ブログ進化論(講談社+α新書)
★★★☆~★★★★’:70~75点
*********** Amazonより ***********
出版社 / 著者からの内容紹介
ブログをやらない1億2千万のみなさんへ!
祝・ブログ人口400万人突破!
乗り遅れてはいけない?
人の日記をなぜ覗きたいの?
なんで無料で楽しめるんだ?
そもそも、このブームって一体なんなの?
*************************************
本屋で書名を見て、先に読んで素晴らしいと感じた「ウェブ進化論」の二番煎じだろうなと思って読み始めたのですが、面白かったです。技術論的なことについての言及が少なく、面白いブログを紹介しながらブログの魅力を語るというスタイルは、名著「ブログの力」とも似ている気がしましたが、本書の方がより一般的で親しみやすい感じでしょうか。
目新しい観点はそう多くはありません。しかし、読者と同じ視点に立った考え方と言葉がgood。「あとがき」に書かれた内容がブログの魅力を的確に、しかし分かりやすく伝えています。
<本書より>
ブログとは、自分が発信したものに対する反応という、人にとって何よりもわくわくさせてくれるものを、いとも簡単に与えてくれるツールなのだ。
人間というものは、発信せずにはいられない生き物だから・・・
(ブログの魅力を)まとめてみると、
続けられたという喜びを感じられること。
人に喜んでもらえるという嬉しさを感じられること。
さりげなく自己宣伝ができること。
交友関係が広がること。
などなど。
*************************************
私の場合、これらがほぼ全て当てはまりますね。誰もが感じているけれど、なかなか他人には伝えにくいブログの魅力がうまくまとめられていると思います。それと、確か「ブログの力」に書かれていたと思うのですが、”自分のデータベース”としての魅力もあるのではないでしょうか。
参考ブログ:
oratakiさんの”こんさーる日記[2006]”
佐藤信也さんの”笑顔で行こう”
ケントさんのケントのたそがれ劇場(5/21追加)