2008年に観た映画で印象に残った作品の一覧です。※昨年分はこちら。
映画館で観た本数の推移は下記の通りで、ここ数年は3~5本と完全に低め安定です。シネマ・コンプレックス全盛で、新作映画は割と見やすいのですが、都会では名画座が全くと言って良いほど無くなってしまったのが寂しいです。DVDで古い名作を見ることは可能ですが、やはり映画館の暗闇の中、大スクリーンで見るのとは、感銘度というか後に残るものが違いますからね。
2001年:1本(「千と千尋の神隠し」)
2002年:3本(「ピンポン」「スパイ・ゲーム」「タイム・マシン」)
2003年:2本(「戦場のピアニスト」「マトリックス・リローデッド」)
2004年:2本(「ロード・オブ・ザ・リング王の帰還」「ハウルの動く城」)
2005年:3本(「ミリオンダラー・ベイビー」「オペラ座の怪人」
「ALWAYS 三丁目の夕日」)
2006年:5本(「博士の愛した数式」「ナルニア国物語 第一章」
「ダ・ヴィンチ・コード」「ゲド戦記」「フラ・ガール」)
2007年:4本(「ブラック・ブック」「武士の一分」「バッテリー」
「ALWAYS 続・三丁目の夕日」
2008年:4本(「クライマーズ・ハイ」「北辰斜にさすところ」
「容疑者Xの献身」「マイ・ブルーベリー・ナイツ」)
**** 以下のリストでは、若干の新作とかなりの旧作が混在しています。
*印は邦画。
自己採点の目安----★:20点 ☆:10点
同じ映画でも別の日に採点したら、1ランク上がったり下がったりすることはあると思いますが、2ランクの変化は無いでしょう。また、ブログ記事にアップしたときと今回では点数が違ったりしていますが、相対評価の意味もありますし、大目に見てください(^_^;。なお、★★★★★(満点)は数年に1回付ける位で、めったにはありません。
皆さんのオススメ映画もぜひ教えて下さい。
*************************************************************
★★★★☆
横山秀夫の名作を見事に映画化。原作が持っていたあの熱気・
興奮・怒号・喧騒・執念・悲しみ・迷い・焦り・無念さなどが映像で
しっかりと描かれていました。
旧制高校の野球部の対抗戦を題材にした青春群像。現在と過去
を行き来する描き方は珍しい手法ではありませんが、一生の内に
一度くらいはあのような時間を過ごすのも有意義だと思いました。
ラストに起こった奇跡とは・・・。米映画「フィールド・オブ・ドリームス」
を彷彿とさせる絶妙の味わい。
天才物理学者・ガリレオシリーズはテレビでもドラマ化されて
話題になりました。TVではかなりコミカルな要素も大きい
のですが、映画は笑いは抑えめで、これも原作にかなり忠実に
作られて素晴らしい出来。「クライマーズ~」にも出演していた
堤真一がvery good。
★★★★
「イルマーレ」(DVD)
「007カジノロワイヤル」(DVD)
★★★☆
「ダイ・ハード4」(DVD)
「マイ・ブルーベリー・ナイツ」
*「椿山課長の七日間」(DVD)
*「県庁の星」(DVD)
私は昨年観た映画は14本だったのですが、みごとにかぶってません。
何もコメントできなくて残念。
(私が偏っているからですが)
「容疑者Xの献身」は観ようかなと思ったのですよ。
DVDになってからでも観ようと思います。
この本数の少なさではかぶらなくて当然かもです。
びんみんさんがよく観られる映画は、コアというかかなりの映画通が観る映画のようですね。私も中学~大学にかけてはよく映画を観たのですが、最近は全然です。
「容疑者Xの献身」は大画面で観る必要はそれほどないと思いますので、DVD化されたらぜひどうぞ。