昨夜から、風雨が強い。
どうしているかなあと、ついつい子供や孫のことを思ってしまう。
一本立ちして家庭を持っている子供を案じて
いては、長生き出来ないに違いない。
おっと、そうは言っても、私は昭和のひと桁生まれだ。十分生きたではないかと言われそう。
右の花の名前は忘れた。栃木県の植物園で撮った写真だ。昨日のブログに、近所で撮った花を載せたところ、お褒めをいただいてしまった。
お調子に乗って、また載せてしまいました。
前々から、私は写真が好き。下手の横好きで、しかも長続きしている。
長くやっているのに、上達はしない。意欲はあるのだが、才能がないのだろう。投げ出さないところは偉い。自分で自分を誉めている。
外は激しい風雨だ。雨戸を大粒の雨滴が叩きつけている。
それでも虫の音は聞こえている。何かの蔭に潜んで、雨を凌いでいるに違いない。少し哀れだし、たくましいヤツだとも思う。
それに対し、眠れないでいる私は、ちょっと情けない。心配事があるわけではない。心配といっても、「孫たちはどうしているかなあ」と、案じている程度のこと。
不眠症なんですかねえ。
以前の私は、病気がちだった。入退院も数回。家内には苦労をかけた。だから、今も頭が上がらない。
医師に言わせると、「生き方の問題」だと言う。「生き方や考え方を直さないと、また病気になりますよ」などと、平気で言うのだ。
「若いアンタには言われたくないよ」。これは内心の私。しかし、表面は神妙。
自律神経がうまく働いてくれないんですかねえ。これが医師の弁だ。
「だったら、うまくいくように、治してくださいよ」。これは私の願い事だ。患者の病気を治すのが、医師の仕事ではないかと、私は思う。
ところがその医師は、「病気は自分で治すもの」と言って、薬もくれない。
高血圧と高尿酸の薬はもらっている。
胃がおかしいとか、眠れないと言っても、薬はもらえない。
だから、眠れない夜は、パソコンと相撲をとっている。
やはり、外は激しい風雨だ。
電線が風で鳴っている。雨戸を打つ雨も凄まじい。
いつの間にか、虫の音は聞こえなくなっている。