新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

巡る六分は気の弱り

2007年10月17日 14時47分18秒 | 身辺雑記

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 4年前の紅葉。群馬県内で撮影。
 後輩の女性たちと紅葉狩。彼女たち推奨の場所だったが、見事な紅葉であった。(クリックして頂くと、写真は大きくなります。

 

  風邪で寝込んだりすると、親兄弟や古い友人たちを思い起こしたりする。

 「昔はよかったなあ」、といった感情ではない。懐かしむのとも違う。

 とにかく、フーッと思うのだ。

 ふるさとへ廻る六分は気の弱り

 (全国の66カ所の霊場を巡って修行している修行僧でさえ、ふっと気弱になれば、おのずと足はふるさとへ向いてしまう) 六分とはその修行僧のこと。
 古川柳であろうか、詠み人も時代も私は不勉強。無責任な引用で恐縮です。「気の弱り」に惹かれた次第。


 修行僧の六分さんですら、気弱になれば、つい故郷に足が向いてしまうものだ。
 まして我々凡人であればなおのこと。

 そんな心を詠んだものであろうか。

「そう言えば、アイツともずいぶん長い間、会っていないなあ」。

 そんなことを思ってばかりいるようでは、「気の弱り」と言われそうだ。 

 今日になって、3年前の紅葉を思い起こしたのは、決して「気の弱り」からではない。
 紅葉が待ち遠しいからのこと。
 
 ニュースでは、今年の紅葉は例年より遅いと報じていた。

 寒くなると一気に色づくので、体調を万全に整えて、紅葉前線を待ち受けることにしよう。

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コメント (6)
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