新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

ブログって何だ?

2007年09月03日 16時36分34秒 | 身辺雑記

 ブログを技術論的に言えば、「簡単にホームページが作れる」ということらしい。
 私がブログをはじめるキッカケも、「簡単に……」というところにあった。

 しかし、「簡単に……」という魅力が、「ホームページを作る」以外のニーズも掘り起こしはじめたのではないか。

 私がそうだ。HTML言語の勉強をして、「ホームページを作る」ことは考えなかった。それほどまでして、ホームページを作る必要性はなかった。リタイアした現在、文章は「一太郎」か「WARD」で十分。知人とのコミュニケーションは、Eメールか携帯電話で十分にことが足りていた。

 ところが、「簡単にホームページが作れる」ところから、思わぬニーズが生まれた。少なくとも私の場合は、「思わぬ目的」が生じてきた。

「身辺雑記を書いて、知人に届けてみようか」、という気持ちが、不遜にも、私の内側にうまれた。
 HTML言語を使ってホームページを作り、「身辺雑記を書いて、知人に読んでもらう」、なんてことは、もともと考えない。なにかあったら、Eメールか電話ですんでしまう。

 つまり、ブログの出現が、私の思考と行動を変えた。「オレ、こんなことを感じたよ」とブログに書き、知人たちに読んで貰おうと思い立った。我が儘を聞いて貰える知人に限られることはもちろんのこと。

 知人たちは現役のビジネスマンだ。それでも時々は見てくれて、「コメント」を寄せてくれたりする。それがまた嬉しく、身を入れて書くことになっていった。

 そんなことが続く内に、見ず知らずの「トラックバック」が打たれてくるようになった。ほとんどはアダルトモノだ。直ちに消去。
 しかし中には、私のブログに共感を寄せて下さる方や、アドバイスをいただくような「トラックバック」や「コメント」もあった。

 これは新しい繋がりだ。もちろん見ず知らずの人たち。それだけに、寄せて頂ける「トラックバック」や「コメント」は、私を刺激してくれる。大袈裟な表現をすれば、新しい世界ができた。

 ブログは匿名性の高い新しいコミュニケーション手段だ。そこに多くの人々が、匿名で集っている。もちろん、匿名でない人たちもいるが……。
 匿名だからこそ言える本音もあるだろうし、反対に虚飾もあるかもしれない。ときには不愉快な「トラックバック「や「コメント」もある。
 それらのすべてをひっくるめて、新しいコミニュケーション手段として、今、ブログがある。

 政治家や芸人たちは、PR手段として活用しているし、アダルトモノのきわどい宣伝にも使われている。

 固いことを言ったらキリがない。良いことも悪いことも混在しているのは、ブログに限ったことではない。しかしいずれは、緩やかな自己抑制がかかってくるのではなかろうか。

 私にとっては、自己実現手段の一つとも言えそうだ。
楽しいってことがなによりだ。

 しかしながら、「いつまで続くかなあ……」が、私にとっての当面の大問題。

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コメント (1)
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