新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

お墓の問題

2008年03月19日 11時58分52秒 | 身辺雑記

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伝える(タンポポ)  2007年3月26日

 写真は昨年3月撮影のタンポポ。

 綿毛がわずかな風にも飛びそうな風情。 

 昨夜、団塊世代の後輩たちとイッパイ。

 ワイワイガヤガヤとやっている内、お墓の話題となった。

 みんなが気になっている問題なのだ。

 後輩たちも私と同様、地方から東京に出てきて、新家庭を築いていた。

 跡継ぎの立場であれば、実家のお墓が気になっている。

 天皇家と比べるべくもないが、「家」をどのようにつないでいくのかも、考えなければならない問題なのだ。

 私は長男だが、弟が実家を継いでくれているので、問題はない。

 実家の跡継ぎでない者にとっては、自分の墓地を求める問題がある。

 自分の遺体をどのように始末するか。

 夫の気持ちと妻の気持ちがあっているのかどうか。

 宗教の食い違いがあったらなおさら複雑だ。

 子供たちの意向を無視して決めることもできない。

 散骨が広く取り沙汰されているが、それぞれの宗教観もあって、簡単には決まらるものでもあるまい。

 少子化も問題を少しばかり複雑にしている。

「孫は女の子ばかり。配偶者によっては、わが家の墓守をしてくれるかどうかも保証がない」

 こんな悩みもありそうなのだ。

 わが家のお墓は都内にあり、息子の嫁が葬られている。

 その点からみれば、お墓の問題は息子まで伝わった。

 しかし、孫がどのようにしてくれるかまでは分からない。

 今後の世相や習俗の変化によって、葬る形も変わって行くかも知れない。

 私たち夫婦にできることは、先祖や親を崇敬している姿を、息子や孫に見せることで心を伝えるだけなのだろうか。

 今のところ、私たち夫婦か息子が、お墓の掃除をしている。

 いずれ孫娘も、掃除などに連れて行こうとは思っている。

 タンポポは綿毛に委ねて種を飛ばそうとしている。

 お墓の問題をはじめ伝統や習俗をどのように伝えるか、大きな問題の一つに違いない。  

 

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コメント (16)
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