新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

久しぶりの散策

2007年09月16日 12時34分55秒 | 身辺雑記

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 起きて直ぐに新聞を見た。自民党総裁選の記事が、トップで躍っていた。
 大勢が決まっているような書きぶりだった。
「なーんだい、自民党なんて、やっぱりそんなもんかい!」
 私はカメラを持って、散歩と洒落こんだ。「洒落こんだ」というのはウソだ。憤懣やるかたない思いのまま家を出てのだ。

 いつもの日曜日なら、朝7時30分から8CH,9時からは1CH,10時からは10CHのテレビを見るのが定番だったのだが、今朝はその気になれなかった。
 私が偏屈なのかも知れないが、たとえブラウン管を通してでも、政治家の顔は見たくなかった。
 安倍選びの時、あれほど安倍さんに集中していた議員票が、今度はドッと福田さんに流れる公算が大きいそうだ。

 両者の政策が近いのであれば、まだ理解出来る。しかし、安倍さんと福田さんでは、国家観も経済政策も異なっていたはずではなかったのか。なのに、この変わり様は、いったいどうしたというのだろう。

 例えば北朝鮮対策。安倍さんは圧力重視だった。ところが福田さんは、対話に軸足を置くと言っている。
 先の総裁選びの時、北朝鮮に対する対応の違いがあって、安倍さんが選ばれたような雰囲気だったではないか。
 むしろ、安倍路線と麻生路線は近かったはずだ。

 ところが議員たちは、派閥単位で福田支持を決めている。

 私は、日本の政治に失望している。
 政治家の行動原理は、政策がどうの・・と言う問題ではない。ポストを狙って勝ち馬に乗ろうとしているだけだ。
 小泉チルドレンとて同じこと。次の選挙で公認されることだけを考えている。

 彼らにとって、政策は3番目。一にポスト。二に金。テレビでしたり顔で言う奴だって、同じ穴のムジナだ。 

 もうイヤだ。税金なんぞ、納めるモンか!

 そんな心境から、散歩に出た。動機が良くなかったが、天気は良かった。むしろ暑かった。

 まだ花時ではなかろうに、曼珠沙華が一輪だけ咲いていた。しかも石垣の傍らで、ひっそりと咲いていた。いじらしい。
 曼珠沙華は、私にとって、コスモスの次ぎに好きな秋の花だ。まるで、私を待っていてくれた様子で咲いていた。

 露草はもう盛りを過ぎている。花弁も小さい。しかし、群れをなして咲いていた。
 まるで「高齢化社会」を思わせてくれた。

 明日は少し遠出をしようか。
 ガソリンを満タンにし、洗車も済ませた。

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コメント (6)
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