花の四日市スワマエ商店街

表参道スワマエ商店街会長のひとり愚痴

市井からの眺め 7

2020年01月18日 | レモン色の町

国産振興四日市大博覧会の中でも特に人気のあったのが国際演芸場で、第二会場の奥にあった。余興場正面にはショーの看板が、塔の左方向にはビー・カイル嬢の飛び込み用梯子が見える。

演芸館のチラシ。国際演芸場は35銭、演芸館は25銭で入場できた。外国人が珍しかった頃だろう。

ロシアの怪人、イワン・カロロフ。30貫の鉄アレイを玩具のごとくひねり回した。

エジプト人のバジ・アリー。生きた金魚やナッツを飲み込んだり戻したり、1ガロンの水と5合の石油を飲み、目標めがけて火を噴きだしたりした。

インディアン・バーンは、長刀を飲み込んだままとんぼ返りをした。

米国一の女流ダイバー、ビー・カイル嬢は、30メートルの梯子の上から決死の飛び込みを行った。

演芸館に出演のアポロ・セルビアン舞踏団。お色気たっぷりであります。

写真集 四日市市の100年 より

知り合いのおじさんから聞いた話では鯨の展示もあったが、会場で死んでしまったという話を聞いた。もう少し詳しく聞いておけばと悔やまれる

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする