花の四日市スワマエ商店街

表参道スワマエ商店街会長のひとり愚痴

“男はつらいよ 純情編”ご案内

2013年07月02日 | 元気がいちばん・達者がなにより

ご無沙汰しておりました。平成25年度四日市市文化の駅サテライトステーション事業が受理されて、今年度も9回にわたり映画会を開催させていただくことになりました。映像も音響もお粗末ではございますが、とにかく入場無料で大感動保証付でございます。

大勢の方に参加いただいてこその映画会。関係者一同、皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。

今回は、皆様方のリクエストを尊重しながら、団塊の世代の方々にも楽しんでいただける作品にいたしました。過去2回の上映会の経験から、松竹映画が作品も揃っているため“松竹キネマへの誘い”と題して9作品を選ばせていただきました。選に漏れた皆様には深くお詫び申し上げます。

さて、巻頭を飾る第1回は“男はつらいよ 純情編”です。

監督はご存じ山田洋次、1971年1月15日に公開されました。

“男はつらいよ”のヒットで続編を作った山田監督。その後、森崎東と小林俊一監督に譲った後、第5作の望郷篇を製作。そして第6作に掛りました。シリーズ化への勢いが出てきた頃の作品。出演も森繁久弥に若尾文子と大物で固めています。

見どころは随所にあって、純情編のタイトルにふさわしい宮本信子との出会いは何度観ても涙です。そして父親役の森繁久弥は・・

「おいの反対ば押し切って一緒になったんなら、それぐらいの覚悟しとらんでどげんすっか。そんな意気地のないことじゃ父ちゃん心配で死ぬることもできん・・・・」と娘の宮本信子を叱ります。

マドンナ役の若尾文子は、寅次郎の思いをこう言ってかわします。

「ねえ、寅さんにどうしてもお話ししておきたいことがあるの。私、困ってるの。ある人がねえ・・私にとても好意を寄せてくださるの。その人とてもいい人なので私嬉しいんだけれど、でもね、私どうしてもその人の気持ちを、お受けするわけには・・・」

そして、ラストの柴又駅ホームのシーンは忘れがたい叙情感にあふれています。

涙して笑わせる“男はつらいよ 純情編”是非ご参加ください。


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