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たまたま撮った杭の上の鴨です。
杭の上で惰眠をむさぼっている様子が面白く、パチリとしました。
鴨の生態からすれば、きっとこの様子は必然的なものであり、決して惰眠ではないのでしょう。
野鳥や鴨の生態に不案内な私なので、「孤鴨の惰眠」と思い違いをしているに違いありません。
さはさりながら、様子を見る限り、我が国の現況と似通っているではありませんか。
さきほどテレビで、国会中継を流しておりました。参院予算委員会です。
なんとやらいう自民党委員が、質問を始めました。
今日まで寝ていた野党議員の出席に対し、敬意を表することから始めたのには驚きです。
本来は、審議をストップしていたことについて、国民に対する詫びから入るべきではありませんか。
そして首相に対する最初の質問は、「イージス艦事故に対する見解」を求めておりました。
政府も与党も、野党も含め、まるで寝ぼけマナコです。
ドルが売られ、円が100円台までに高くなりました。
そのような国際金融状況の中で、日本の政治は、日銀総裁を決めきれずにおります。
対応が遅い割りには、対応をしないまま、「毒入り冷凍餃子」は過去の問題となってしまいそうです。
中国の捜査当局は、「中国国内で農薬が混入された可能性はない」と、公式見解を出しています。
日本の検察庁は、即座に強く反論しておりましたが、政府としては、まったく腰の引きっぱなしです。
日本人の生命より、日中友好が大切」、と考えているとしか思えません。
福田首相の目線の置き方と弱腰が、おおいに気になります。
北朝鮮とアメリカは、「北朝鮮のテロ支援国家」指定について、論議されている様子です。
めまぐるしく動いている国際事情の中で、今や日本はひとりぼっちです。
諸外国と肩を並べている対等の国家として、存在を主張しているのでしょうか。
まるで孤独な鴨です。
その弧鴨が、いつまで惰眠をむさぼっているのか、心配でなりません。
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