安倍首相「昼飯なんかで国益を削るわけにはいかない」



第1章 日本・沖縄の米軍基地はアジアの民主主義国家の平和に貢献している 第2章 戦後沖縄の非合法共産党・米民政府 第3章 辺野古移設の真実 第4章 辺野古埋め立ての真実 第5章 辺野古の真実を捻じ曲げた者たち 第6章 辺野古の真実を捻じ曲げた沖縄タイムス・琉球新報 第7章 辺野古の真実を捻じ曲げた翁長知事 第8章 辺野古の真実を捻じ曲げた落合恵子 第9章 辺野古の真実を捻じ曲げた宮崎駿 第10章 自民党県連批判 

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 「昼飯なんかで国益を削るわけにはいかない」

安倍首相と朴大統領の首脳会談が行われた。韓国側は首脳会談に向けた事前折衝では、朴氏主催の昼食会などを交換条件に譲歩を迫ってきたが、日本側は拒んだ。安倍首相は周囲にこう苦笑した。

 「昼飯なんかで国益を削るわけにはいかない」

 この安倍首相の言葉に韓国に対する安倍首相の政治姿勢が如実に表れている。きちんと筋の通った交渉をする。あいまいな妥協はしないということだ。
 そもそも慰安婦問題で問題になっているのは慰安婦は性奴隷あったと言われていることである。韓国の少女たちが強制連行されて無理やり慰安婦にさせられたというのが世界中に広まった。それが問題である。
慰安婦が性奴隷であったという証拠はない。少女が連行されたという証拠もない。証拠として残っているのは日本は18歳以上、韓国は17歳以上の女性が自分の意志で慰安婦になることを誓った証文を警察に届け、彼女たちは日本兵相手の売春婦として働いたことである。彼女たちが公的な売春婦であり、軍医が定期的に彼女たちの性病と健康検査をし、憲兵が身の安全を守ったと言う証拠は多数ある。韓国の慰安婦が日本軍に奴隷のように扱われたというのは元慰安婦たちの証言のみである。彼女たちの証言が矛盾に満ちていることも明らかになっている。
 元慰安婦の証言を根拠に日本に謝罪を求めている朴大統領であるがあいまいな妥協をしない安倍首相が朴大統領の望むような謝罪はしない。

 安倍晋三首相は2日の韓国の朴槿恵大統領との首脳会談後、慰安婦問題について記者団に「早期の妥結を目指して交渉を加速させていくことで一致した」と強調したが、しかし、それがあいまいな妥協につながるということではない。韓国側は「早期妥結」について、安倍首相に「年内」と明言することを求めたが、首相はこれを突っぱねた。そして、記者団に「現段階で合意がある事実はない」と指摘した。

 「慰安婦問題は、日本は日韓基本条約を含めたさまざまな条約の中で、解決済みという認識で今日まで対応している」という安倍首相の姿勢が揺らぐことはない。
朴大統領は会談で、「慰安婦問題が両国関係改善の最も大きな障害だ」と指摘し、被害者と韓国国民が納得できる解決策を求めたが、日本政府関係者は1965年の日韓請求権協定などを踏まえ「補償の問題は解決済みだ」と重ねて強調した。韓国の要求に妥協することはないだろう。逆に日本政府ペースで慰安婦問題は展開する可能性が高い。
韓国側は日本政府による補償や謝罪を求めている。日本が慰安婦問題でより公的に「罪」を認めたことになるからである。しかし、安倍首相が韓国側の要求を呑むことはない。「人道的見地に立った対応」を検討していることを明らかにしているし安倍首相側はその方向で慰安婦問題の解決をめざしていく。韓国側が反発し関係が悪化しても日本側が損することはなにもない。
そもそも中国と韓国が日本と会談をする原因は両国の経済悪化である。経済悪化を防ぐために日本との関係を回復しようとしているのである。慰安婦問題の解決を急いでいるのは、できるだけ早く日本とFTAを締結したいからである。
安倍首相も中国や韓国とFTAを締結し貿易を盛んにしたいが、安倍首相にとっては中国、韓国2か国とのFTAよりも12カ国によるTPPの存在が大きい。韓国と慰安婦問題であいまいな妥協をしてFTAを締結するより、しない方がいい。慰安婦問題ははっきりと結着をつけるべきである。
韓国はTPPに参加したがっている。今までのような日本いじめはしないだろう。
政治的にも経済的にも日本のほうが有利である。韓国には妥協をしないで筋を通した交渉をするべきであるし、安倍首相はそうするだろう。

「昼飯なんかで国益を削るわけにはいかない」

. 名言だなあ。
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負けのレールを進むしかない翁長知事




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負けのレールを進むしかない翁長知事
 埋め立て承認の取り消しから翁長知事は負けのレールに乗った。
 埋め立て承認の取り消しを国土交通相は先月末に一時執行停止と決定した。それは予定通りである。一時執行停止に対して翁長知事がてきることは一時執行停止を不服とし、総務省の第三者機関・国地方係争処理委員会へ審査を申し出る以外にはない。法律の世界に入ったらレールは決まっている。翁長知事は「国交相の決定は違法な関与行為だ」と主張して、執行停止を是正する勧告を出すよう求めたが、翁長知事の要求が認められる可能性はゼロに限りなく近い。

 県庁で会見した翁長知事は「内閣の構成員である国交相が、閣議決定が行われ、(防衛省が進める)辺野古移設の政府方針に反する判断を下すことは不可能で、公正・中立という審査の前提が欠落している。執行停止は埋め立て工事を行うための方便として使われている」と述べたが、公正・中立は裁判に求めることであって政府に求めるものではない。政府に法律に違反しないで、政府にとって利益になる方法を選ぶ。当然のことだ。県だって法律に違反しないで県の利益になることをやる。それが行政だ。
 しかし、違法行為は許されない。翁長知事は違法行為をやった。埋め立て承認の取り消しである。埋め立てを承認した県が、承認の取り消しをすることはできない。違法行為をした翁長知事の要求が法の世界で通用することはない。

 翁長知事は国地方係争処理委員会へ審査を申し出た。
係争処理委は地方公共団体が国からの是正要求や処分などに不服がある場合に審査する機関。委員は行政法の専門家など5人で構成され、申し出から90日以内に審査して結論を出す。翁長知事は主張が認められなければ、審査結果から30日以内に国を相手取って高裁に提訴する方針である。認められるどころか県の申し出が審査の対象外として却下される可能性もある。
高裁に提訴したところで違法な行為を高裁が認めることはない。翁長知事の敗北は最初から決まっている。敗北は最初から明らかなことである。翁長知事は負けのレールを確実に歩んでいるだけだ。

グリーンピース船がやってきた
 名護市辺野古への新基地建設反対を訴えるため、国際環境保護団体グリーンピースのキャンペーン船「虹の戦士号」は1日、那覇新港に到着した。県内では辺野古海域の調査や地元住民と協力し抗議活動を展開するという。環境保護団体だから辺野古崎沿岸の埋め立てを環境破壊だといって反対するのは理解できるが、那覇第2滑走路も同じように海を埋め立てる環境破壊である。那覇市に来たのだから第2滑走路の環境破壊も調査してもらいたいものだ。自然破壊は第2滑走路のほうが辺野古崎埋め立てよりひどいという噂もあるくらいだ。しかし、第2滑走路は民間だからグリーンピースは関心がないか。辺野古は米軍基地建設だから関心があるのだ。グリーンピース船は5日夜、辺野古に向け出港するそうだ。
「虹の戦士号」が沖縄に派遣されるのは4回目だそうである。新基地建設をめぐっては グリーンピースは同船を派遣することで、日本政府が県民の声を無視し、工事を強行しようとしている実態を世界に訴え、国際世論を喚起する狙いであるという。
街のど真ん中にある普天間飛行場の危険性を除去するための辺野古飛行場建設であるのたが、グリーンピースは「新基地建設」だと思い込んでいるのだろうな。騙されているのも知らないで、埋め立て反対を世界に訴えるのだという。グリーンピースのように騙されやすい国際団体が多いだろうな。
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