「本を読む子」は必ず伸びる!(すばる舎)
★★★★’:75点
「頭がいい人、悪い人の話し方」「人の心を動かす文章術」などの著者・樋口裕一氏の新著。新聞広告を見てすぐに購入しました。類書はこれまでにも多数あるとは思いますが、子供たちには本好きになって欲しいので興味深く読みました。
第1章 「本を読む子」はここまで大きく伸びる!
第2章 ホンモノの学力は「勉強」だけでは育たない
第3章 「読書の楽しさ」に目覚めさせる誘導作戦
第4章 親の少しの手助けで、子供は必ず本好きになる!
第5章 もう、本の世界にやみつき!樋口セレクトお薦め本
「本を読む子」は(いずれ)学力や成績もグンと伸びる・・・と書かれています。それも言いたいことの1つでしょうが、
物語を読んでワクワク、ドキドキした経験は、何ものにも代えがたいもの。
本には考える力、文章や人が言っていることを読み取る力、自分の意見を正確に伝える力を養うパワーが備わっています。それらの力とは、(中略)「本当の頭のよさ」そのものです。
といったあたりが、本当は著者が一番言いたいことではないでしょうか。これも特段目新しい内容ではありませんが、平易な言葉でわかりやすく書かれているのが好ましかったです。
その他、いいなあと感じたところを抜粋しますと、
・読書のいいところは、その直接的な目的が「勉強」ではない点
・読書とは(インターネットのような:ひろ注)細切れの情報を拾うことではなく
「知の全体像を一気に吸収する」ということ
・車が( )走っている。
----「正しい答えはひとつではない」問題
・自分が子供のとき好きだった本、感銘を受けた本も、つい押しつけて
しまいがち。本好きな親だと、とくにその傾向あり(要注意 (^_^; )。
・「読書として楽しむ本」と「知識本」の両方を読ませる
・3冊に1冊は、「ちょっと背伸びの本」を紛れ込ませてみよう
・マンガもぜひ読書のなかに含むべき
・「繰り返し読み」こそ読書の真髄
・「本なんか読んでいないで、勉強しなさい」と親に言わせるくらい、
子供が読書に興味を示し始めたら最高
などなど。
第5章には15ジャンル108冊のオススメ本リストがついています。これがなかなか面白い。
私が読んだもののなかでは「だれも知らない小さな国」「十五少年漂流記」「星新一作品」「しろばんば」などが挙げられていました。
~ Amazonより ~
出版社 / 著者からの内容紹介
小学校の低学年から学力を鍛えるために、さまざまなメソッドや勉強法がうたわれている。中学校受験もますます盛んだが、それほど幼い頃から、知識を詰め込む必要があるのだろうか。テストで高い点数をとれるように育てるより、本を日常的に読めるように育てるほうが、はるかに近道なのではないだろうか。
本は思考力や想像力を養い、あらゆる知識を吸収するための土台。また、算数でも英語でも読解力がなければ伸びないが、その読解力は本を読んでいれば、知らず知らずのうちに養われる。
さらに、本を日常的に読んでいる子供は活字に親しんでおり、教科書や参考書の文字を読むのがつらくない。机の前にじっと座って、一つのことに集中するのにも慣れている。
本を読むことは、のちのち勉強を始めるときの基礎体力づくり。子供の頃から日常的に本を読んでいれば、たとえ小学校の頃は成績が芳しくなくても、中学・高校といざ本気になって勉強を始めたら、あっという間に伸びていくはず。
子供の学力を伸ばすメソッドはいろいろあるが、昔ながらの勉強法である「読書」の有用さを、いま一度見直したい。小学生向け作文塾「白藍塾」を主宰する著者が、活字離れの世の中に一石を投じる本。これなら絶対子供が本好きになる、お薦め本108点付き。
★★★★’:75点
「頭がいい人、悪い人の話し方」「人の心を動かす文章術」などの著者・樋口裕一氏の新著。新聞広告を見てすぐに購入しました。類書はこれまでにも多数あるとは思いますが、子供たちには本好きになって欲しいので興味深く読みました。
第1章 「本を読む子」はここまで大きく伸びる!
第2章 ホンモノの学力は「勉強」だけでは育たない
第3章 「読書の楽しさ」に目覚めさせる誘導作戦
第4章 親の少しの手助けで、子供は必ず本好きになる!
第5章 もう、本の世界にやみつき!樋口セレクトお薦め本
「本を読む子」は(いずれ)学力や成績もグンと伸びる・・・と書かれています。それも言いたいことの1つでしょうが、
物語を読んでワクワク、ドキドキした経験は、何ものにも代えがたいもの。
本には考える力、文章や人が言っていることを読み取る力、自分の意見を正確に伝える力を養うパワーが備わっています。それらの力とは、(中略)「本当の頭のよさ」そのものです。
といったあたりが、本当は著者が一番言いたいことではないでしょうか。これも特段目新しい内容ではありませんが、平易な言葉でわかりやすく書かれているのが好ましかったです。
その他、いいなあと感じたところを抜粋しますと、
・読書のいいところは、その直接的な目的が「勉強」ではない点
・読書とは(インターネットのような:ひろ注)細切れの情報を拾うことではなく
「知の全体像を一気に吸収する」ということ
・車が( )走っている。
----「正しい答えはひとつではない」問題
・自分が子供のとき好きだった本、感銘を受けた本も、つい押しつけて
しまいがち。本好きな親だと、とくにその傾向あり(要注意 (^_^; )。
・「読書として楽しむ本」と「知識本」の両方を読ませる
・3冊に1冊は、「ちょっと背伸びの本」を紛れ込ませてみよう
・マンガもぜひ読書のなかに含むべき
・「繰り返し読み」こそ読書の真髄
・「本なんか読んでいないで、勉強しなさい」と親に言わせるくらい、
子供が読書に興味を示し始めたら最高
などなど。
第5章には15ジャンル108冊のオススメ本リストがついています。これがなかなか面白い。
私が読んだもののなかでは「だれも知らない小さな国」「十五少年漂流記」「星新一作品」「しろばんば」などが挙げられていました。
~ Amazonより ~
出版社 / 著者からの内容紹介
小学校の低学年から学力を鍛えるために、さまざまなメソッドや勉強法がうたわれている。中学校受験もますます盛んだが、それほど幼い頃から、知識を詰め込む必要があるのだろうか。テストで高い点数をとれるように育てるより、本を日常的に読めるように育てるほうが、はるかに近道なのではないだろうか。
本は思考力や想像力を養い、あらゆる知識を吸収するための土台。また、算数でも英語でも読解力がなければ伸びないが、その読解力は本を読んでいれば、知らず知らずのうちに養われる。
さらに、本を日常的に読んでいる子供は活字に親しんでおり、教科書や参考書の文字を読むのがつらくない。机の前にじっと座って、一つのことに集中するのにも慣れている。
本を読むことは、のちのち勉強を始めるときの基礎体力づくり。子供の頃から日常的に本を読んでいれば、たとえ小学校の頃は成績が芳しくなくても、中学・高校といざ本気になって勉強を始めたら、あっという間に伸びていくはず。
子供の学力を伸ばすメソッドはいろいろあるが、昔ながらの勉強法である「読書」の有用さを、いま一度見直したい。小学生向け作文塾「白藍塾」を主宰する著者が、活字離れの世の中に一石を投じる本。これなら絶対子供が本好きになる、お薦め本108点付き。
読書だけで学校の成績が伸びることはないでしょうが、基礎学力というか物事の考え方などの力は確実につくと思いますよ。
小さい子供の場合、後は、よく食べて・よく寝て・よく運動することが肝心ですかね?
別に成績が全てやないし、要はバランスやね。
今日はノビテルゥ~
ウチの子も、テレビ・ゲーム他にハマッており、このままでは伸びそうもないです。トホホ。
「本なんか読んでんと、勉強せえっ!」って言ってみたいなあ。。。
算数も理科も社会も教科書は日本語ですもんね。
読み解く力は全ての学習に通じる、
私が子供の頃本ばかり読んで勉強せん子だったのでその言い訳ですが・・・。
わが子達は・・・・?
いまだに読書量は私が一番、チョット悲しいかも。(但し子達はもう大人)
孫に期待。
さっき、やまももさんちへ行って来ました。
ミドさんという方のコメントが大変面白く、便乗してきました(^o^)
私も本は好きでしたが、読書感想文や作文は大嫌いでしたね。
だから科目としての国語は最苦手科目でした。一応、理科系の頭だったようですよ。
でも今は、ブログで好きな本などについて好きなことを書くのが楽しくって仕方ないです。日本語力(?)が豊かで愉快な仲間もいますし~♪
日本語がきちんとしていない人は恐らくブログでも会話が成立しないでしょうね。
>孫に期待。
以前、友人の奥さんが「もう楽しみは○○ちゃん(娘さんです)の子供だけよ!」と言っておられました。読書とは関係ないのですが。