4年前の紅葉。群馬県内で撮影。
後輩の女性たちと紅葉狩。彼女たち推奨の場所だったが、見事な紅葉であった。(クリックして頂くと、写真は大きくなります。
風邪で寝込んだりすると、親兄弟や古い友人たちを思い起こしたりする。
「昔はよかったなあ」、といった感情ではない。懐かしむのとも違う。
とにかく、フーッと思うのだ。
ふるさとへ廻る六分は気の弱り
(全国の66カ所の霊場を巡って修行している修行僧でさえ、ふっと気弱になれば、おのずと足はふるさとへ向いてしまう) 六分とはその修行僧のこと。
古川柳であろうか、詠み人も時代も私は不勉強。無責任な引用で恐縮です。「気の弱り」に惹かれた次第。
修行僧の六分さんですら、気弱になれば、つい故郷に足が向いてしまうものだ。
まして我々凡人であればなおのこと。
そんな心を詠んだものであろうか。
「そう言えば、アイツともずいぶん長い間、会っていないなあ」。
そんなことを思ってばかりいるようでは、「気の弱り」と言われそうだ。
今日になって、3年前の紅葉を思い起こしたのは、決して「気の弱り」からではない。
紅葉が待ち遠しいからのこと。
ニュースでは、今年の紅葉は例年より遅いと報じていた。
寒くなると一気に色づくので、体調を万全に整えて、紅葉前線を待ち受けることにしよう。