何度も対話をやって辺野古移設は決まった。そのことを無視するデニー知事の偽民主主義



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何度も対話をやって辺野古移設は決まった。そのことを無視するデニー知事の偽民主主義
国交省が執行停止をしたので沖縄防衛局は11月1日から辺野古飛行場建設工事を再開した。
工事再開に対してデニー知事は政府との対話によって解決策を導く民主主義の姿勢を練り強く求めると記者団に述べた。
辺野古移設は政府が県、名護市と徹底した対話をしたうえで決まったのである。県が管理する埋め立てについては島袋名護市長と仲井真知事は約350メートル沖合いに移動することを久間防衛相に要望した。政府は50メートルを主張して、政府と県、名護市は一致しなかった。1年以上何回も交渉した結果90メートルで合意したのである。
一年以上も交渉を重ねて決まった辺野古埋め立てであるのに、埋め立て反対のデニー知事は対話での解決を政府に要求しているのである。

政府は普天間飛行場の危険性の除去は辺野古移設しかないと言っている。その辺野古移設を阻止すると選挙公約したのがデニー知事である。すでに政府、県、名護市の交渉によって決まった辺野古移設である。対話では政府とデニー知事の主張が平行線になり解決することはできるはずがない。

対話によって解決策を導くのが民主主義の姿勢であるとデニー知事は述べているが、とんでもないことである。民主的に決まった辺野古移設を阻止すると選挙公約したことは法治主義に反することであるし、民主主義に反することである。
デニー知事が辺野古移設を公約にすることは民主主義に反しないと考えるなら、辺野古移設阻止を公約にして当選したのだから辺野古移設を阻止していけばいい。それともデニー知事は政府との対話が移設阻止する方法とでもいうのだろうか、であるなら阻止するために政府と対話すると言えばいい。しかし、デニー知事は阻止するための対話とは言っていない。対話の目的がはっきりしない。対話すればなんとかできるのではないかと淡い期待を持っているだけである。そんな対話が政府に通用するはずがない。

県は政府が公有水面埋立法に違反していることを根拠に承認撤回をした。防衛省は違法行為はしていない、県の承認撤回のほうが違法行為であると主張して国交省に審査するように申請したのである。政府と県の対立は政治ではなく法解釈の対立である。民意の問題ではなく法の問題である。
デニー知事が県の承認撤回は正しいと思っているなら徹底した法廷闘争をするべきである。ところがデニー知事は国の第三者機関である国地方係争処理委員会に国土交通相による埋め立て承認撤回の執行停止の不服を申し立てるなどの法的な闘いを放棄して、対話を優先する考えを示したのである。対話戦術を民主主義姿勢と装って。
デニー知事は敗北するのが確実である法の闘いから逃げたのである。逃げる口実に利用したのが対話である。対話で辺野古移設反対が民意であるから政府は民意を尊重して埋め立て工事を止めるように要求するだろう。そんな要求を政府は100%受け入れない。百も承知で要求するのがデニー知事である。
対話による唯一の解決は辺野古移設を受け入れて、その代わりに県への交付金を増額することである。それ以外の解決方法はない。しかし。政府とこのような対話をすれば左翼与党が一斉にデニー知事を非難し支持しなくなる。デニー知事は左翼与党の支持を失うような対話をできるはずがない。

政府と妥協することもできないし法の闘いもできないのがデニー知事である。選挙では大勝したが、知事となった政治の現実世界では追い詰められているデニー知事である。
菅官房長官はデニー知事の面談要望に「日程が合えば会いたい」と述べ、日程の調整に入った。近いうちにデニー知事と面談するだろう。対話をすれば政府とデニー知事の主張が平行線であることがよりはっきりするだけである。
デニー知事は辺野古移設阻止を公約にして当選した。移設阻止はデニー知事が県民に約束したものであり、デニー知事は辺野古移設を阻止する義務がある。政府との対話や要求で移設阻止できるはずがない、移設阻止ができなければデニー知事は県民への約束を破ることになる。公約違反である。公約違反を隠蔽するために対話による民主主義姿勢などと意味不明のことを言うのである。辺野古埋め立ての大きな流れをデニー知事が阻止することはできない。

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