新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

ツクシとスギナ

2009年04月28日 06時15分14秒 | 写真俳句・エッセー

 子供の頃、「ツクシ誰の子、スギナの子」と唄った覚えがある。

 それ以外の言葉は思い浮かばないし、節回しもはっきり覚えていない。

 ツクシはスギナの子供だ。 

 秋になるとスギナは枯れた姿になる。しかし、その後も地下茎や根は地下で生きている。

 春を待って、その根や地下茎から、胞子をつける特別な胞子茎が動き始める。それがツクシだ。

Simg_2636

 上の写真は、ツクシ(つまり胞子茎)が現れ、周囲にスギナも芽を出したところ。

 日数が立てばツクシが枯れ、スギナが残る。

 そのスギナは、今、来春の活動に備え、精一杯の活動中。畑地であろうと土手であろうと、目立たぬようにしながら、努力しているのだ。

 呼ばれてもそっぽ向くなりつくしんぼ   ひよどり

 呼ばずとも控へてをりしすぎなかな    ひよどり

 これは私の好き勝手なイメージ。

 さしずめわが家にあっては、孫娘と老爺の関係だろうか。

 別館として、写真俳句ブログ「いのちの囁き」を開いております。

 ご覧いただけると嬉しいです。

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コメント (10)
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