波と狛のつれづれ日記

日本スピッツ波と狛と、ときどき箔

夏の穴場

2009-08-01 00:39:24 | Weblog
こんばんは、箔ですワン。
暑い日が続いていますけど、皆さんはいかがお過ごしでしょうか? そのような状況の中で今回、お父さんが涼しいところに連れて行ってあげると言っていたのだ。 これは期待できるぞ~


   今回は、果たしてどのようなサプライズが………

そして、おれっちたちが向かった先は、浜松市内でも山間部の天竜区。 天竜川の支流の阿多古川沿いを走っていました。その川は最近、平成の名水100選に選定されたとのこと。 確かに、きれいな川なのだ。その阿多古川を眺めながらお父さんは、「昔、浜北に住んでいた頃は、夏になるとよく親にこの川に泳ぎに連れてきてもらったなぁ 」と思い出に浸っていました。おお この流れでいくと………

今からその阿多古川の河原に降りていって、水遊びをするのではっ 「うきゃきゃっ 冷たくて気持ちいいのだ 」ってね。それか、バーベキューなんかを始めて、よく焼けた肉をおれっちに食べさせてくれるとか。 それで、そこに居合わせた人たちがおれっちを見て、「うわ~白くてカワイイ犬」とか「スピッツですか~、思っていたよりもおとなしいですね」とか言って、褒めてくれたりしてね。

確かに、河川敷は涼しいところですね、しかし川遊びやバーベキューの道具を積んでいないみたいなのですけど……… するとお父さんは、川を越えたところにある細い山道を登り始めました。 あれっ、川遊びは………



この道、幅が狭くて断崖を走っているワリにはガードレール等がないのですけど。 さらに、運転手のお父さんまでも「対向車が来ないかドキドキするよ 」とか言ってるし、なんか、おれっちもドキドキしてきた~ そのような状況の中7分ほど祈り続けたら、視界の開けたところに到着しました。 そして、そこにあったものは………



小堀谷鍾乳洞という洞窟でした。確かに、お父さんの言う通りで涼しいところには違いないのですけど、まさかこのような展開になるとは想像もつかなかったのだ。



せっかくなので、洞窟の前ではい、ポーズ    カシャリン



この鍾乳洞は、全長が50メートル程とあまり長くないのですけど、照明が引かれていたり地面が舗装されていたりと、整備が行き届いています。 ただし常に無人で、照明の電源は見学する人が自ら付けたり消したりするシステムになっているのです。 それに加えて、ワンコの立ち入り制限みたいなものはないので、おれっちも入れるということなのだ。 ではさっそく、その洞穴の中に入ってみることにしましょう



おれっちは、なぜかそこでは気分が前のめりになり、先にグイグイと進んでいったのだ。



もしかして、前世はアナグマを追うダックスフントの祖先かも知れません。



洞内には天井の高い部屋があって、上からは湧き水が滴り落ちていて、それに加えてコウモリが飛び交っていました。 さらに、その奥へ続く階段があったので、そこを登っていったら………



なんと、外に出てしまいましたよ。 まさかこのような結末が待っていようとは、思ってもみませんでした。お父さんは「貫通式とは(聞いていたが)、このことを言っていたのか~」と、なんとなく知っている様子でした。 そこでお母さんはいきなり
「かえる!」
と叫びだしたのです。 かえるって言われても……… この洞窟のラストが気に食わなかったのでしょうか?それにしても、ここまで来ておいてから突然帰宅宣言しなくても~ お父さんも、おれっちと同じような疑問を彼女に投げかけていました。すると………
「ちが~~~う、こんなところでカエルの体当たりを足に喰らったのっ」
鍾乳洞にカエルがいるのか とお思いの方もいらっしゃるかも知れませんけど、これほど開放的で湿気のあるところなら、カエルにとっても快適みたいですワン。

その後、おれっちたちは来るときに通った細く険しい道を引き返していきました。 やはり対向車が来ないことを祈りつつ。

今思えば、ワンコ入場可の鍾乳洞なんてそうそうないような気がします。 いや、ワンコを鍾乳洞に引き込もうとする飼い主のほうが珍しいのですけど……… いずれにしてもお父さん、今回は貴重な体験をさせてくれてありがとう~なのだ。


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14 コメント

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むむむ??? (チロぱぱ)
2009-08-01 22:41:00
確かに道幅が狭くて夜に通ったらかなりヤバそうな山道ですね~
 しかも行き着く先が鍾乳洞だなんて、まさに箔母さんが恐い道第1位にランキングされるのもうなづけます。
 私だったら途中で引き返しますねぇ・・・
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チロぱぱさん♪ (白黒茶々)
2009-08-01 22:47:52
言われてみると確かに、この道は夜来ると怖さが2倍にも3倍にもなりそうですね。 鍾乳洞、コウモリ、カエル、………今思うと、よく箔母さんも道連れにできたな~と感じてしまいます。

私はてっきり、渓流釣りのときにでもチロぱぱさんもこのようなところを通られると思っていました。 しかし、この細くて長い道は、途中で向きを変えるスペースみたいなものは全くないので、先へ進むしかないのですよ。
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涼しそう♪ (シロダヌキ)
2009-08-02 00:06:35
1枚目の箔くん、まんまるでボールみたい
かわいい~~
河原で水遊びの下りもほほえましいよ
しかし意外なところへ連れてってくれたのね~。
確かに、数ある鍾乳洞で、わんこが入れるなんて珍しいかも!
下から2枚目の、暗闇に「きらっ!」っと光るのは、箔くん??



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Unknown (ランちママ)
2009-08-02 18:32:58
すずしそうでよかったね!
箔くんが、神々しく光り輝いています。
飛騨の大鍾乳洞は、やたら長いけど、わんこは、はいれないんでしょうね?
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シロダヌキさん♪ (白黒茶々)
2009-08-02 21:43:55
箔は、私が休みの日はいつもこのような顔をしてお出かけを要求してきます。 今回はいちおう彼の要求に応えたつもりなのですけど、果たして満足してもらえたでしょうか?
ワンコ可の鍾乳洞はなかなかないと思うのですけど、そのようなところに連れて行ったら果たしてどのような反応を示すのか、ということも気になっていたので、箔にも同行してもらいました。

ちなみに、暗闇で不気味に光るのは箔の目………ではなく、たつぴの履いている「瞬足シューズ」の蛍光体がカメラのストロボに反射したものです。
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ランちママさん♪ (白黒茶々)
2009-08-02 21:49:29
確かに洞内はいろいろな意味で涼しかったです。 そのような中では、やはり白いスピッツは目立ちますよね。 そのおかげで私は洞内では箔のほうにばかり気を取られていて、鍾乳石などを観察するのを忘れていました。
飛騨の大鍾乳洞は有名な観光地なので、ワンコとの同行は厳しいと思います。浜名湖の近くにある観光鍾乳洞・竜ケ岩洞もその入り口にワンコ預かり所があるぐらいですから。
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鍾乳洞 (ギョン)
2009-08-03 11:20:38
鍾乳洞は涼しくて夏にはもってこいの場所ですよね!!
去年は、福島の方の鍾乳洞に行きました☆
犬を入れたがる人はここにもいますよ!!
一緒に入りたかったのですが、当然ダメ。
でもワンちゃん預かり所がありました☆
そこでお留守番でしたね~~(T_T)
箔ちゃんも、キモチよかったでしょうね♪
うらやましいです☆
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ギョンさん♪ (白黒茶々)
2009-08-03 23:57:21
鍾乳洞は体にいい涼しさなので、夏に行くととても快適です。
福島のほうにもいいところがあるみたいですね。果たして、ハル君は鍾乳洞ではどのようなリアクションをするのか、私も気になるのですけど、そちらの鍾乳洞はワンコは待機しなければならないみたいですね。 こちらの地元の、奥浜名湖にある竜ヶ岩洞も同じようなシステムになっています。

今回の鍾乳洞は、箔も含めた男衆には快適だったのですけど、箔母さんにとっては薄気味悪かったみたいです。
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Unknown (パティぱぱ)
2009-08-04 01:18:50
さすがは箔くん!
鍾乳洞っていうか、穴ぐらに入れるんだ!
根性あるなぁ。
パチはダメですよ~。
交差点の地下道も怖くて入れません(苦
ワンコが大らかだといろんな所に行けていいですね~。
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涼感たっぷり! (モモママ)
2009-08-04 21:54:50
>対向車が来ないかドキドキする
道の先にはワンコと入れる鍾乳洞ですか。涼しそうです。とっても興味あるけど、洞窟では犬と小母さんの二人連れは心細いね。やっぱり家族連れで「かえる!」と叫びながら歩きたいです。
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