29Lib 分館

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12月16日の衆議院議員選挙・神奈川四区についてあれこれ

2012-12-17 21:17:46 | チラシの裏
  昨日の選挙について雑記。僕が投票する選挙区は神奈川4区である。小泉政権時の郵政解散選挙では、自民党新人の林潤が国会議員になった。彼は2009年に自民党が大敗した時に落選し、噂では家庭まで崩壊して辛酸を舐めたらしい。今回の選挙で再起を期しているのかと思いきや、自民の候補者は山本朋広という見知らぬ人物だった。林潤はどうなったのかと思い、調べてみたら、和歌山1区で維新の会の落下傘候補になっていた。そして落選していた。登場したときは苦労を知らないおぼっちゃんって印象の人だったけど、大波に翻弄される人生となってしまい大変だ。

  驚いたことに、現衆議院議員の民主党・長島一由まで今回の選挙に出馬していない。彼が行う駅前での演説は音量が公害レベルで悪名高かった。特に早朝から大音量で行われる街頭演説に対しては、近隣住民がしばしば直接彼に怒りを伝えにいって揉め事にもなっていた。民主に逆風が吹いていることと、この他いろいろ悪い噂が流れていたせいもあってだろうか、不出馬を決めたようだ。公式の理由が「民間シンクタンクに就職するため」っていったいなんだそれ。林潤よりずっと器用で勘もいいタイプだが、信用できないという印象も残る。

  そういうわけで、みんなの党の浅尾慶一郎以外よくわらかない区になってしまっていた。民主党を追い出されても選挙区を変えずにしぶとくやってきた地道さが評価されたのか、今回ついに彼が小選挙区で当選した。
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