新発売 「沖縄内なる民主主義13」 「台風十八号とミサイル」



新発売


新発売・沖縄内なる民主主義13 A5版  定価1380円(税込み)
新発売・台風十八号とミサイル 定価1450円(税込み)


本土取次店 (株)地方・小出版流通センター
http://neil.chips.jp/chihosho/ TEL.03-3260-0355 
chihosho@mxj.mesh.ne.jp
県内取次店 株式会社 沖縄教販
電話番号098-868-4170
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沖縄内なる民主主義13
目次
① 観念民主主義論から現実民主主義論=議会制民主主義論へ 3
② 沖縄ヘリパッド移設反対派山城議長グルーフの防衛局職員リンチ映像を文字化する 7
③ 妄想テロリスト山城議長が東京で吠えた 21
④ 沖縄タイムス、琉球新報は紙の上で「動乱」を起こした 22
⑤ テロリスト集団を支援する共産党・社民党・生活の党は議会制民主主義国家日本の政党としての資格はない 27
⑥ テロ集団の弾圧に市民の権利で闘った依田啓示氏と建設作業員 31
⑦ 革新国会議員たちが国道329号線の県民集会に参加。法治主義を破る彼らに議員資格はない 35
⑧ 県民集会の照屋寛徳衆議員を批判する 37
⑨ 県民集会の赤嶺政賢衆議員を批判する 40
⑩ 県民集会の玉城デニー衆議員を批判する 44
⑪ 県民集会の仲里利信衆議員を批判する 47
⑫ 県民集会の糸数慶子参議員を批判する 53
⑬ シリアへのミサイル攻撃を非難するキャンプ・シュワブの市民に怒りが込み上げてくる 60
⑭ 沖縄・日本に本当の反戦・平和運動なんて存在しない 61
⑮ 沖縄革新の反基地運動は敗北する運命にある。そういうことである 63
⑯ 沖縄国会議員「うりずんの会」が山城博治議長の即時釈放を求めることの愚かさ 70
⑰ 嘘をつくのが一流のジャーナリスト金平茂紀 76
⑱ 乗松聡子はヒューマニズムが欠落している 83
⑲ 日本・アジアの経済発展にTPPは絶対に必要である 88
⑳ アート短詩について 97
㉑ 詩・変な人たち 99
㉒ 短編小説・おっかあとドラム缶 107
㉓ 連載小説・私は小説家である 名前はまだない
115
㉔ 連載小説・彷徨(さすら)う愛 150

    はじめに
 私が最初に出版した本は「沖縄に内なる民主主義はあるか」であるが、実はこの本の中には「民主主義」という言葉は一度も出てこない。その時には民主主義とはこういうものであるとはっきりと説明することができなかったから書けなかった。ただ、高校の時に習った議会制民主主義こそが民主主義であるという信念をずっと持ち続けていた。誰もが知っている議会制民主主義こそが民主主義であると思っていたが、議会制民主主義は誰でも知っていることだから教科書のように説明をしても誰も注目はしないだろう。だから、議会制民主主義について集中的に説明することはしなかった。しかし、翁長知事や共産党、沖縄革新のほうが民主主義を主張し、沖縄には民主主義がないなどと吹聴している。マスコミや評論家も同様である。沖縄には彼らの言う民主主義はないだろう。しかし、日本は議会制民主主義国家であり、沖縄は日本の地方自治体である。沖縄には歴然として議会制民主主義が存在する。そのことを徹底して明らかにしていかなければならないと思うようになった。
 翁長知事誕生からの沖縄はエセ民主主義が横行している。翁長知事や沖縄革新は沖縄には民主主義がないといいふらし、安倍政権を非難している。余りにもひどい沖縄の政界である。日本は議会制民主主義国家である。法律は全国一律に適用している。沖縄だけに特別な法律が適用されているわけではない。沖縄も日本の地方自治体としての権利は他の自治体と同じようにある。
 翁長知事や革新国会議員が辺野古移設反対を公約にして当選したのに政府が辺野古移設を進めているのは沖縄に民主主義がないと言っているが、辺野古移設は政府と沖縄県が民主的な手続きによって決まったことである。そのことを無視しているから沖縄に民主主義がないと言えるのである。民主主義のルールを破ったのが翁長知事、沖縄革新である。
翁長知事や沖縄革新は沖縄に民主主義がないと主張することによって議会制民主主義を破壊する方向に進んでいる。そんなことは今の日本に通用しない。辺野古基地建設は着実に進み、翁長知事、沖縄革新は県民の支持を失っていくだろう。
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那覇市議選は翁長知事派の敗北である。そして、翁長知事はますます共産党に支配されていく



新発売・沖縄内なる民主主義12 A5版  定価1490円(税込み)
新発売・違法行為を繰り返す沖縄革新に未来はあるか 定価1404円(税込み)

本土取次店 (株)地方・小出版流通センター
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那覇市議選は翁長知事派の敗北である。そして、翁長知事はますます共産党に支配されていく
 7月9日に那覇市議選があった。結果は次の表である。




翁長知事支持
共産党7人(3人増)
社民党3人(1人減)
地域政党・沖縄社会大衆党2人(0増)
民進党1人(0増)
無所属5人
○新風会・前議長を含む2議席減の3議席となった。

不支持
自民党7人(3人増)
無所属2人

中立
公明党7人(0増)
日本維新の会1人(1議席増)、
無所属5人(うち維新推薦1人)

那覇市議選で明らかになったのは「新風会」の衰退が止まらないことである。
「新風会」は辺野古移設反対を表明していた翁長雄志那覇市長(当時)に知事選出馬を要請し、自民党から除名などの処分を受けた元自民党那覇市議会議員グループである。2014年の発足当時は所属議員12名を擁し、那覇市議会の最大会派であった。しかしその後は、安慶田氏が副知事に就任したし、県議選への転進をしようとした2人は落選した。そして、脱落者も相次ぎ、今年の那覇市議選前には5人に激減していた。
そして、那覇市議選では2人が落選して、「新風会」はたった3人になったのである。落選した議員には前那覇議会議長の金城徹氏も含まれている。翁長知事の二男が無所属で立候補して当選したので実質的には4人と言える。
翁長知事を補佐する「新風会」の衰退は翁長知事支持の衰退につながっているといえる。
もう一つ那覇市議選で注目するべきことがある。
新風会が5人から3人に減少したのとは対象的に共産党は4人から3人増えて7人になった。倍増である。
共産党が新風会に代わって与党の最大政党になった。市長も共産党である。与党最大政党も共産党になったので、那覇市は共産党政権になったともいえる。
県外移設・辺野古移設反対の翁長那覇市長(当時)は自民党県連から離れ、共産党・社民・社大と共闘して「オール沖縄」を結成して、県知事選挙に出馬した。そして、自民党県連の仲井眞候補に大勝した。
順風漫歩のように見えた翁長知事であるが、事実は違う。翁長知事支持の保守層は激減しているのだ。ますます翁長知事は政権を維持するために共産党に依存しなければならなくなった。保守層の支持者が激減しただけではない。県政の現場では共産党の策略によって、那覇市長時代から右腕であった安慶田副知事が辞任しなければならない状況に追い込まれた。翁長知事の周囲からは翁長知事を支える保守政治家は居なくなり、左翼で固められていった。共産党の操り人形になっているのが今の翁長知事である。

 県議会は革新与党が過半数を握っていて、革新の主導権を握っている共産党が実権を握っている。米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設工事をめぐり同県議会は14日の本会議で、県が国を相手取って工事の差し止め訴訟を起こすための関連議案を共産党、社民党などの賛成多数で可決した。
 那覇市議会も共産党が新風会に代わって与党の最大政党になり、政治の実権を握った。であれば那覇市議会も県議会のように共産党の思惑通りに行くかというと、そうはならない可能性が高い。それは県議会と違い那覇市議会は与党が過半数を割ったからだ。
 与党が条例案を議決するには中立議員から3人以上の賛成者が出なければならない。それができるか否かに与党の維持がかかっているがどうなるだろうか。
 表では与党系は16人である。翁長支持派は無所属5人を含めて18人となっている。それでも選挙前の20人から18人になり、翁長派の勢力後退は否めない。
沖縄紙は野党を9人としていて、翁長知事派の半数となっている。かなり少ない。表からは与党が断然有利に見える。しかし、沖縄紙が作成した表には疑問が残る。沖縄紙は公明党と維新の党を中立と位置付けて、中立を13人としているが公明党と維新の党について中立とは言えないところがある。
公明党と与党の共産党は犬猿の仲である。東京都議選では選挙選そっちのけで泥沼バトルを展開した。那覇市長は共産党であり、与党の第一党に共産党がなった。共産党が牛耳っている与党に公明党が賛同するはずがない。共産党と対立しているのだから公明党は野党側に入れるべきである。
沖縄タイムスは中立の公明党を与党側に引き込めば与党は乗り切ることができるから、公明党との連携が鍵になると書いてあるが、公明党が共産党と連携することはあり得ない。その事実が過去の那覇市議会であった。
2016年6月に「公平・公正な議会運営と議会改革が期待できない」として、自民党が中心になって那覇市議会の金城徹議長に対する不信任決議案が提出されたが、不信任決議案に公明党は賛成し、多数決で不信任案は可決された。金城徹氏は翁長雄志知事の側近であり、翁長氏を支える勢力のうち、県内の市町村議会で唯一となる保守系議員会派「新風会」に所属していた人物である。彼が自民党と公明党の連携で議長の座から引きずり下ろされたのである。彼は今回の那覇市議選でも落選している。
大阪で共産党と徹底して闘っているのが維新の党である。共産党と対立している維新の党と維新推薦の2人は野党に入れるべきである。14日の県議会では辺野古の工事差し止め訴訟を起こすための関連議案には自民党と一緒に反対した。維新の党が翁長知事不支持であることはっきりしている。
そうすると野党は18人になり、与党と同数になる。そうなると中立の4人が野党側につけば勢力は野党側有利になる。
与党が20議席の時でさえ、市議会議長が不信任決議されたのである。与党は2人減って18議席になったのである。ますます与党は弱体化しているのだ。那覇市議会は自民党、公明党、維新の党が連携するだろう。選挙前より野党側が有利になったのである。

今年実施された宮古島市、浦添市、うるま市の県内3市長選で翁長知事と「オール沖縄」は新人を支援したが全敗した。そして、今回の那覇市議選でも負けた。事実上の4連敗である。
翁長知事が4期市長の座にあった那覇市である。翁長知事の地盤であるはずの那覇市でしかも翁長知事支持の新風会が議席を減らしたのである。
那覇市議選の敗北は本当の意味で翁長知事の敗北である。
翁長知事は政治で共産党に敗北し、選挙では自民党に敗北したのである。
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