goo blog サービス終了のお知らせ 

ひろの東本西走!?

読書、音楽、映画、建築、まち歩き、ランニング、山歩き、サッカー、グルメ? など好きなことがいっぱい!

バッテリー3ふたたび(あさのあつこ)

2004-12-27 23:15:00 | 10:あ行の作家
asanoatuko-3-1バッテリー3
(角川文庫)

6が待ち遠しいバッテリーですが、まずは文庫本化された3ですね。表紙は巧、青波と続いたのでもちろん豪。豪のおおらかな人柄が出たイラストがいい感じです。

さっそく再読。帰りの電車の中でとりあえず半分だけ読みましたが、やっぱり良いです。今のところ1~5の中では3が一番好きかな?巧と豪が主役であることは間違いないのですが、回りもすごいです。キャプテン海音寺、しゃべりもプレーも輝いていたなあ。展西もすごい存在感。”小町”先生、「教師が、感激屋でなくなったら、おしまいやないですか」 その通り!

特別編・「樹下の少年」もgood!「兄ちゃん、あのな」----いいです。もっと長く読んでいたい。。。


バッテリー5(あさのあつこ)

2004-12-19 17:30:00 | 10:あ行の作家
asanoatuko-5バッテリー5
(教育画劇)

4に続いて少し重い感じの展開。苦悩編、来たるべき未来への黎明編といったところか。
進化し続ける巧の右腕。その行き着くところはオトムライにも祖父・洋三にも予測がつかないが、みんなが運命の渦に巻き込まれていく(ちょっと大げさか・・・)。
巧のボールを受けること以外に余裕がなくなった豪。つらいけど頑張れよ。
二人は真のバッテリーなのだから。
さあ、いざ決戦へ!

でも6の発売は年明けか。。。待ちきれない。
まずは青波の短編があるという3の文庫本ですね。
---------------------------------------------
4・5では瑞垣がその”口”撃力をいかんなく発揮しましたね。だけど瑞垣の生き方もしんどいやろなあ。
海音寺もなかなかの話術でしたが、巧がやってくれました。瑞垣をマジ切れさせるとは大したものです。
でも、手負いの獅子は怖いぞ。門脇は自分のバッティングだけに専念できるしね。

東谷と沢口は相変わらずいいコンビ。みんなでずっと野球を続けたいよなあ。
巧と豪を心配げに見つめる気持ちよく分かります。
吉貞、おもろいやつです。
門脇と瑞垣、瑞垣と海音寺、海音寺と野々村&オトムライの会話にも味わいがありました。
オトムライもすっかり静かになっちゃたなあ。「わからん」「それもわからん」ですか。。。

いよいよ物語は大団円へ。


バッテリー4(あさのあつこ)

2004-12-17 23:40:00 | 10:あ行の作家
asanoatuko-4バッテリー4(教育画劇)

いやー、予想外の出だしに驚きました。てっきり練習試合のシーンから始まるものとばかり思っていたら。。。試合で何があったのか?児童文学(とここでは書いておきます)では珍しい描き方では?
前半が中学生の野球にしてはちょっと重すぎる感じがし、評価は少し辛目かなと思っていたのですが、ラスト近くの三角ベースの野球シーンが very good!みんな楽しそうでした。
青波、君は素晴らしいよ。
瑞垣、これまた凄い人物が登場。うーん、手強い。同じしゃべくりタイプの吉貞とは別な意味でいいコンビかも。いや、もっと頭が切れるな・・・。
それにしても、凄いスケールの物語です----小さな町の中での出来事なのですが。
豪が背負ったものはとてつもなく重いものだったのですね。でも、巧にはお前しかいないんじゃ!


バッテリー3

2004-12-16 21:45:00 | 10:あ行の作家
asanoatuko-3
バッテリー3
(教育画劇)

バッテリー3の文庫本発売が待ちきれず、図書館で借りて一気に3・4・5を読破しました。こんなことは久々です。
感想は3から少しずつ。
紅白戦とはいえ遂に試合のシーンが登場して良かった良かった。
巧&豪のバッテリーと海音寺の息づまる対決、素晴らしい。東中の”イチロー”こと菊野のバックホーム、”小町”先生お気に入り・沢田の打棒にゴキゲン。それにしても海音寺は素晴らしいキャプテンです。才能・人望・人を見る目あり。熱い気持ちも持ってます。策略家でもありますね。天才スラッガー門脇登場。それもこれも巧というピッチャーがいればこそ。

今度は野々村という良い人物が登場しましたね。いい感じです。展西も本音をきちんと話して、だんだん憎めなくなってきたなあ。校長先生もいい人やね。青波、ナイスキャッチ!もっと登場してくれ~。


バッテリー2

2004-12-09 22:20:00 | 10:あ行の作家
asanoatuko-2あさのあつこの小説「バッテリー2」
角川文庫

名作「バッテリー」の続編です。本作品で日本児童文学者協会賞受賞。
いいです!絶対のオススメ。
ページ数が増えた分、読み応えも十分でしたが一気に読破。

一段とパワーアップした巧の自信と強気が巻き起こす様々な波紋。「お前なんか最低じゃ」との豪の悲痛な叫び。思っていることをうまく言葉に表せない巧のもどかしさ。
存在感が増してきた悪友の沢田と東谷。青波よ、君は人の心が分かる天使のような存在だね。
”オトムライ”戸村監督、ダイモンドの原石を目にした驚き、さもありなん。キャプテン・海音寺、いいやつです。展西よ、お前の気持ちもよく分かるぞ。出番はそう多くないけど女子生徒や小野”小町”先生も魅力的。

2冊読了してもまだリアルタイムの試合シーンが無い!でも十分に野球も楽しめます。
「バッテリー3」の文庫本化は12月下旬らしいですが、待てない。。。
やっぱり単行本を買うか!?