びんみんさんと楽しんでいる(と私が勝手に決めている)建物の表と裏シリーズ(?)その2は、曾根崎変電所です。正確には大阪市交通局曾根崎変電所の建物と関西電力の建物で別物なのですが、風景として連続しているのと同じ電気関係の建物ということで、くっつけちゃいました。従って、タイトルに偽りありです。
御堂筋から見える表側&側面(曾根崎変電所)は、荒々しさ、力強さ、リズム感と小さな丸みによる優美さが融合した不思議な味わい。一方、大江ビルヂングに面した裏側(関西電力)は、やや古びて見えるものの、緩やかに湾曲した壁面、出窓、タイル、ガラスブロックと様々な要素が盛り込まれてなかなか見所多しです。スケールが大きければ、○○文化会館といったような感じもします。
このあたりは大江ビルヂングも含めて、狭いエリアに趣の異なった建物があり、建築好きにはいい感じの一画です。一般の方は殆ど興味がないでしょうが・・・。
なお、これらの建物の東側には堂島関電ビルがありますが、こちらは白くてスカッとしたオフィスビルです。但し、S47築で、そう新しいものではありません。