中国漁船の尖閣侵入激減





中国漁船の船長を逮捕して以後は中国漁船の侵入は激減している。中国には毅然とした態度で対応することが最良であることを示している。
マスコミは尖閣問題で盛んに中国観光客の激減を報道し、中国と対立することは日本のマイナスであるように報じていたが、中国への日本の観光客も減るのであって中国も打撃を受けるのだ。実際に、日本からの中国観光は激減している。
中国の場合は国民が日本への観光を自主的にやめたのではなく、中国政府が強引に日本への観光を禁止した。だから、政府が禁止を解くと再び中国からの観光客は増えた。中国のほとんどの国民は尖閣問題を知らないし、興味もなかったのだ。観光については結果的には中国のほうが打撃を受けている。

アメリカは中国との貿易は歓迎しているし積極的である。中国の経済成長はアメリカと貿易をしたからだ。しかし、アメリカは中国と貿易を推進しているからといって中国批判を遠慮しないということはない。
アメリカは中国の人権問題には厳しい発言をしているし、ノーベル平和賞を受賞した劉氏の釈放を要求している。台湾が中国との軍事バランスを保つために台湾に戦闘機の売却をしたこともある。
それでも、中国とアメリカの経済関係が悪化したことはなかった。

日本が尖閣問題で中国と対立すると経済に悪影響を及ぼすというのは間違った考えだ。日本は法治国家なのだから法に従って行動すればいい。漁船が日本の領海内で漁をすれば取締り、巡視船に衝突すれば逮捕して裁判をする。日本もアメリカと同じように毅然とした行動をすればいい。

尖閣諸島の領海は日本の領海としてちゃんと守り、日本の漁船が安心して漁ができるように日本政府は努力しなければならない。
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芥川賞作家目取真俊氏批判 その3

目取真俊氏は新春エッセーで、中国の観光客を呼び寄せるのに沖縄に米軍基地があることを懸念しているが、軍事基地にアレルギーがあるのは革新政治家や反戦平和主義者たちであり、一般人には軍事基地アレルギーはない。嘉手納基地を見渡せる嘉手納町の駅の道には連日観光客が押し寄せて賑わっている。それに嘉手納軍基地内への観光も取り組んでいて、けっこう観光希望者がいるようだ。

中国やアジアの人も東南アジア最大の空軍基地には興味があり人は多く、観光コースになっていると聞いている。中国人が沖縄の米軍事基地を忌み嫌うと予想するのは間違いで、むしろ興味を持っている人のほうか多いということを目取間氏は知っていない。

目取真氏は9・11事件が発生したときに沖縄の観光が大打撃を受けたので、中国と日米間の軍事的緊張が高まり、沖縄周辺で武力衝突が起こり、沖縄観光が大打撃を受けるのを危惧している。そして、大打撃を避けるためには沖縄から軍事基地を撤去するべきと主張している。
しかし、沖縄から軍事基地を撤去したときに中国はどのように行動するだろうか。目取真氏は政治、経済、芸能、文化などの多様な交渉を作り出すことで相互理解を深めることで沖縄の平和は保たれると主張しているが、目取真氏は中国という国を理解した上で主張しているのか疑問だ。
中国は内陸のウイグル地区やチベットを武力で制圧し中国の属国にした。現在も武力で制圧し続けている。アメリカ軍フィリピンから引き上げた後に、ベトナムやフィリピンの領海であった南沙諸島や西沙諸島を中国軍が武力で制圧している。目取真氏の主張通りに沖縄から軍事基地を撤去すれば尖閣諸島を中国の領土であると主張している中国は確実に尖閣諸島を実力で中国の領土にしてしまうだろう。そして、宮古、八重山も制圧し、沖縄をも中国の属国にしてしまうに違いない。
私の予想は現実離れしているように見えるが、もし、中国に侵略されても沖縄が無抵抗であり、国際的な抗議も大きくないという前提があってのことである。中国は自国の領土を少しでも拡大しようとする覇権主義国家でありり、覇権主義の中国は国境を接している全部の国と領土争いをしている。尖閣諸島は中国の領土であると主張しているのだから中国が尖閣諸島を占領するのはこれまでの中国の行動をみればはっきりしている。中国に目取真氏の主張は全然通用しないのは明らかである。

目取真氏は「軍隊が守るのは領土であっても住民ではない。沖縄戦の教訓を思い出した」と革新政党の決まり文句を述べているが、沖縄戦で日本兵はアメリカ軍と壮絶な戦いをして10万人もの兵士が戦死している。アメリカ軍と決死の覚悟で戦ったのは領土を守ることであり沖縄の住民を守ることでもあったのだ。しかし、圧倒的なアメリカ軍の軍事力に日本軍は壊滅させられた。壊滅させられた日本軍がどうして住民を守ることができようか。南部の戦場で、住民を避難壕から追い出したり、住民を危険な目にあわすような日本兵もいたが、彼らは極一部の兵隊であり、その事実を取り上げて、「軍隊が守るのは領土であっても住民ではない。」と決めるのは軍隊への偏見だ。それに戦前は政治が軍国主義になっていき、女子供も国を守る兵隊にされていった。女子供も兵士として竹やりを持って戦うような国家であったのだ。
目取真氏の軍隊論と戦前の軍隊論は違っているのにそのことには注意を払わずに、一方的な自論で戦前の軍隊を避難している。

戦前は軍部が政治の実権を握った軍国主義国家の軍隊であり、戦後の民主主義国家である日本のシビリアンコントロールされた自衛隊や、アメリカの軍隊を戦前の日本の軍隊と同一視するのは間違っている。私たちは軍国主義国家を非難し、軍国主義国家の軍隊を非難すべきである。戦前の日本軍は軍国主義国家の軍隊であり、戦前の沖縄戦における日本軍の行動から軍隊一般論を導き出すのは間違っている。

目取真氏は沖縄戦で軍隊は住民を守らなかったと非難しているが、しかし、軍隊が住民を守るうんぬんではなく、むしろ他国の軍隊に侵略されたときは自分の国を守るために住民も軍隊と一緒に戦うのが当然ではないのか。シャンソン歌手のイヴ・モンタンはドイツ軍がフランスに侵攻したときレジスタンスとしてドイツ軍と戦ったことで知られていた。私は祖国アランスのために戦ったイブ・モンタンを尊敬する。

私は民主主義国家におけるシビリアンコントロールされた軍隊は認めるが、政治の実権を軍隊が握った軍国主義国家の軍隊は認めない。また、中国の人民解放軍のように政治の実権もある軍隊は否定する。
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六年前の新聞です。おもろまちの県立博物館・美術館の建設に総額二百二十五億円が掛かっている内情を説明した記事です。交付税を利用すれば六割の負担ですむから、「事業をやらねば損」というムードで、厳しい財政でありながら莫大な金を使ってしまったのだ。





同じ2006年の記事である。嘉手納飛行場以南の軍用地1500ヘクタールが開放されることが現実的になったことへの県幹部のうろたえぶりが書かれている。2006年は「商業地域などをそのまま基地跡地に当てはめればよいという単純なことではない」と跡地利用の対策の困難さを県幹部は嘆いている。

一方仲井間知事は、「跡地を有効に活用すれば、商業発展の起爆剤なり得る」と楽観論を述べている。



そして、今年県議会事務局は、県内の米軍基地がすべて返還された場合、跡地を商業や農業に活用することで得られる経済効果は、米軍基地の経済効果より2.2倍の効果があると発表したのだ。

経済効果の2.2倍の根拠にしているのが、全ての米軍基地跡地がおもろまちのようになることを前提にしている。そうすると、単純に考えても、総額二百二十五億円もかかるおもろまちの県立博物館・美術館と同じ建物をそれぞれの基地返還跡地に造ることになる。
嘉手納飛行場以南だけでなく、以北の嘉手納町、読谷村、うるま市、恩納村、名護市、国頭村の米軍基地も返還されことを対象にしているから、おもろまちのような県立博物館・美術館は10箇所くらいは造ることになる。10箇所も県立博物館・美術館を造るとイメージするとばかばかしくて笑える。
二百二十五億円の六割の約130億円の10倍として1300億円も必要になる。無駄な金が1200億円も使わなければならい。県の財政破綻は目に見えている。

おもろまちを基準した経済効果はまやかしである。県議会事務所のでたらめな基地返還経済効果論に沖縄の学者や知識人は誰も批判しない。沖縄の県幹部の頭もおかしい。沖縄の学者や知識人もおかしい。
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沖縄は大衆迎合主義の政治家だけだ

 革新政党から自民党まで、普天間基地の県外・国外移を声高に叫んでいるが、そのほうが票を多く取れると考えているだけで、真剣に普天間基地のことを考えているわけではない。
 もし、アメリカ軍がアジアに駐留していなかったら、アジア、沖縄情勢はどうなっていたかをシュミレーションをすればいい。

 日本・沖縄は中国や北朝鮮に支配されて社会主義国家になっていただろう。そして、北朝鮮のような国になっていただろう。現在のような民主主義国家には絶対になっていなかった。中国が自由主義経済を導入したのは日本の著しい経済発展が影響している。もし、中国の支配下に置かれていたら日本の経済発展はなかったし、中国も自由主義経済を導入しなかっただろう。

 もし、アメリカ軍がアジアに駐留していなかったらアジアの全ての国が社会主義国家であっただろう。沖縄や日本の人民は不自由で貧しい生活を強いられていただろう。

 沖縄にアメリカ軍基地が存在するのは中国、北朝鮮、ベトナムの社会主義国家の存在と関係している。もし、アメリカ軍基地撤去を主張するのなら、中国、北朝鮮が沖縄・日本にとって安全であるということを証明する必要がある。

 中国、北朝鮮のことはほとんど語らないで、やれアメリカの言いなりであるとか、アメリカ従属であるというのは政治家としてはお粗末である。
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県外移設は不可能

 普天間基地を県外移設は不可能だ。結局は辺野古移設に落ち着く。

 
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フィンランドは基礎教育を徹底している


 フィンランドは各学年で学習目標に達していない生徒には授業開始前や放課後に専門の教師が徹底して補習をしています。補習は目標が達成するまで続きます。補習対象の生徒は全体のおよそ二割だそうです。つまり二割の生徒は個別指導で、長時間教えているということてす。その補習があるから全体の授業が短くても学力は高いのです。
 フィンランドは小学一年から落ちこぼれは絶対に出さないという妥協のない厳しい姿勢で教育をやっているのです。

 基礎学力をつけるのに一番効果があるのは基礎学力テストでもなければプリントの宿題でもないと思います。彼らにはフィンランドのように時間をかけて念入りに基礎を教えることが一番効果があるのです。各学年の習得すべき基礎を明確にして、
 基礎力のない生徒には基礎専門の教師が小学一年から時間をかけて教えるシステムを作るのが、三十人学級よりも、沖縄の教育には必要だと思う。
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犬山市教育への疑問


 フィンランドの教育が世界的に有名になったのは三十人学級をやっているからではなく学力テストで世界のトップになったからです。フィンランドの質の高い学力は質の高い労働力となり、それが原動力となってフィンランドの経済は発展し、個人所得も高くなりました。
 犬山市の「学ぶ喜び教える喜びの教育」や「犬山市の子供は犬山市が育てる」という教育方針は教育の世界を矮小化しているのではないだろうか。「世界のどこでもたくましく生きる子供を育てる」のが教育の理念だと私は思う。犬山市の教育はフィンランドの「落ちこぼれを出さない。」「質の高い学力を身につけさせる」という教育方針とは違います。 
三十人学級は表面的な問題です。生徒の能力に応じた教育をどのように実線していくかが教育の大きな課題です。その意味ではフィンランドの教育に近いのは犬山市の教育ではなく、和田中学校の教育だと思う。
犬山市教育長は「生涯に渡り、自ら学び続ける人間を育てることが大切」と説くがそれは社会で生存するための「学ぶ」ではなく教養としての「学ぶ」であり、つきつめていけばそれは生きるためには役に立たない「遊び」の教養であり、生活に余裕がある層の「学び」である。
 それよりも小学から高校までは社会に出て自分の希望する仕事をやれるような学力を身につけさせる教育を基本とする方が大切だと私は思う。

 生徒の教え合いとか学び合いはある程度の効果はあるかも知れない。しかし、子供は教育者としては素人であるのだから生徒同士の学び合いや教え合いでは質の高い教育は無理だと思う。高校、大学、社会と子供は確実に市場原理の世界で生きていかなければならない。社会でたくましく生きる人間を育てるのが教育の基本ではないだろうか。「犬山の子は犬山で育てる」教育方針は閉鎖的な自画自賛教育を感じる。フィンランドの教育と犬山市の教育は少人数教育ではあるがその内容は全然違うのではないだろうか。
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ろくがつにじょうさんにち


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おきなわ の しんぶんは まいにち しゅうだんじけつ の きじ が いっぱい

けらま の いきのこった おじい や おばあの

かぞく が ころしあった はなし を これでもか これでもか と

まいにち まいにち のせている

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もう しゅうだんじけつ の きじ が おおすぎて

わたしは げっぷ しそうで

わたしは はきけ が して

それでも しんぶん を よんで

きぶん の わるい ひ が つづいて

やっと やっと ろくがつ にじゅうさんにち に なった

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ろくがつ にじゅうさんにち は いれい の ひ

いとまん の まぶに には けんちじ や しゅしょう も きて

せんぼつしゃ に いれい を する ひ

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まいねん きぼ が おおきく なって

もう おまつり では ないのか と おもう のだが

そんなこと は くち に してはならない

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でも ろくじゅうにねん まえ の はなし 

せんご うまれ の にんげん が おじい おばあ に なる じだい

ふうか しても いいのではないかと わたし は ひそかに おもうのだが

そんなこと は くち には だせない

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せいだい な いれい の さいてん は

らいねん も さらいねん も おこなわれる

じゅうねんご も ごじゅうねんご も

おそらく ひゃくねんご も

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おきなわ は ものすごい おきなわせん の いんりょく に ひっぱられながら まえ に すすむ

からだ が おもたくて じゆう の はね は なまり で

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せんご うまれ の おじい おばあ は

せんぜん うまれ の おじい おばあ に いつも くび を たて に ふり

せんそう を たいけん していない こんぷれっくす のまま よせい を いきる

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せんご うまれ の おじい おばあ の おもいでばなし は どうしよう

せめて ろうご は くろうばなし を じまん したいのだが

おきなわ の せんご うまれ の おじい おばあ は それが できない

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はあ こまった ものだ

いれい の ひ が すぎて はちがつじゅうごにち の しゅうせんきねんび が すぎて

あき に なったら やっと やっと

せんご うまれの おじい おばあ も くろうばなし が できる

せんぜん うまれ の おじい おばあ が きこえない ところで ね


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ろくがつにじょうさんにち

いれい の ひ








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浜で読書する女

太陽の日差しが 強くなりました

浜の砂 まぶしい

おお、今日も 女がひとり 渡久地の浜に 来ている

わたしは カメラを抱えて 近づいていく

渡久地の浜に ひとり 座り

読書をしている女

「やあ、おはよう。」

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若い女は 振り向いて びっくりする そして笑う

朝の渡久地の浜の 笑顔 すがすがしい

突然 声を 掛けられて 戸惑いながら

「おはよう。」

という。

「写真を取らせてくれませんか。」

若い女は、

「えー。」

驚いた顔をする でも 笑っている。

そして こころよく オーケーした

 

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ウチナー訛りのない 共通語

本土から 旅行に 来たという

観光コースにない 渡久地の浜

若い旅人は 観光コースにない いい場所をみつける

朝の浜 静かな時間

読書する 女

渡久地の浜

もう 

夏だ


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なんとか 生きるさ



 ううー なぜ この世にかなしみがあるのか 暗黒

 鉄条網の ブラックホールがあるのか クソ

 苦しみの 宇宙遊泳 か いいねえ フフ

 たくましい オレはたくましい 人間は たくましい

 クソ クソ 負けるものか クソ クソ 恐れるものか

 フフフフフフフ  フフフフフフ 落ちていく フフフフフ

 ブラックホール 落ちていくのじゃない 旅に行くのさ クソ

 傷つける 無数の鉄条網 フン 宇宙は 風がないのか 

 落ちていく恐怖 フン 明日はあるのか

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 おはよう こんにちわ こんばんわ

      なんてね ブラックホールへ 下りて行こう

           どうせ 傷 だらけの 俺だ

               クソ 勝手にしろという感じさ

               宇宙も 

                      地球も 

              ヘヘ

                        ウウ

                なんとか  

           ウウ          ヘヘ  
                 生きるさ

                    へへ



                   




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