新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

平凡こそのめでたけれ

2008年03月17日 07時05分06秒 | 写真俳句・エッセー

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菜の花や平凡こそのめでたけれ(2007.3.16)

 菜の花は群がって咲いていることが多い。

 鮮やかな黄色なので、遠くからでも気づきやすい。

 近づいて見ると、芳香が一帯に漂っている。

 しかし一つ一つの花は、強く自己主張しているわけではない。

 淡々と咲いているのだ。

 菜の花には、もともと貴婦人の風情はない。

 孤高の気配もない。

 それぞれが他の花を気遣っている様子もなく、気遣いを強いたりもしていない。

 私はそんな菜の花が大好きだ。

 菜の花の生き方に憧れている。

    菜の花や平凡こそのめでたけれ   鵯 一平

 今日は彼岸の入り。

 これから墓参に行ってくる。

 わが家の墓(息子の嫁さん)とカミさん一族の墓。

 私の両親については、少し遠いのでお中日に墓参の予定。

 平凡で穏やかないい一日を過せればありがたい。

 なによりも、めでたいことである。

 

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コメント (12)
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