困り果てているのは県教委と竹富町と教員




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目次

〇沖縄の狂った話1・・・琉球民族主義は民族差別主義だ
〇沖縄の狂った話2・・・米軍がいるから戦争に巻き込まれるは妄想

〇ブログ
「狼魔人日記」より・・・末松氏大敗の意味

〇彼女は慰安婦ではない 違法 少女売春婦だ2

〇「狼魔人日記」河野談話撤回の好機!

〇「狼魔人日記」と「沖縄に内なる民主主義はあるか」は島袋氏を応援したけれど

〇名護市民は「県外移設」が不可能であることを証明した

〇ブログ 
沖縄に内なる民主主義はあるか 沖縄の識者の腐敗
               「県民金で転ばぬ」というが

〇軍命令はなかったのに なぜ集団自決は起こったのか

〇特別寄稿・ドキュメント
  集団自決を追って 星雅彦(作家)

〇バーデスの五日間




裏表紙です。名護市街地は辺野古から10km離れています。しかも、間には山があります。
辺野古が安全であり、普天間基地がいかに危険であるかは写真を見れば一目瞭然です。
この事実を多くの人に知ってもらいたいと思って、このような裏表紙にしました。
買わなくてもいいから、裏表紙を見てほしい。
この三つの写真を見ても、辺野古移設に反対するのは「命どぅ宝」の精神が欠けている証拠です。

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 困り果てているのは県教委と竹富町と教員だ

 産経新聞に「泥沼の教科書採択 違法状態続く竹富町」が掲載された。

沖縄県竹富町の教科書採択問題をめぐり、関係機関の迷走が続いている。周辺3市町でつくる八重山採択地区から離脱し、教科書の単独採択を主張する竹富町教委と、離脱は法の趣旨に反すると批判する文部科学省、両者の板挟みで判断の先送りを繰り返す沖縄県教委との間で、調整不能の状態に陥っているのだ。沖縄県教委は、21日にも県内の採択地区を見直す方針だが、その内容次第では今後に禍根を残しそうだ。
                     産経新聞
 政府が採択地区を「市都」から「市町村」に変更した時に、八重山教科書問題は終わっている。政府・文科省の目的は全ての小・中学生に教科書を無償給付することである。それ以外のことは関係がない。
 
文科省も、打開に向けた“次の一手”を見いだせない状態だ。竹富町が是正要求に従わなくても、罰則規定はない。違法確認の訴訟を起こすこともできるが、判決までに時間がかかる上、沖縄県教委が竹富町の離脱を認めれば、訴えの利益を失って提訴が却下される可能性もある。
                     産経新聞
 文科省が訴訟を起こすのは法律に従ってやるのであって、提訴が却下されても文科省は困ることはない。

迷走が続く中、朝日新聞が3月15日付の社説で「両方の教科書を使ってみては」と提案したことが、新たな混乱を招くことになった。1冊は正規の教科書、もう1冊は副読本として利用することを勧める内容で、これを“渡りに船”と感じた文科省は4月17日、竹富町の慶田盛教育長に対し、育鵬社版を採択した上で東京書籍版を副読本にしてはどうかと提案した。
              産経新聞
産経新聞は瞑想が続いていると思っているが、文科省も石垣市も与那国町も迷走はしていない。迷走しているのは沖縄二誌や県教委である。
「両方の教科書を使ってみては」の提案は朝日新聞が初めてではない。すでに民主党政権時代に文科省が提案したし、自民党になってからも提案をした。竹富町は一貫して断っている。だから、竹富町が両方の教科書を使うのは最初から分かっていた。分かっていながら提案をしたのだ。竹富町が断るのは想定内のことだった。

しかし、慶田盛教育長は「子供をだましているみたいだ」と拒否する方針。文科省関係者は「竹富町に同調的な朝日新聞の提案だけに、下村博文文科相も、町教委の理解を得られると思ったのだろう。結果的には失敗だった」と、表情を曇らせる。朝日新聞広報部は「社説の提案は八重山地区内の3市町に呼びかけたもので、見解は現在も変わらない」などとしている。
              産経新聞
これは朝日新聞の一人芝居だ。

文科省と竹富町の溝が埋まらない中、判断の先送りを繰り返してきた沖縄県教委がゴールデンウイーク中に動いた。
5月1日ごろ、県教委幹部が八重山地区の石垣市教委と与那国町教委を訪れ、竹富町の離脱方針への理解を求めたのだ。

だが、両市町教委は離脱反対の意向を伝え、調整はまたも暗礁に乗り上げた。関係者の一人は「県教委は竹富町に肩入れしすぎだ」と不信を募らせる。
下村博文文科相も、町教委の理解を得られると思ったのだろう
               産経新聞
これは産経新聞の勘違いというか、事実を正確に把握していない。離脱するしないは竹富町の自由であると考えている石垣市と与那国町は竹富町の離脱に賛成である。市町が難色を示したのは教科書の研究は一緒にやって、教科書を採択するときは竹富町が単独で採択するように県教委が要求したからである。そんな自分勝手な要求は飲めないと石垣市と与那国町は断ったのだ。それは当然のことだ。

現在、文科省も石垣市も与那国町も困っていることはひとつもない。一番困っているのは県教委と教員である。

教科書採択地区変更希望一覧である。


 見ての通り、竹富町以外の町村は現在より効率のいい地区に変更希望をしているのであり、単独採択は希望していない。それは当然である。単独採択は難問と苦労だけがあり、なにひとついいことはないからだ。

 採択地区を設置した目的は転校生が困らないようにすることと、教科書研究の町村の負担を軽くすることであった。それともうひとつ教員の負担を軽減することが目的であった。
 教えられる子供にとっては教科書が変わっても負担はない。しかし、教える側の教員にとっては大きな負担になる。
数学では一年の数学の正負の計算の教え方が啓林館と東京書籍では全然違う。啓林館を教えていた教師が東京書籍版で教えるときには啓林館とは違う説明をしなければならないからはじめから勉強をし直さなければならない。生徒に理解させるためには教科書を棒読みするだけではできない。教科書に肉づけをしなければならない。そうするためには啓林館の教え方から完全に離れなければならない。それができるようになるには三、四年はかかるだろう。
国語なら小説、評論、詩など教科書が違えばほとんどが違う。共通するのは文法くらいだ。Aと教科書では「ぼっちゃん」でBという教科書では「ぼっちゃん」以外の小説になるから教師はゼロから教科書研究をしなければならない。
教科書で大変なのは、同じ個所は一年で一回しか教えないことだ。だから、どうしても三、四年くらいかけないとスムーズに教えることはできない。それは英語、社会、理科も同じである。
教師の本音としてはずっと同じ教科書を使いたいのだ。
竹富町が単独採択で一番困るのは八重山地区の教師たちである。八重山地区の教師は石垣市・与那国町と竹富町の二種類の教科書を教えなければならない。教師にとって負担が大きい。本島から八重山地区に移動するのを嫌がる教師も出てくるだろう。

もし、竹富町が単独採決するようになると難問が続出することを県教委は感づいている。県教委の教科指導も石垣市・与那国町と竹富町は別の指導をしなければならない。竹富町単独採択なら負担が増える。竹富町を応援してきた教員や県教委は自分の首を絞めているのだ。

竹富町民の不満、単独での教科書研究の負担、八重山地区の教師の不満、転校生の不満の火の粉が県教委と竹富町教委に降りかかっていくのは目に見えている。

暫くはごたごたが続くだろうが、それは沖縄二紙、竹富町、県教委、革新系の政治家、識者が生み出すあせりから出る一人芝居であり、文科省、石垣市、与那国町は関係ない。今もこれからも文科省、石垣市、与那国町は平穏である。

私たちは高みの見物をするだけだ。

いよいよ、二大政党の実現だ
減税・河村氏、石原氏と会談…新党合流意向示す
2014年05月08日 14時51分
 地域政党・減税日本代表の河村たかし名古屋市長は7日、日本維新の会の石原慎太郎共同代表と東京都内で会談し、維新の会と結いの党が結成を目指している新党に合流したいとの意向を伝えた。

維新の会と結いの党は政策協議がまとまれば、今年夏までに合流する方針だ。河村氏は会談で、両党が合流する際は減税日本も加わりたいと改めて主張。これに対して石原氏も理解を示し、今後も協議を続けていくことになったという。

河村氏は読売新聞の取材に「各党がばらばらではいかんということ」と語った。河村氏は先月にも、結いの党の江田憲司代表と会談しており、合流に向けた動きを本格化させている。
2014年05月08日 14時51分

 維新の会、太陽の党、結いの党に減税日本が加わることになった。これで二大政党へ大きく動く。
あとは民主党である。民主党の自治労や日教組系列以外の議員は合流するべきだ。
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