予定を変更して、現在、船場ビルの2Fにあるギャラリー「ドットアートコスモ」で開催されている水津俊和さんのスケッチ展を紹介します。水津さんは、京阪電鉄に勤務されており、スルッとKANSAI K-CARDシリ-ズ化のデザイン絵に「京阪沿線の建築物」が採用されるなど、関西、とくに京阪をよく利用される人にとってはなじみ深い方です。
私が水津さんのスケッチ展を見るのは2回目?3回目かな?会期は27日(日)までですので、ぜひぜひお出かけください。
作風は緻密さと大胆さ、荒々しさ(というか線の勢い)が共存しており、鉛筆による線と淡い彩色がそれこそ”え~感じ”です。
詳しくはドットアートコスモのHPを見ていただくとして、奈良の大宇陀や京都の美山町を題材としたスケッチも素晴らしかったのですが、大阪人&近代建築大好き人間の私としましては、浜寺公園駅や中央公会堂などが良かったです。特に前者は”欲しい!”と思いました(¥38,000で販売されているようでした)。梅小路の汽車や東華菜館も味わいあり。。淡路島の景色ものどかそうで良かったなあ。
ご存じのように、会場のある船場ビルは都心のビルにしては珍しい静かな中庭がある素敵な空間です(登録文化財)。水津さんのスケッチをご覧になられたあとは、ぜひビル内をひとめぐりして下さい。こぢんまりとした明るくて静謐な空間は私の大のお気に入り。写真は、3月に開かれた「大阪・アート・カレイドスコープツアー」の際に撮影したもの(少しだけですが)をご覧ください。実際の空間は、もっと素晴らしいですよ。
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