花の四日市スワマエ商店街

表参道スワマエ商店街会長のひとり愚痴

輪違屋糸里

2007年09月11日 | 四日市商店連合会です
昨日と一昨日の二夜にわたり 浅田次郎の「輪違屋糸里」があった
芹沢鴨の暗殺シーンが見せ場だったが 壬生寺横の八木家 新撰組屯所へは商店連合会の旅行で訪れた
NHK大河ドラマで評判を呼んでいた頃だから数年前になる
あの日も雨でした
芹沢の刀が かまちに刺さった その跡も見学してきました
現場はもっと狭かったように記憶している
芸妓を置く輪違屋は現存しているそうだが 糸里の存在ははっきりしないそうだ
もう一度訪れてみたい

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江戸吉原図集より その4

2007年09月09日 | わたくしごと、つまり個人的なこと
三谷一馬著「江戸吉原図聚」中公文庫より
大門をくぐった仲の町両脇には、総二階の引き手茶屋が並びます。
大見世の花魁を呼ぶときはここで交渉するのですが、中見世や小見世は直づけ(じきづけ)や素あがり(すあがり)といって直接格子から遊女を覗いて物色できました。
気に入った遊女がいますと二階の引付け座敷に上がり、見世の若い者(二階廻し)にこれこれの顔立ちの人と説明をします。
若い者が承知して階下へ降りていきますと、入れ替わりに禿(かむろ)と呼ばれる女の子がお茶とお菓子を運んできます。
再び若い者が杯台と銚子、硯蓋を持参し、そしていよいよ遊女の登場です。
若い者が「ヘイ、あなた様」「こなた様」と呼んで、ずーっと離れたところで杯を交わす「引きつけの式」を行ないます。このときお酒を飲んではいけません。形だけの儀式です。
儀式が終わると、若い者の「お召し替え!」の声と共に遊女は席をはずします。
やがて注文の料理(台の物)が並び、お酒が入って賑やかになってまいります。
ふたたび遊女が常着に着替えて登場しますが、料理に手をつけることもなく、口も利いてはくれません。
ようやく若い者の「あちらへ」の声がかかると、遊女の部屋へ案内されるのです。こうして「床が納まる」ということになるのです。
これが初会。二度目が「裏を返す」三度目が「馴染み」と遊女も口を利いてくれて、二人の仲は親密になってまいります。
その分、祝儀もかかるというものです。
お金のかかる、面倒な世界でありました。
ま、そこまでの恋愛ゲームを楽しんだのでしょう。
高級花魁になるとスターなみでした。巨額のお金が動き、江戸っ子の憧れの的です。
ひとつの文化が生まれたのもうなずけます。
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諏訪商店街振興組合視察旅行 後編

2007年09月08日 | 諏訪商店街振興組合のこと

岡崎八丁味噌を作っているカクキューさんは、創業が江戸時代初期といわれているらしい。
「八丁味噌は辛いだけ」と思っていたおかぁんは、試食と説明で「結構いける」と先入観を変えた様子、早速、お味噌を買い求めておりました。
明治40年に出来た味噌倉を「史料館・八丁味噌の里」としてオープンしたのは平成3年のことでした。

さて小雨降る中、岡崎を出たバスは中央自動車道に入りました。
長い恵那山トンネルを抜けたすぐの園原インターチェンジで降り、阿智川沿いを10分ほど走ると昼神温泉卿です。
ここの歴史は比較的新しく、温泉が出たのは昭和48年ということ。阿智川の両脇に二十数件の旅館が建っていました。静かで雰囲気は良さそうです。

1時間半ほどでしたが「伊那華」さんにてバイキング料理と温泉を楽しませていただきました。

川向こうに見える平屋の「石苔亭 いしだ」さんは高級旅館です。宿泊費は29,000円とのこと、次回お越しになるときは是非ご利用下さい。

さて、小雨でありましたが、台風の影響で天竜下りは中止となり、水引の里と、飯田城お菓子の城でお土産を買い求めました。
写真は水引の里で、水引を使った工芸品の説明をするおじさん。商魂たくましく、面白いお話でしたが・・・・買い求める客はいまひとつ。お土産にいただいた水引は、申し訳なかったであります。
さて、「役員のあんたが、あんまり酒飲んだらアカンよ!」と、きつくおかぁんに5寸釘を打たれ、理事長が入院中のため欠席で、帰りのバスでは静かな私でございました。
心配されていた台風9号に見舞われることもなく18時30分四日市に着きました。
お世話になった三重タイムスの田中さん、バスガイドの位田さん、運転手の松坂さん、ありがとうございました。


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諏訪商店街振興組合視察旅行決行

2007年09月07日 | 諏訪商店街振興組合のこと
9月6日木曜日 心配されている台風9号に逆らうように 振興組合の視察旅行が決行されました

7時50分 予定より早く出発した2台のバスは 23号線から伊勢湾岸道路へ ところが霞までひどい渋滞にあいました
霞を過ぎて順調に走り 一路岡崎へ
ところが岡崎方面渋滞8キロの表示が・・・
バイパスを抜け NHKのドラマ「純情きらり」のロケ地だった八丁味噌の工場へ到着 30分遅れでございました

さすがに大きなたるが並ぶ様は壮観です
昔の作業の様子が人形で作られていて 見ごたえがありました
帰りの売店では 抜け目なく 味噌汁の試食があり
早速お土産を買い求めました
つづく


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江戸吉原図集より その3

2007年09月05日 | わたくしごと、つまり個人的なこと
大門を入ると仲の町、両側には二階建ての引手茶屋がずらりと並んでいます。
ここで交渉し、二階座敷で花魁を呼ぶわけです。
花魁は見世から茶屋まで、徒党を組んでやってきます。三枚歯の塗り下駄を履き、外八文字を組んでしゃなりしゃなりと練ってまいります。
そしてご対面であります。
しかし、莫大な金がかかります。単なるセックス処理の問題ではありません。
格安の切見世も、わきに入った揚屋町や京町にありますのでご安心を。まあ、ここいらは、ひやかしくらいにしておきましょう。

東都名所図から新吉原の俯瞰図。歌川広重「江戸名所 新吉原五町弥生花盛全図」

本物の桜が立つ仲の町の賑わい。中央に見える屋根は大門ではなく、江戸町一丁目の木戸です。歌川広重「江戸名所 吉原仲の町桜時」

夜の見世「いずみや」を描いたもの。葛飾応為「吉原格子先の図」

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江戸吉原図集より その2

2007年09月03日 | わたくしごと、つまり個人的なこと

衣紋坂を下ると大門があります。
新吉原は大変な賑わいです。この門は午後10時には閉ざされました。吉原は通称「おはぐろどぶ」という川に囲まれ、出入りはこの門しかありませんでした。
逃亡や犯罪から守るためです。大火の際には、逃げることのできなかった娼婦の死骸で悲惨な光景だったそうです。
大門の左側には奉行所の出張所である面番所、交番が建っていて、右には吉原の総名主が詰める四郎兵衛会所があり、それぞれで挙動不振の者を見張っていました。
大門をくぐると両側に茶屋が並ぶ仲の町のとおりです。いわばメインストリート。この通りには季節に応じた装飾やイベントがあり、華やいだ風情をかもし出していました。
お正月は、二階まで届くような松と笹がずらりと並んだ松飾り。
二月初午には大神楽が通りを行きかい。
春は、本物の桜の木が立ち並び。
五月には、溝を掘って花菖蒲がずらりと植えられ。
七夕は笹飾りが飾られました。
7月1日には、仲の町とおりには玉菊灯篭が軒に飾られ。
7月12日は、盂蘭盆飾りのほおずきなどが売られた草市が出ました。
8月15日は中秋の名月で、月見会が開かれて、四季の移ろいにふさわしい催しものが企画されたのです。
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携帯電話で大いに怒る!

2007年09月01日 | わたくしごと、つまり個人的なこと
携帯電話を変えたことは前にお話しした。
音楽とか保険とかいろんなオプションがついていた。
「そんなもの一切いらない」と切り替え時に言ったのですが、当初は無料で付いている、8月末にキャンセルの連絡を下さい、はずしますから、との親切はお話を聞いて帰った。
さて8月末、余計なお金がかかっては困ると、店に赴きキャンセルの旨を伝えた。
ご本人様ですか?と聞かれた。
実は名義が、うちのおっかあになっている。
携帯電話からでも簡単にオプションはキャンセルできると聞き、帰って携帯で電話をしてみた。
延々とお話が始まった。おまけにコマーシャルを聞かされる羽目になった。
頭にきたのでおっかあに「お前、直接店に行け!」
否「あんたやなけらアカンそうで、行ってくれませんか?簡単に済みます」
と送り出した。
しばらくしてかんかんになって帰ってきた。
どうやら、すぐにははずしてくれなかったらしい。
免許証を見せてくれとか、保険は必要ですよとか、ごちゃごちゃ言う。
頭に来たおっかあは「どうでもええで、全部ヤメじゃ!」と切れた。
年寄りで訳が分からんと思い馬鹿にしおって!
帰りがけにおっかあは店の女性に尋ねたそうな
「ところでこの携帯、マダ 話しはできますよネ?」
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