそうなら、イエス様の姿は大きなヒントとなるはずです。
 イエス様は決して暇だったから祈ったのではありません。その逆です。実はとてもとても忙しい毎日を送っていたのです。だからこそ、神様の前に出て、静まり、力を受けて、霊的な呼吸をしっかりと整える重要性を分かっておられたのです。

 最近は「タイパ」すなわちタイム・パフォーマンスということばが使われるようになりました。時間の有効活用が重視される時代です。
 でもそれだけでは得られない大切な時間がある。神様の前で静まり、祈る時間です。

 イエス様がやっていたルーティーンを私たちも実行してみましょう。あなたの生活の中では、どこにその時間を確保できるでしょうか。人もやるべきことも押し寄せる日常だからこそ、神様との交わりで充電しましょう。力と落ち着きを取り戻しましょう。

 祈りとは、現実からの逃避ではなくて神様との交わりへの集中なのです。私たちもそれをルーティーンとしていきましょう。


 ( PBA制作「世の光」 2024.6.4放送でのお話しより )


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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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 このサイトは URL名として   http://yonohikari.biblica.info  が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。

 

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