新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

他愛ないボヤキ

2007年09月11日 04時46分00秒 | 身辺雑記

 思案に思案を重ねて書き上げたブログが、たったワンタッチの操作ミスで、ブッ飛んでしまった。泣くに泣けない気分。おのれのミスなのだから、誰に当たることもできない。

 考えてみれば、このような泣くに泣けないミスを、どれほど繰り返してきたことか。
 キリがないほど、思い浮かんでくる。
 笑い話で済ませないこともあった。よく今日まで無事でいられたものだ。

 15年ほど前の失敗談。この失敗談は、笑える話なので、念のため。

 京都へ一泊の社員旅行。前夜はすっかり酔いつぶれたのに、翌朝も飽きもせずに飲んで、新幹線で東京へご帰還と相成った。

 さすがに列車の中では、静かに一睡。目が覚めれば、東京駅であった。

 日曜日の午前中だったが、大宮の愛妻の元へ心急いで、東北新幹線に飛び乗った。
 刻を置かずに発車。
「ついていたなあ」と私はご満悦だった。

 あまり時間を置かずに、検札の車掌がやってきた。
 切符を買わずに乗り込んでいたので、「大宮までください」と私。
「え?大宮には停まりませんよ。次は仙台です」と、車掌は気の毒そう。
「大宮に停まらないのって、あるんですか?」
「ええ、一日に1本あります」

 これには参ったが、如何とも為しがたい。私の不注意のせい。

「まあいいか。この程度の災難で、大きな災難が避けられたのかもしれないしなあ」 
 私は意外に諦めが早い。いつの時も、そのようにして諦める。大難を小難で避けた。これは私の決まり文句。

 新幹線での仙台往復は、思いの外早いのだ。
「仙台まで行ったことは、家内には内緒。本屋にでも寄っていたことにしよう」。

 そんなつもりだったが、なにを思ったか、仙台駅のホームで「笹かまぼこ」を買い、今度は上り列車に飛び乗った。仙台まで行った証拠品を買ってしまったのだから、もともとドジだ。

 途中、郡山あたりで大雨が降ったが、新幹線の旅は順調であった。

 京都からの直通よりは時間がかかったが、無事のご帰還。

「いやあ郡山で凄い雨だったよ」と、私は不覚にもポロリ。
「え?京都へ行ったのではなかったの?」

 納得して貰うのには、結構な時間を要したというお話だ。

 不覚なワンタッチミスから、昔の不覚を告白する羽目になってしまった。
 それにしても、他愛ない話で失礼。

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コメント (2)
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