コロナ対策は押谷教授のクラスター対策班から専門家たちの分科会に移った 専門家のコロナ対策の実力が問われる


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コロナ対策は押谷教授のクラスター対策班から専門家たちの分科会に移った 専門家のコロナ対策の実力が問われる

菅政権から岸田政権に代わった。岸田政権になってクラスター対策班は解散したようだ。岸田政権のコロナ対策は尾身茂氏が会長である政府有識者会議「基本的対処方針分科会」がやるようだ。押谷教授とクラスター対策班のコロナ対策を評価しなかった専門家たちが全てやることになった。

 コロナ感染について最初に掲載したのは2年前に出版した「内なる民主主義23」であった。

コロナ感染は医学の世界であり全然分からない世界である。コロナ感染に興味がありニュースなどは注目していたが、コロナ感染について書くつもりはなかった。偶然NHKでクラスター対策班のドキュメントを見た。コロナ感染に必死に取り組んでいる押谷教授に興味が湧いた。ネットで押谷教授のコロナ感染論を読んだ。でそして、押谷教授のコロナ対策が本当に効果があるか興味を持った。効果があるか否かはネットで外国の感染状況と比較すれば分かる。徹底的に比較した。押谷教授のコロナ対策は他の国より優れているのは明らかであった。
ところが日本の専門家とマスメディアは押谷教授のコロナ感染論と対策を無視した。信じられないことが起こったのである。私は日本のコロナ対策が優れていることとそのことを評価しない専門家、マスメデイアへの批判を展開した。そして、「内なる民主主義23」に掲載した。


 押谷教授のコロナ感染論はとても分かりやすい。コロナ感染論が正しいか否かは感染症に素人であっても実施するコロナ対策の効果で推し量ることができる。


 押谷教授は新型コロナの感染力は弱くインフルエンザのように感染拡大はしない。誰にも感染させない感染者の方が多いと述べている。
感染させる場所は蜜空間であると説明している。



 三蜜空間をつくらないように政府のクラスター対策班は指導した。クラスター対策班の指導は効果的であった。日本のコロナ感染が少ないのは政府のクラスター対策の効果であることは明らかであった。ところが、専門家とマスメディアはこの事実を無視したのである。考えられないことてあった。「内なる民主主義23」でそのことを指摘した。
コロナ感染に関する文章の題名である。
2020年03月15日
新型コロナ感染で韓国を誉め日本を批判するのは間違っている
2020年03月16日
イタリアの感染拡大を助長した愚かな日本医療ガバナンス研究所理事長上昌広
2020年03月17日
「武漢発『ウイルスとの戦争』、勝者は中国という皮肉」を批判する
2020年03月22日
新型コロナウイルス対策は日本が一番優れているのではないか
2020年03月28日
コロナ感染対策は日本が一番優れているのを発信しないマスコミ
2020年04月01日
コロナ感染死者の少ない原因を世界に説明できない日本マスメディアの愚かさ
2020年04月04日
県庁職員コロナ感染 沖縄もヤバくなったか
2020年04月04日
新型コロナ対策で日本が米国・イタリアより遅れていると思わせたい朝日
2020年04月06日
首相、緊急事態宣言へ クラスター潰しの限界
2020年04月06日
PCR検査信奉のアホな学者・評論家が朝日テレビに出る
2020年04月08日
日本のクラスター対策の成果を理解していない海外メディア
2020年04月09日
県は那覇空港だけでなく全ホテル、民宿で検温、味覚、臭覚の検査をするべき
2020年04月12日
WHOが日本のクラスター対策を評価した でも遅いよ
2020年04月15日
クラスター潰しこそが新コロナ感染封じの最良手段 その真実に目を背ける日本マスメディア
2020年04月20日
新コロナウイルスが暴力団に大打撃を与える
2020年04月17日
意義ある石垣市長の店名公表
2020年04月19日
日本は絶対に海外のような感染爆発は起こらない 断言する 
2020年04月21日
日本は絶対に海外のような感染爆発は起こらない 断言する2
2020年04月27日
PCR検査主義の敗北宣言

最後は次の文章で締めくくった。

4月7日に安倍首相が緊急事態宣言をしたのはクラスター対策班の要求があったからである。クラスター潰しだけでは感染経路不明の多い都市部の感染を防ぐことはできないので、クラスター潰しを補佐するために打ち出したのが緊急事態宣言であった。
ところが世界は勘違いして日本の新型コロナ対策は緊急事態宣言が最初だと思ったのである。だから、すでに厳しい都市封鎖をした米国やヨッーロッパの状態が二週間後の日本であるとほとんどの医療専門家が断言したのである。彼らには2月26日から始まったクラスター対策班によるクラスター潰しが見えなかったのである。無理もない。日本のマスメディアがクラスター潰しの効果を世界に発信しなかったのだから。日本のマスメディアがクラスター潰しの効果を世界に発信していれば新型コロナ感染者は半減していた可能性は高い。
           内なる民主主義23
 2年前の3月からコロナ感染について書いてきた。
 2年間ではっきりしたことは押谷教授のコロナ感染論、コロナ対策は正しかったということである。世界に比べて日本のコロナ感染が低いのは政府のコロナ対策の効果である。総決算が9月の菅政権による徹底した緊急事態宣言の実施であった。感染は激減したし、とても少ない感染状態が3カ月も続いた。
 政権が岸田政権に代わりクラスター対策班はなくなった。今は押谷教授のコロナ対策を無視してきた専門家連中がコロナ対策をやっている。
 最近10日間の感染者と死者数である。



     感染者      死者
10日 9万9695人  164人
11日 9万8371人  150人
12日 6万8470人  145人
13日 7万7150人  138人
14日 6万0142人  125人
15日 8万4221人  236人
16日 9万0905人  229人
17日 9万5208人  271人
18日 8万7723人  211人
19日 8万1622人  217人

 オミクロン株は感染力は強いが重症化は少ないと専門家は判断していた。しかし、死者は200人を超す日が続いている。専門家の予想は間違っていた。
現在22の道府県にまん延防止等重点措置を実施している。しかし、感染者は10万人近いし、死者は200人を超えている。コロナ感染始まって以来最悪の状態である。

政府のコロナ対策班にとって重要なのはまん延防止などコロナ対策の効果を分析し、感染者を減らす対策を急いで実施することである。感染者を確実に減らすのに蔓延防止措置では無理であることが分かれば緊急事態宣言を実施する必要がある。政府の分科会がやるべきことは感染者を減らす対策を提案することである。
ところが分科会の尾身会長は社会経済活動と感染対策の両立に向けた「出口戦略」の検討に着手すると宣言した。あきれた。今感染者は10万人近いし死者は200人を超えている。コロナ感染は一番最悪な事態である。「出口」が全然見えない状態なのだ。分科会に求められているのは現在の最悪事態を急いで脱することである。感染を1000人くらいまで減らさなければ出口は見えない。
激増した感染をどのように減少させるかが緊急問題であり「出口戦略」どころではない。
最悪な事態であるのに「出口戦略」を検討するなんて頭がおかしいとしか思えない。

現在、まん延防止を実施しているが過去にまん延防止で感染を押さえ込んだ実績はない。緊急事態宣言を実施して押さえ込んだ。今回もまん延防止で抑え込むことはできないだろう。
クラスター対策班の主導による緊急事態宣言を評価してこなかった専門家たちである。そんな専門家で構成している分科会はどうするのだろうか。クラスター対策班を無視してきた専門家のコロナ対策の実力が問われているのが今である。
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