新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

平和ボケの世迷い言

2007年09月26日 12時01分27秒 | 日記・エッセイ・コラム

 福田政権が今日発足する。
 首相自身が、「背水の陣」内閣と称していた。たしかに、崖っぷちに立っている内閣だ。

 ここのところのマスコミ論調は、至極温和になっている。安倍前内閣の時とは、マスコミ周辺の空気が違う。公平ではないと思う。
 安倍・中川連合軍と朝日・NHK連合軍との当事者だったことが、根っこにあったのだろう。大朝日が、底の浅い対応をしていたのだろうか。

 いままで、「漂流にストップ!」と銘打って、政治的な願望や感想を書いていた。
 安倍晋三氏の国家観や歴史認識が、私のそれと似通っていたこともあって、安倍内閣の応援団のつもりだった。

 所詮私は、外野からビールを飲みながら、政治プレーを眺めている一観客だ。
 政治動向をクールに観察し、適切な評論を行い、あるべき方向を指し示す役割を演じているのでもなく、また、その資格も才能もない。

 ジャイアンツが好調になったときは、メガホンを叩いてはしゃぎながら選手にエールを送る。しかし、ひとたび劣勢に追い込まれると、極端に声がしぼんでしまう。東京ドームに行かないどころか、テレビもみない。
 相手チームを大声で罵倒するほどの蛮勇はない。わがチームの不運を嘆きつつ、ブツブツ言っているのが精一杯。相手チームを罵倒してみても、私のストレスは発散できない。

 ジャイアンツが引っ込んでしまった。メガホンを叩ける役者がいない。

 福田首相にも頑張って貰わなければならない。しかし、私の願望とはチョット違うようだなあ、といった感じなのだ。
 国民のための良い政治をして貰いたいのだが、メガホンを叩く気にはなれない。

 靖国神社に代わる追悼施設の建設とか、拉致問題の対応の点で、少しばかり違和感がある。リベラルとでも言うのだろうか。

 「漂流にストップ!」はメガホンだった。

 悩んでいる。まさに、ノーテンキな平和ボケの世迷い言。

 暫くは様子を見ながら、「漂流にストップ!」も続けよう。
 もしよろしかったら、そちらにもお立ち寄りくださいませ。

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コメント (4)
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