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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■国家的ハラスメント /黒木昭江

2025年07月03日 | Weblog

2025/4/3放送

 「世の光」の時間です。今週は愛知県名古屋市の富田キリスト教会の牧師、黒木昭江がお届けしています。

 現代の社会問題の一つがハラスメントです。厚生労働省ではハラスメントについて、我慢せず職場や都道府県の相談窓口で相談することを勧めています。

 聖書にもハラスメント事件が記録されています。被害を受けたのは三人のユダヤ人の若者でした。彼らは、母国がバビロン帝国との戦争で負け、バビロンへ連れて来られました。彼らにとっては嬉しい移住ではありません。
 しかし三人は聖書の神を信じる信仰によって力を得、バビロンの行政をつかさどる職務を得ました。 

 しかしそのバビロン行政のトップであるバビロンの王は、まさに「歩くパワーハラスメント」と言って良い人物で、自分の権力のしるしとして金の像を造り、国民にこの像を拝むことを強要したのです。
 そして、もしも拝まないなら火の燃える炉の中へ投げ込むと命じました。国民全体に対する国家的ハラスメントです。

 三人の若者にとって、像を拝むことは彼らの信仰に反する行為でした。それで彼らは、「金の像を拝みません」と宣言します。それを聞いた王は怒り狂い、命令通りに彼らを火の燃える炉の中へ投げ込みます。

 王は、若者たちが燃えていく様子を眺めようと炉に近づきました。しかしそこで、思いがけないものを目にしたのです。火に投げ込まれたのは三人だったはず。でも炉の中には四人の人物がいて、しかも彼らは少しも害を受けていませんでした。

 三人と一緒にいた四人目の人とは神様でした。神様は三人のそばに来られ、彼らが害を受けないよう守ってくださったのです。最終的に三人は炉から救出され、職場に復帰し、さらに高い地位を与えられました。

 もしもハラスメントに遭ったら、自分だけで抱え込まず然るべき場へ相談してください。あなたは一人ではありません。神様がそばにいて、あなたの心が破壊されないように守り、最終的に正しい決着をつけてくださいます。


 ( PBA制作「世の光」 2025.4.3放送でのお話しより )


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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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■親友の成功 /黒木昭江

2025年07月02日 | Weblog

2025/4/2放送

 「世の光」の時間です。今週は愛知県名古屋市の富田キリスト教会の牧師、黒木昭江がお届けしています。

 コミュニケーションは相手に共感することが大事、とよく言われます。
 しかしある人がこんなことを言っていました、「泣いている人と一緒に泣くのは難しくない。でも、自分より先に昇進した同僚と一緒に喜ぶなんて、とてもできない。」 正直な発言だなぁと思います。

 聖書に、自分が継ぐべき王の座を親友に奪われた人が登場します。その人の名前はヨナタン。彼は王子で、ゆくゆくは王となるべき立場にありました。
 ところが羊飼いの家の息子ダビデがその道を阻みます。ダビデに野心はありませんでしたが、神様はヨナタンではなくダビデが王になるべきだとお考えになりました。
 またダビデ自身も王として相応しい資質と信仰を兼ね備えていたのです。神様は無名のダビデが国王となる道を開くため、戦いの場でダビデに華々しい勝利を授けます。

 それを見たヨナタンはどうしたでしょうか。何とヨナタンはダビデを尊敬し、友情を示したのです。そしてダビデに、「あなたこそ王になり、私はあなたの次に立つ者となる。」とまで言います。

 なぜヨナタンは親友の成功を喜ぶことができたのでしょうか。
 実はヨナタンは神を信じ、神と共に生きていました。神様が喜ぶことを神様と一緒に喜び、また神様と共に相手を愛する人間関係を築きました。こんな風に、心の中にいつも神様がいたので、ヨナタンは自分の人生を安心して神様に任せることができました。たとえ王位がなくなっても、神様は自分に最善をしてくださる、と信じることができたのです。なので、平安な気持ちで友の成功を喜ぶことができました。

 良い人間関係の基本は、人への共感以上に神様と心を一つにすることだ、とヨナタンの生き方から学べるのではないでしょうか。

 ぜひ聖書をお読みになって、良い人間関係のカギを発見してみてください。


 ( PBA制作「世の光」 2025.4.2放送でのお話しより )


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■レジェンドの後継者 /黒木昭江

2025年07月01日 | Weblog

2025/4/1放送

 「世の光」の時間です。今週は愛知県名古屋市の富田キリスト教会の牧師、黒木昭江がお届けします。
 
 今日は4月1日。新年度の初日です。今日から新しい責任を負う方々もいらっしゃるでしょうか。その責任が、前任者から引き継いだものである場合、少しプレッシャーも感じるかもしれません。

 聖書に登場するヨシュアという人は偉大なリーダーの後継者として指名されました。
 前任者の名前はモーセ。奴隷にされて苦しんでいた同胞を救出し、40年もの間彼らを導いた人物です。そのモーセが天に召された後、次のリーダーとしてヨシュアが立つこととなりました。

 神様は新しい歩みを前にしたヨシュアに何度も、「強くあれ。恐れてはならない」と語られます。
 ヨシュアは、大きな責任を前にして恐れていたのです。

 そんなヨシュアに神様は約束なさいます。
  「わたしはあなたを見放さず、あなたを見捨てない」。
 神様はただ「恐れるな」と叱咤激励するだけでなく、恐れなくても良い根拠を示されました。それは、神様ご自身が一緒にいて守るという保障です。
 ただしこの保障は、人間の側もまた神と一緒にいてこそ実現されます。

 神様はヨシュアにおっしゃいます。
  「みおしえの書をあなたの口から離さず、昼も夜もそれを口ずさめ。そのうちに記されていることすべてを守り行うためである。そのとき、あなたは自分がすることで繁栄し、そのとき、あなたは栄えるからである。」

 「みおしえの書」とは神のことばのことです。ヨシュアは神様に示されたリーダーとして歩むときの原則つまり神のことばに従うという原則を大切にしました。そして、前任者の時代とはまた別のヨシュア自身に与えられた任務を全うしました。

 現代の私たちも神のことばである聖書を人生の土台として歩むなら、その歩みは神様に祝福されます。

 新年度のスタートの今日から聖書を読んで生きる歩みを始めてみませんか? 


 ( PBA制作「世の光」 2025.4.1放送でのお話しより )


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■80歳からの再出発 /黒木昭江

2025年06月30日 | Weblog

2025/3/31放送

 「世の光」の時間です。今週は愛知県名古屋市の富田キリスト教会の牧師、黒木昭江がお届けします。
 
 今日は3月31日。今年度最後の日です。明日から新しい出発をする方々もいらっしゃるでしょうか。生活環境が変化したり、特別な責任を担ったり。スタート地点に立つことは期待でワクワクする一方、気が重い、という場合もあるかもしれません。

 聖書に登場するモーセという人も気の重い任務を任されました。
 モーセは40歳の頃、奴隷にされ苦しんでいる同胞を助けたいと思い、立ち上がった過去がありました。
 しかし、情熱の行き過ぎで失敗し、田舎に移住して身を潜めたのです。その後、結婚して子どもを設け、妻の実家で舅(しゅうと)の仕事を手伝い、静かに暮らしていました。

 そんなある日、モーセは炎の中で燃える木の枝を見つけました。不思議なことに、火がついているのに枝はいつまでも燃え尽きません。その時、モーセは神様から声を掛けられました。「モーセ。今こそ同胞を助ける時だ。行きなさい、わたしがあなたを遣わす。」

 かつてはその情熱を自(みず)らから抱いたモーセでした。けれどもその情熱に人生を焼き尽くされるような経験をした後、その情熱を捨て、今は静かで穏やかな日々を送っていました。

 モーセは命令から逃げようと言い訳を並べます。
 しかし神様は、一言厳かにおっしゃいました。
 「わたしがあなたとともにいる。このわたしがあなたを遣わすのだ。」

 モーセは決断して同胞を助けに向かいます。そしてその後40年かけて任務を全うしたのです。
 その間、ずうっと神様はモーセと一緒にいて、守り導かれました。

 ラジオをお聴きの皆様も新しい責任を前に緊張していらっしゃるでしょうか。その任務に相応しくないご自身のあれこれを並べて不安になっているでしょうか。
 大丈夫です。神様はあなたにもおっしゃいます。「わたしが、あなたとともにいる。」

 明日からの新しいスタートの上に神様の祝福が豊かにありますように。

 

 ( PBA制作「世の光」 2025.3.31放送でのお話しより )


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■ピンチがチャンスに / 日名信介

2025年06月28日 | Weblog

2025/3/29放送

 「世の光」の時間です。愛知県春日井市にある春日井福音自由教会の牧師、日名信介です。
 
 私は大学生の時、キリスト教のサークルに入っていて、学園祭に当時の日本銀行総裁だったクリスチャンの速水優さんを招いて講演会を行うことになりました。私がその実行委員長として一年間かけてサークルの仲間と一所懸命に準備し、たくさんの人が来てくださるように神様にお祈りしていました。

 ところが学園祭の前日になって大学にある政治団体から、「明日の講演会を楽しみにしている」という脅迫電話がかかってきたという連絡が私に入りました。そこで大学や警察と私は話し合って、講演会は中止にしないけれども、会場の一番前に20人ほど大学の先生が座り、通路は椅子で塞ぎ、警察官が私服で数人入ることになりました。
 私は明日何か事件が起きたら大ニュースで大変なことになるし、自分もサークルの仲間もどうなるかわからないと、とても不安になりました。
 そこで、仲間と必死に神様に、「講演会をお守りください」とお祈りしました。

 そして迎えた当日、会場は満員で、速水総裁のお話はとてもすばらしく、無事に講演会は終わりました。どうやら、あの政治団体の人は純粋に講演会を楽しみにしていたようです。

 その後で私は気づいたのですが、あの脅迫電話があったから大学の先生や警察の方が20人以上も講演を聴くことになったのでした。このようにピンチがチャンスに変えられました。

 こういう聖書のことばがあります。ローマ人への手紙8章28節

 「神を愛する人たち、すなわち、神のご計画にしたがって召された人たちのためには、すべてのことがともに働いて益となることを、私たちは知っています。」

 私たちにとってピンチと思えることも、神様はチャンスに変えることのできるお方です。人生では、思いがけない大変なことが起きてきます。でも神様は私たちと共にいて、助け、守り、力と希望を与えてくださいます。

 ぜひあなたも教会に行かれて、聖書が伝えている神様に出会ってください。


 ( PBA制作「世の光」 2025.3.29放送でのお話しより )


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■体を元気にする方法 / 日名信介

2025年06月27日 | Weblog

2025/3/28放送

 「世の光」の時間です。愛知県春日井市にある春日井福音自由教会の牧師、日名信介です。

 人間の身体(からだ)について現代の科学が解明してきて、身体がどれほど良く出来ているのかには驚かされます。
 
 聖書の詩篇139篇13節、14節で、ダビデという人が神様に感謝しているこんな祈りのことばがあります。

  「 あなたこそ 私の内臓を造り 母の胎の内で私を組み立てられた方です。
    私は感謝します。あなたは私に奇しいことをなさって恐ろしいほどです。
    私のたましいは、それをよく知っています。」

 こう祈ったダビデのように、私たちも自分の身体の仕組みを知れば知るほど、これほどすごいものを造られた恐ろしいほどに偉大な神様がおられる、と感じるのではないでしょうか。

 血液のリンパ球の中にナチュラルキラー細胞、略してNK細胞があって、それを活性化させるとウイルスが抑制されて健康に良いそうです。そのために心掛けたほうが良いことは、笑う、泣く、人に話を聞いてもらう、楽しく歌う、祈るなどだそうです。

 それらはキリスト教会でやっていることだと私は思いました。教会では毎週日曜日に礼拝があって、讃美歌を楽しく歌い、神様にお祈りします。また、聖書のお話を聞いて感動し、自分の話を他の人に聞いてもらって、笑ったり泣いたりします。それらはNK細胞を活性化し、身体を元気にするのですね。
 考えてみれば、人間を造った神様ですから、その神様を礼拝するのは人間の健康に良くて当然だと言えるでしょう。

 聖書の詩篇100篇2節、3節をお読みします。

  「 喜びをもって主に仕えよ。喜び歌いつつ御前に来たれ。
    知れ。主こそ神。主が 私たちを造られた。 」

 皆さんも日曜日、ぜひ教会の礼拝へお出かけください。


 ( PBA制作「世の光」 2025.3.28放送でのお話しより )


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■新しく生まれ変わる / 日名信介

2025年06月26日 | Weblog

2025/3/27放送

 「世の光」の時間です。愛知県春日井市にある春日井福音自由教会の牧師、日名信介です。

 聖書のヨハネの福音書3章にニコデモという人が登場します。ニコデモは当時のイスラエルで聖書を教えていた教師で、しかも国会議員で、人々から尊敬されていた先生でした。でも、ニコデモはどのようにしたら神の国に入れるのか、簡単に言えば、どうしたら天国に入れるのかがわからなくて悩んでいました。

 皆さんは、どのようにしたら天国に入れると思いますか? 悪いことをなるべくしないで沢山良いことをしたら入れる、と思うでしょうか。それとも何か特別な修行をしたら、とか、こういう宗教的な儀式をしたら天国に入れる、と思うでしょうか。

 ニコデモはその答えを知りたくて、ある夜イエス様のところに来ました。
 するとイエス様はこう言われました。 ヨハネの福音書3章3節

 「人は、新しく生まれなければ、神の国を見ることはできません。」

 ここでイエス様は、人間の心が新しく生まれることによって神の国に入れる、と言われました。

 私はこれまで、教会に来られた方々がイエス様に出会って心に大きな喜びと希望が与えられて、生き生きと生活されるようになった姿を何人も見てきました。
 皆さんも、自分が生まれ変わりたい、もう一度人生をやり直したい、と思われるでしょうか。

 生まれるというのは受け身です。誰も自分からこの世に生まれてきた人はいません。あなたに命を与えてくださった神によって生まれたのです。
 そしてあなたの心も、神の子であるイエス様に出会うことによって新しく生まれ変わり、イエス様と一緒に生きる人生が始まるのです。
 それは天国へとつながる希望と喜びのある人生です。

 ぜひあなたもお近くの教会へ行かれて、イエス様に出会ってください。


 ( PBA制作「世の光」 2025.3.27放送でのお話しより )


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■神がともにいる③ / 山下 亮

2025年06月25日 | Weblog

2025/3/26放送

 「世の光」の時間です。愛知県安城市にある安城中央キリスト教会の牧師、山下 亮です。

 様々な区切りや節目を迎えることの多い3月末の時期となりました。そのような中で、あなたはこの春、何らかの役割を終えて手放していくという経験をされるでしょうか。あるいは役割を終えるということにおいて、どのようなことが印象に残っているでしょうか。

 私にとって印象に残っていることの一つは、6年10ヶ月勤めた会社を自主退職したときのことです。キリスト教会の牧師として働くことを志して牧師を養成するための教育機関で研修を受けることにしたのです。退職した直後の月曜日に、何とも言えない脱力感を経験しました。幸いにも直ぐに立ち直ったのですが、心のどこかで「労働をして何かしらの貢献をしていることが自分自身の存在意義のすべて」のように錯覚していたのでしょう。

 あなたも、何らかの役割や貢献が自らの存在意義のすべてとなっていることはないでしょうか。もしそうであるならば、やがてそれらすべてを手放すときに、あなたはどのように自らの存在意義を見出していくのでしょうか。

 聖書の中には次のような神様のことばが記されています。

 「あなたがたが年をとっても、わたしは同じようにする。
  あなたがたが白髪になっても、わたしは背負う。
  わたしはそうしてきたのだ。わたしは運ぶ。背負って救い出す。」

 これは聖書のイザヤ書46章4節に記されていることばです。神様は私たちの存在意義を役割や貢献によって判断されるお方ではありません。たとえ年を重ねて、かつて出来ていたことが出来なくなっていったとしても、神様は私たちを背負って救い出してくださるのです。

 もしあなたがこれまで担っていた役割を手放すことで自らの存在意義を見失い、空しさを経験するようなことがあるならば、ぜひこの聖書のことばを思い出してください。

 今日も神様はあなたが存在しているそのことを喜んでくださっています。あなたを背負って救い出してくださる神様の招きに応えて、神様と共に歩むことができますようにお祈りしています。


 ( PBA制作「世の光」 2025.3.26放送でのお話しより )


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■神がともにいる② / 山下 亮

2025年06月24日 | Weblog

2025/3/25放送

 「世の光」の時間です。愛知県安城市にある安城中央キリスト教会の牧師、山下 亮です。

 突然ですが、あなたには誰かから「帰ってきなさい」と言われた経験があるでしょうか。その呼びかけは、もしかしたら、ある種の緊張感を伴って思い出されるものであるかもしれません。

 子どもの頃に保護者との約束の門限を破って友人と遊んでいるときに、「今すぐ家に帰ってきなさい」というメッセージを受け取った経験が思い出されるかもしれません。あるいは職場の上司から、「今すぐ戻ってきなさい」というメッセージを受け取った場面を思い出すこともあるでしょう。
 呼びかけている相手が怒っている状況であれば緊張が走り、その所に戻る足取りが重たくなってしまうということは無理もないことでしょう。

 聖書の中には神様が「帰ってきなさい」と呼びかけている次のようなことばがあります。

  「主を求めよ、お会いできる間(ま)に。
   呼び求めよ、近くにおられるうちに。
   悪しき者は自分の道を、不法者は自分のはかりごとを捨て去れ。
   主に帰れ。そうすれば、主はあわれんでくださる。
   私たちの神に帰れ。豊かに赦してくださるから。」

 これは聖書のイザヤ書55章6節から7節に記されていることばです。お会いできるほど近くにおられ、私たちと共におられる神様が呼びかけています。

 聖書は、神様が私たち一人一人をお造りになり愛しておられる、と教えています。
 しかし私たちが神様に背を向けて自分勝手に歩んでしまっているのです。そのような私たちを見捨てず、見放さず、「帰ってきなさい」と神様は呼びかけておられるのです。

 その神様の呼びかけに応えて帰るときに、私たちを待ち受けているのは神の懲らしめではなく神のあわれみと赦しです。

 神様は今日も、ご自身のもとに帰るようにとあなたに呼びかけておられます。そこにこそ本当の平安があるからです。

 あなたも、共におられる神様の招きに応えて、神様のもとに帰りませんか?


 ( PBA制作「世の光」 2025.3.25放送でのお話しより )


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■神がともにいる① / 山下 亮

2025年06月23日 | Weblog

2025/3/24放送

 「世の光」の時間です。愛知県安城市にある安城(あんじょう)中央キリスト教会の牧師、山下 亮(りょう)です。

 三月も残すところあと僅かとなりました。周りの環境が大きく変わることの多いこの時期において、どのようなことがあなたの印象に残っているでしょうか。
 私にとって一番強烈に印象に残っていることは、大学を卒業して就職をする時のことです。勤務地の発表が入社式の翌日に行われることになっていました。そのため、3月31日に入社式の準備のために出発をするときには、4月以降どこで生活をすることになるのかわからない状況でした。新しい生活への期待と不安が入り混じる、そのような独特な緊張感をもって出かけたことが、あれから15年以上経った今でも懐かしく思い出されます。

 そのような新しい環境へと向かう度に、次のような聖書のことばを私は思い出していました。

 「わたしはあなたに命じたではないか。強くあれ。雄々しくあれ。恐れてはならない。おののいてはならない。あなたが行くところどこででも、あなたの神、主があなたとともにおられるのだから。」

 これは聖書のヨシュア記1章9節に記されていることばです。クリスチャンの両親のもとで幼い頃から育てられていた私は、家の中に掲げられていたこの聖書のことばを身近に感じていました。
 どのような所に行っても神様が共にいてくださる。・・・ 緊張や不安を覚えるようなときも、そのことを思い出しながら、不思議と心が落ち着いて安心していくということをその都度経験してきました。

 もしあなたも新しい環境へと向かう中で不安や恐れを抱いているのでしたら、是非この聖書のことばを思い出してください。神様は、あなたが行く所どこででも、あなたと共におられるのです。

 共におられる神様を信じている人々が集まっているキリスト教会では、神様からのメッセージを受け取ることができます。あなたも神様と共に歩み始めてみませんか?


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