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ひろの東本西走!?

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外出は究極の実践的リハビリ/トレーニング

2015-08-15 07:48:47 | 健康・病気

歩行や階段昇降そのものについては少し書きましたが、通勤以外の外出には色んな意味・目的・メリットがあります(後付けで考えたものも多々あり)。

様々な場所/とき/こと/もの/シーン を経験することによって、歩行をメインとする各種の運動や動作、身のこなし等が自然に(素早く楽に)できるようになったりします。ただ、変化は少しずつですし、ふと気付いてみると・・・といったものが多いです。私自身、退院・復職後約5ヶ月経ってそれを実感しています。他に、これまでにも何度か書いていますが、注意力/観察力/洞察力/判断力/プチ決断力/対応力・応用力等のアップにつながることも間違いありません。そして、当然のことながら、趣味的な外出では好きなことをやる/できる楽しみが気持ちのリフレッシュにもなります。

特に自分で何かをしようと意識しなくても、上記のようなことができるようになったり能力が向上するということで、外出は究極の実践的リハビリ/トレーニングであると言えるでしょう。また、家族や友人、会社の仲間以外の一般の人と接したり(特に会話したりとかではなく、単にすれ違ったり、その言動や行動を見聞きすることも含めて)で分かる/知る/気付く/感じる/考えることもたくさんあります。

そして、ちょっと変わった考え方ですが&杖をついていますし、階段昇降などでは危なっかしいところもあるのですが、運動や動作改善・能力アップについて私の目標レベルの1つに次のようなものがります。それは「あの人は杖を使ってはるけど、殆どのことは自分で何でもできはるんや」とか「杖を持ってはれへんかったら、どこが悪いんかよう分かれへんなあ」と言われる/思われることです(笑)。

今のところ、自宅外では主に転倒防止のために杖を使っていますが、徐々に杖なしにトライしようかなあ。超安全・安心環境の病院内(廊下や床が平坦で水平ということが、平衡感覚異常もある私にとっては非常にありがたかったです)では杖なしでスタスタ歩いていたのですけれど(笑)。これも1、2年経てば自然とできるようになっているかもです。まあ焦らずにやります。


3/13の復職以降の通勤以外の外出状況(電車・徒歩)など

2015-08-07 21:45:41 | 健康・病気

3/13の復職以降の大阪(自宅)-京都(会社)間の通勤以外の外出状況などをまとめてみました。

私は約20年間、車を運転しておらず((^_^; その意味では”超ベテラン”ペーパードライバーですね(笑))、建築探訪などでもそう遠くなければ移動は電車や小回りもきく自転車で行くことが多かったです。また、山歩き(学生時代)やマラソン(社会人になってから)が趣味だったこともあって、長時間の歩行・行動などもさほど苦にしないタイプでした。

今は左足麻痺で歩行時には杖が不可欠ですが、車に乗っていないこともあって、ほんの時たまタクシーに乗る以外は、基本的に電車、徒歩での移動です。これを不便・不自由と考えるか、足腰(+各種の判断力や対応力・応用力なども)が鍛えられて格好のリハビリになると考えるかは人によって違うでしょうね。私は基本的に後者です。もちろん、多少不便・不自由かなと思うことはありますが。

それにしてもよく出歩いていますね。車利用ではないし、通常の歩行以外に最近はエレベータやエスカレータに乗らずに階段昇降などの機会も非常に多いです。また、復職直後のごく限られた期間を別として、単独行動もかなり増えています。7ヶ月前に救急搬送されて3ケ月半入院し、今も杖が手放せない人間の行動パターンとはとても思えません(笑)。まさに「チャレンジャー」か? 以前と比べて、さすがに多少は行動範囲が狭くなって&行動時間が短くはなっていますけれど。

今後、息子たちが車の免許を取ると思います。そうなったら、私もペーパードライバー専門のスクールに通って運転を再開しようかな?今はとても運転する自信がない(笑)。左足麻痺ではマニュアル車はクラッチ操作に難ありやろなあ。半クラッチなんてとてもとても。また、オートマ車はそもそも運転したことすらない(超笑)。


復職までの道-1

2015-07-27 22:07:37 | 健康・病気

脳卒中後の復職についてネットで調べてみると、例えば、脳卒中の復職率は約40%。そして復職を左右する因子として、下記のような項目が挙げられていました。 

  ・若年で復職への意欲が高い
  ・仕事内容に肉体労働がない
  ・高次脳機能障害がない
  ・歩行が自立している
  ・家族や同僚の支援がある
  ・雇用主の柔軟性
  ・復職に向けた早期リハビリの有無    など

また、「発症後の病態が落ち着いていて、回復期病院でのリハビリ期間が平均的な日数であった場合、早ければ発症後3~4ヶ月ほどで職場に復帰できる可能性もあります。しかし、万全な状態で復帰したいのであれば、回復期病院でリハビリを長く続けて、発症後半年~1年後に復帰する方が良いでしょう」と書かれていたりも。プロ(医師や療法士の先生方など)が専門的な知見および具体的データに基づいて書かれているもの、患者さんがそれらを読んだ上で書かれているものなど様々あるようですし、病状や取り巻く環境によって異なりますが、概ね上記のこと(復職を左右する因子など)は正しいと思われます。

私の場合、日時(数値)データ的には昨年11/24夜に脳出血(脳皮質下出血)発症・入院&緊急オペ。今年1/6にリハビリ病院(回復期病院)に転院。そこを3/6に退院し、約1週間の自宅療養を経て3/13に復職しました(元の職場で基本的に業務も従来通り)。発症後、約3ケ月半ですね。3月中は、疲れをためない・残さないように週半ばに「午後半日休」をとったりもしましたが、原則として週5日&フルタイム勤務(昼休み1時間を含む8.5時間勤務)での復職です。但し、会社に色々配慮はしてもらいました(ラッシュ時間帯を避けての時差出勤等)。

私の場合、復職を左右する因子について考えてみると・・・・

   ・若年で(×)復職への意欲が高い(

発症時:57歳。気持ちは若いつもりでしたし、マラソンを走ったり建築探訪などで一日中歩き回ったりと、体力はあると思っていました。しかし、とても若年と言えませんね(笑)。二人の息子は学生(大学生&高校生)で、まだまだ学費などがかかりますし、復職は当然と考えていて、それに向けての意欲は高かったです。ただ、自宅が大阪&会社が京都で通勤に片道1時間40~50分かかっていて、元の職場への復職に当たってはこの遠距離・長時間通勤のハードルが高いと分かっていました。それもあって、リハビリ病院(大阪の森之宮病院)では先生方に通勤のことや業務内容を伝えて、ビシビシ鍛えて頂きました(笑)。なお、会社の産業医の先生や看護師さんの話によると(正確には記憶していませんが)、私くらいの年齢(定年(60歳)のちょっと手前くらい)で入院して会社を数か月休むような病気をした人で復職した人は少なく、早期退職する人が多いそうです(汗)。これは病気の種類や状態などにも大きく影響されると思いますが。

  ・仕事内容に肉体労働がない(
  ・高次脳機能障害がない(~△) 

私は技術系スタッフ職で、職種はあえて書けば「メカニカルエンジニア(機械系エンジニア)」でしょうか。実際には、機械屋&建築屋&コンピュータ屋&事務屋の兼任状態で、何でもやります/やってきました。ただ、繰り返し業務などは少なく、大きな流れは変わらないものの、毎年・毎期で具体的テーマや業務でのアウトプットも色々変化します。仕事の関係で工場や研究所などの現場に行くことはあります/ありましたが、調査やヒアリング、チェック・分析などがメインで、基本的に自分で体を動かして作業したりはありません。ただ、生産機械の近くに行ったり(時には中にもぐりこむことも)はありました。基本的にはオフィスで一日中PCを使ったデスクワークがメインです。

手を使っての細かい作業等もありませんが、手指が麻痺してPCがうまく使えないとちょっと元職への復帰は難しかったかもしれません。また、スタッフ職として計画/構想/企画/調査/分析/提案などの業務が多く、その関係の高次脳機能障害があると(大きな問題が残っていると)これも復職には影響が出たと思います。現在でも、易疲労性などはありますが、入院当初は左足の麻痺以外に左半側無視、若干の記憶力・構成力・空間認識力低下などがあったと思います。高次脳機能障害関係については、別途もう少し細かく書くかもです。

  ・歩行が自立している(○~△

「歩行が自立」の定義がよく分からないのですが、転倒防止の目的もあって現在でも特に自宅外では杖は手放せないものの、基本的に回復期病院では当初から院内を一人で歩いていました。

  ・家族や同僚の支援がある(
  ・雇用主の柔軟性(
  ・復職に向けた早期リハビリの有無() 

以下、-2に続く(予定)。


長居公園を杖ついて1周-約40分で歩けました

2015-07-20 21:29:17 | 健康・病気

土曜日(7/18)の夕方、長居公園でロードアスリートの7月例会(サマーナイトラン)があり、走れない私ですが参加しました。で、暑い中を走る仲間に刺激を受けて、私も杖をついて周回道路を逆回りで歩き出し、結局、1周2.8km強を約40分で無事に&安全に歩ききることができました。時速4.2km(キロ14.7分)ですね。毎日、大阪-京都間の通勤でかなり歩いており、休日もあちこち出かけて終日歩いたりしていますが、退院・復職後も約3kmをノンストップで歩いたことはありませんでした。まずは長居を歩いて1周という当面の課題を目標よりも1ヶ月早く達成することができて上出来も上出来ですし、これは自信になります。

安全に注意しながらなので約40分かかりましたが、ノルディック・ウォーキングのポール(両手に1本ずつ)を使ったら、もっと安定してスピードアップも可能な気がしてきました。今度は一度それにもチャレンジしてみたいと思います。


心掛け

2015-07-09 22:32:56 | 健康・病気

4月に「復職して1ケ月 注意力や神経の使い方」という記事を書きました。

超安全&安心環境だった病院内と比べて通勤や外出時は圧倒的に転倒・墜転落などの各種リスクが高いです。また、会は一般的な外部よりも安全性は数段アップしますが、色んなシーンに遭遇します。そこで、日常、心がけていることを挙げてみると、例えば、次のようなものです。

<肯定的表現>

明るく、ありがとうを忘れずに、笑顔で、(時には)思い切りよく、元気に、爽やかに、自信を持って、柔軟に/しなやかに(計画・目標など)、楽しく、前向きに、目をこらし、耳をすませて、楽観的に、踏ん張って(精神的にも)、チャレンジ、トライ、(若干の)勇気を出して、不撓不屈(おおげさ(^o^;))・・・・

<~しない等の注意的表現>

焦らない、慌てない、急がない、イライラしない、怒らない、気にしない(気にし過ぎない)、こだわらない(こだわり過ぎない)、怖がり過ぎない、心配し過ぎない、疲れ過ぎない、無理はしない(思い切りの良さ等で多少は必要なケースもあり)無謀なことはしない(厳禁)、めげない・・・・

などなど。

帰路、会社近くの国道にある交差点で10秒位の差で信号待ちにひっかかって1分半ほど待つと、例えば近鉄の乗車が1本遅れとなって15分のタイムロスとなり、最終的に自宅帰着が20分~30分遅れとなる場合があります。健康だったときは信号が点滅していても走って横断歩道を横切ったり、駅で電車の到着が分かってエスカレータを駆け上がったり/下りたりもしょっちゅうやっていましたが、さすがに今は安全第一で、帰宅時間が30分遅れようが気にしなくなりました。まあ、今のところ原則として残業禁止ですし、帰宅時間は従来とそう大差はありませんね(20時半くらい)。