愛知や岐阜にある巨大ショッピング・モール──イオンとMOZOとアピタ──は元日も営業するらしい。岐阜城のある金華山ロープウェイも、初日の出目当ての客を充てこんで朝5時から営業とのこと。昔は正月三ケ日はどこも店を開けてなかったものだけど、10年くらい前から一月二日から開店するようになってきた。そして、今は元日の営業が標準化しつつあるようだ。年末年始の購買量の多さに対して、その反動で二月は売れないというのは昔からよく知られていたことである。売店の職員は、人手が少なくても店をまわすことのできる二月に休めばよい、ということなんだろう。
それにしても、客の方の時間の使い方も変化したのだろうか。正月に長時間の買い物ができるほど暇な一方、親族回りや初詣でに時間を割いたりしなくなっているとか?。昔はそれぞれ家庭を持った兄弟姉妹が、お互いの子ども同士を会わせるために実家に集まったように思う。子どもたちにお金を使わない遊びをさせて、大人はその監督に──というか近くに存在していることに──けっこう時間を取られていたのではないだろうか。ところが現代の日本では兄弟数が少なくなって親族の数も減り、さらには少子化で子ども世代の数も減っている。おそらくそのために、実家に帰っても、暇が多くなっているのだろう。この状況なら、図書館を開ければかなり貸出も増えると思うんだが、まあそうはいかないよな。
それにしても、客の方の時間の使い方も変化したのだろうか。正月に長時間の買い物ができるほど暇な一方、親族回りや初詣でに時間を割いたりしなくなっているとか?。昔はそれぞれ家庭を持った兄弟姉妹が、お互いの子ども同士を会わせるために実家に集まったように思う。子どもたちにお金を使わない遊びをさせて、大人はその監督に──というか近くに存在していることに──けっこう時間を取られていたのではないだろうか。ところが現代の日本では兄弟数が少なくなって親族の数も減り、さらには少子化で子ども世代の数も減っている。おそらくそのために、実家に帰っても、暇が多くなっているのだろう。この状況なら、図書館を開ければかなり貸出も増えると思うんだが、まあそうはいかないよな。