新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

お中日

2007年09月23日 20時22分02秒 | 日記・エッセイ・コラム

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 台風10号で大被害を被った近所の鶏頭が、やっと生き返った。

 毒々しいほどの赤。

 大きな頭を並べ、じっと私を見つめていて、気味が悪いような雰囲気だ。

 花々は、どんな思いで私を見ているのやら。

(写真をクリックすると、大きくなります)

                             


 
 
 今日は彼岸のお中日。

 高速道で、茨城県北部へ往復。
 両親の墓参りである。

 往路は中程度の渋滞。つまり、思っていたほど混んではいなかった。

 久しぶりに弟妹たちと会った。
 会えば、いつものことながら、戦争末期の話題が多くなる。

 末弟は昭和21年生まれなので、戦争末期には、登場人物として出てこない。
 だから話題には入れず、可哀想かなあと思っていたら、むしろ積極的に聞きたがる。
「それで、それで……」といった調子で、私たちの発言を促してくる。
 苦労した団塊の世代。兄姉に対し、かなり気配りをしてくれた。ダメな弟と叱咤していたころが、まるで嘘のよう。やはり、歳月は人を変えてくれる。

 自分が知らない時代の両親に、会いたい気持ちもあったのかもしれない。
 少しばかりいじらしく思えた。

 帰路は予想に違わず、大渋滞。
 でもまあ、今年のお彼岸も無事に過ごせて、しんそこホッとした。
 
       

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コメント (4)
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