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ひろの東本西走!?

読書、音楽、映画、建築、まち歩き、ランニング、山歩き、サッカー、グルメ? など好きなことがいっぱい!

天下茶屋カエルハウス アジアたてもの文庫

2014-04-29 11:54:47 | まち歩き

先日、建築探訪&まち歩き仲間・はまなさんからのお誘いで、天下茶屋にあるシェア・アトリエ「カエルハウス」に行ってきました。この日は、借りられている一室で開設された「アジアたてもの文庫」のおひろめ会でした。

カエルハウスは天下茶屋駅から徒歩5分くらいのところにありますが、仰々しい看板などがないため、うっかりすると通り過ぎてしまうかもです。

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横手に回るとこんな感じです。左側がカエルハウスで右手奥の方に長屋が続いています。長屋もオーナーさんは同じです。

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奥の長屋に至る道は元々赤レンガ敷きだそうです。今は上にコンクリート舗装がなされていますが、オーナーさんの話によると、いずれ全部これをはがしたいなあとのこと。

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さて、中に入りましょう。
旗がお出迎え。フロッグのフラッグ です(笑)。

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全部で9室あり、現在、各部屋を借りられた方がそれぞれの考えで改装されているところです。通路(元は廊下)には欄間や扉などがたくさん置かれていました。これらがどう使われるかも楽しみですね。

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2階に上がってきました。

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天井が張られていないため、内部の構造や補強の様子がよく分かります。ちょっと曲がっている梁がいい感じです。

こちらが、はまなさんのお部屋「アジアたてもの文庫」です。畳敷きの四畳半で、手作りの書棚にぐるりと囲まれており、中国の住宅や色んな建築関係の本がずらりと並んでいて壮観です。もちろん、壁なども仲間との共同作業によるDIYです。

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各部屋には流しもあり、これは便利ですね。
淡いブルーとピンクのタイルがかわいいです。
この日は中国茶をはまなさんにいれて頂きました。また、途中からオーナーさん(Kさん)が合流され、「茶葉蛋:チャーイェーダン(卵をお茶の葉で煮たもの)」もごちそうになりました。どちらもとても美味しかったです。ごちそうさまでした。写真は残念ながら撮り忘れ(汗)。

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部屋からは南海本線が見えます。この日からイベント用の赤いラピートが走っており、部屋の中からパチリ。先頭や最後尾の車両はタイミング的にうまく撮れませんでした。

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2階から物干し的なデッキに出ました。
強度面で多少不安がありますが、少人数であればここでビアパーティができるかもです。
ここから見た奥の方の眺めも趣あり。

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2階のその他のお部屋です。

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瞑想のお部屋だったでしょうか?シンプルでビューティフル!
下のお部屋は、現在はモデルハウスを兼ねた(?)ゲストハウス「カエル賓館」だそうです。

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などなど、とても面白かったです。
お招き頂いてありがとうございました。

「アジアたてもの文庫」にはピクチャーレールも設置されているので、写真展なども可能とのこと。これから色んな使い方を工夫されると思いますし、アイデアがあれば、ぜひ教えてあげてください。

 


飛鳥山公園(東京)の都電旧車両とD51

2014-02-02 10:43:26 | まち歩き

昨年11月の週末、東京出張の際に自費で延泊し、土曜日にあちこちブラブラと散策しました。

今回アップしたのは、「青淵文庫」と「晩香廬」の見学に向かった際に立ち寄った飛鳥山公園の写真です。1つ前の記事で浜寺公園・交通遊園に保存されている阪堺電車の旧車両とD51を紹介しましたが、それとよく似た展示構成であることが興味深いです。

こちらは昭和53年まで都電荒川線を走っていた6000型車両(昭和24年製造)です。

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以前アップした阪堺電車の「路面電車まつり」の記事では、この都電カラーに塗装された車両の写真も揚げていました。

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こちらはD51です。昭和18年製造(~昭和47年)で、主に関西を走っていたようです(吹田機関区、梅小路機関区 ほか)。浜寺公園のD51は昭和15年製造(~昭和46年)でした。

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D51の前にあった船の遊具です。
塗装がやや剥げていますが、鮮やかなカラーリング&細かい造形でで、こちらもええ感じです。
電車や汽車、船などには、大人はかつて憧れたり、今は懐かしさを感じたりしますし、子供たち(特に男の子かな?)も大好きなのでしょうね。

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現在の都電荒川線です。

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この車両は、昭和初期の東京市電をイメージしたレトロなデザインとなっているとのことです。

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浜寺公園、交通遊園、阪堺電車

2014-01-26 10:54:34 | まち歩き

先日、浜寺公園内の交通遊園に、古い阪堺電車(阪堺電気軌道)の車両が保存されていると知って出かけました。交通遊園内に入るのは15年ぶりくらいでしょうか。

寒い冬の一日の朝、殆ど人気(ひとけ)のない交通遊園に、モ121形130号車が蒸気機関車D51と並んで展示されていました。いい眺めです。

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ずーーーっと昔(私の幼少の頃)、公園内のもっと北側に阪堺電車の車両が展示されていて、その中を走り回ったり、チンチンと鐘を鳴らしたりした記憶があります。その後も南海電鉄の車両が展示されていたことがあるのですが、そちらは今どうなっているのでしょうね。今回は未確認です。

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モ121形130号車は、車体が緑色のオーソドックスな塗装となっていました。この色は昔からの阪堺電車のイメージに一番近いですね。

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高校生のときは阪堺線で通学しており、この運転席もよく眺めていました。割とシンプルな仕組みだったので、万が一運転士にアクシデントがあったときは、代わりに運転する自信がありました。ほんまかいな(笑)。

車内には古い車両の写真などが多数展示されていました。

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D51と並んでの雄姿です。

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D51も優美で迫力あり。

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少し近くの児童遊園まで足をのばしました。

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タコ型の滑り台というか複合遊具です。
ユニークで素晴らしい造形です。
小さなお子さんであれば、ここだけで鬼ごっこができますね。

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うちの子供たち(特に長男かな?)もここで遊ばせたりしました。

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その近くのカラフルな遊具。

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下の遊具も、幼い頃にここで鬼ごっこをした記憶があります。

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阪堺線、浜寺公園・・・やはり懐かしいです。

この後、羽衣~高師浜界隈の建築探訪をちょこっとしました。


諏訪森の建築(2014年のお正月)-2

2014-01-12 17:00:00 | まち歩き

諏訪森町西にある洋館、T邸です。これまでにも1、2回紹介したと思います。

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雲一つない青空をバックにすっくと立つ姿の美しいこと。
趣と風格のある門扉。屋根・庇がゆるやかにカーブしている玄関ポーチ。
壁面の凹凸や深い軒の出が作り出す陰影。
ヴォーリズ風の煙突。
グリーンが鮮やかな屋根瓦(ミニドーマー窓あり)とサンルーム(?)などの窓枠や桟。
まさに極上の洋館。素晴らしいです!

そして、近くの南海本線は駅舎に良いものが多く、こちらも何度も写真を撮っています。諏訪ノ森駅(大正8年)やお隣の浜寺公園駅(明治40年 辰野金吾設計)は高架化整備工事に伴って場所が少し移動したりするはず(基本的に保存・活用予定)なので、この眺めは撮っておかねばと今回もパチリ。

夕方
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翌朝
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有名なステンドグラスです。
こちらもブログで何度もアップしています(笑)。
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やっぱりええわあ。。。

一方、墓参りや初詣の際に必ず利用する阪堺電車は、高校時代の3年間、通学で毎日乗っていたこともあって愛着もあり、こちらも絵になるんですよねえ。古いタイプの車両を中心に、やはり同じような写真を何回も撮っています。以下は大晦日から正月にかけて撮ったものです。

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こっちもやっぱりええわあ。。。

実家の超ディーテール写真も少し紹介します。これは廊下にある小さな照明器具で、確か以前にも1回だけ写真をアップしたことがあるはずです。

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ポイントは傘のデザインと取り付け金具根元の三日月です。これがなかなかレトロ感があっておしゃれです。

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実家の窓枠は全て木製で、こんな鍵(ネジ)がついています。真鍮(黄銅)製かと思われます。これらもレトロです。写真のガラスも昔よく見られた型板ガラスです。実家にはこのような型板ガラスやモールガラス(縞状(ストライプ柄)のガラス)などがあちこちに使われています。それらがブームだったのでしょうか。

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諏訪森の建築(2014年のお正月)

2014-01-11 11:56:14 | まち歩き

正月に堺の実家に帰った際、諏訪森~石津~東湊界隈を3時間ほどブラブラと散歩しました。そのときに諏訪森町東・中・西で撮った建築写真です。自宅より南の方は何度も歩いているのですが、今回歩いた北~西方面は久々です。

「堺聖テモテ教会」
建て替えられて30年以上経つみたいですが、素晴らしいデザインでとても美しい建物です。一度内部を見学したいものです。
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石津に向かう細い道沿いのお宅です。現在はどなたも住んでおられないようです。木製玄関ドアなどの雰囲気が実家とよく似ています。
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実家の玄関はこちらです。
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諏訪森西には、建築年はハッキリわかりませんが、個性的なお宅が多数あります。

急勾配の大屋根が目をひく洋風のお宅。
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和風のお宅ですが、やはり急勾配の屋根回りを含めてここの造形にもちょっとビックリです。
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煉瓦の塀・門柱と松が印象的なお宅です。
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旧国道26号線沿いの和風のお宅。
ここもかなり大きくて立派ですね。
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戸袋下部のデザイン(稲妻と格子?)が良いです。
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浜寺公園近くにある洋風のお宅です。
ここも良い味わいです。
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松や生垣もいいですね。
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諏訪ノ森駅近くにはこんな煙突を持つお宅がありました。
今回初めて気づいたでしょうか。
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諏訪森西にはまだ逸品のお宅があります。
これは次回にアップ予定です。